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生徒2名がオンラインTV面接に挑戦して急成長(2017年02月10日)

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生徒2名がオンラインTV面接に挑戦して急成長(2017年02月10日)

生徒2名がオンラインTV面接に挑戦して急成長(2017年02月10日)

去る2月1日(水)、そして本日の10日(金)、スーパーサイエンスコースの生徒が各々、リバネスの中高生向け研究費の申請へ応募し、ヒアリングをスマホの通信アプリ(二人はSkypeを選択)で遠隔TV通話システムで受けました。二人とも始まる前までは緊張していた様子ですが、指導教員の私は敢えて席を外し初めての体験を二人にして貰いました。

その結果、二人は口を揃えて、オンライン面談が「楽しかった! 緊張して損した。」と語るのです。驚きました。

しかも、この経験を通じて、二人とも将来の願望や目標がハッキリしたと言うのです。そんな仕組みは既存の学校教育課程の、どこにもありません。驚くべき教育効果だと思います。私は確かに生徒と決めたテーマに沿って探究学習を進め、各種の研究発表の場まで持ち込みました。しかし、この自分たちが行った研究結果に基いて研究を先へ進めるために、こんな物品が必要となる旨を意思表示する行為の中に、これほどまでに生徒の背中を押す力が潜んでいようとは想いも寄りませんでした。

考えるに、生徒と教員、生徒と生徒・・と言った今までの関係にリバネス職員(理系研究者)という第三者が加わったというだけで、生徒たちが飛躍(ブースト)してくれたことを実感しました。これは「魔法の力」だと言わざるを得ません。これに私は研究費の金銭的な価値など遥かに超越した効能を実感できました。感謝したいと思います。

そう言えば以前、堀川高校の公開日にお邪魔して、探究基礎委員会の生徒二人に「堀川高校へ入学してから成長できたと実感したのはいつか?」を尋ねたことがありました。二人は少し考えた後、口を揃えて「自分の研究テーマを見つけた時です。」と、伴に気づきに喜んだ感じで答えてくれました。その時の光景とダブって、私には感じられました。

人が成長するには理由があり、具体的「秘訣」があるようです。それを教育デザイン室長として、私は掴んだ気がします。その人が心から興味を抱いて探究したいという特定の課題_それがあって初めて、学校での学びが活きてきます。多くの人にとって一つの課題に集中するのは、偏った学びだから「危険」に見えることでしょう。実はその誤解こそ、思わぬ落とし穴でした。人は偏っていると自覚しているからこそ、不足を補おうとするダイナミズムが生じます。仮に全てを均等に学んだら、平らに保たれた水盤の水のごとく、流れる動作も起きません(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

❏ 岩田祐樹くん(2年生)の気づき 今日の午後四時から、応募していたサイエンスキャッスル研究費のオンライン面接がありました。オンライン面接というのは、スマートフォンを通して遠距離で行う面接のことです。いくつかのアプリから選択できたので、僕は「スカイプ」というアプリを選びました。全体は30分ほどで、その中で自分の研究のプレゼンテーションと質疑応答が行われました。僕の場合、手元に実際のヘドロ電池があるので、それらと紙芝居のような説明用ボードを併用して説明を進めました。

今回感じたのが、説明という一方通行なことをするよりも、双方向での質疑応答の方が楽しいということです。そして面白いことに、「研究をしていて一番面白いときはどんなときか?」、「将来自分がしたいことは何か?」など、聞かれたことがとてもタイムリーでした。なにしろ、一番の面白さは一昨日、将来の目標は先日の火曜日に自覚したばかりなのですから・・。偶然かもしれませんが、僕は自身の何か流れのようなものが動き始めたように思います。因みに、僕が今一番面白さを感じるのは、「失敗から解決へ向けて試行錯誤する過程」です。そして、その延長で何かを達成したときに、一番喜びを感じます。

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画像・左:オンライン面接中の岩田くん 同・中:実験装置MudWattのブリンカー基板部を見せながらのプレゼン 同・右:河脇凌くんがオンライン面接のプレゼンに用いたボード(ラボメイトに披露中の様子) ※岩田くんの画像は実際のオンライン面談が終了後に撮影した"再現"画像です。緊張しているホンバン中に生徒を撮影するのは、余りにも気の毒でしたから・・。

付記:岩田くんからのコメントを聞いて、私には思い当たることがあります。以前、高専で研修旅行に参加しない学生が後輩たちに自分の研究課題を例に出し、後輩たちに助言する授業を体験してみたいとの申し出あり、私はそれに応じたことがありました。その結果、彼は説明を聞く側である後輩たちの反応のなさに驚き、想像を絶するストレスを感じたと言うことです。彼は「自分は、教員のような孤独な仕事はできない。」とも証言してくれました。このことは、教員は実は授業を当たり前のようこなしていて内実、強いストレスを味わっている可能性を示唆していると思います。欧米の学校では必ず授業の途中、ペアやグループでの討論を織り交ぜたり、受講生と教員との間で"双方向"での対話を組み込む授業スタイルが主流です。単調さを軽減するだけでなく、教員の受けるストレスを緩和する工夫の跡が伺えます。教室内の空気を刷新し、快活な雰囲気に仕向ける秘訣だろうと思います。

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