教員自身が「引き出す力」を満充電!(2017年08月08日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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教員自身が「引き出す力」を満充電!(2017年08月08日)

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教員自身が「引き出す力」を満充電!(2017年08月08日)

教員自身が「引き出す力」を満充電!(2017年08月08日)

スーパーサイエンスコース(SSC)担当の竹内です。いつも生徒に何か "光るモノ" の片鱗を探して、どうにか "引き出す" 活動に邁進しています。時には、生徒から学ぶことだってあるので、それは予期せぬ無上の喜びとなります(例えば、生徒が勝手に始めた行動など)。

しかし、トータルで見たならば放電量が多いのでしょうか、自分でもエネルギーが枯渇気味であることを体感していました。それは単純な肉体や精神の疲れとは明らかに異なり、無意識に "人と出会う" ことを渇望していた(心の声で・・)のだろうと思います。先日、Facebook上で神戸・三宮で小規模な集会を持つとの呼び掛けがあり、予定を工面しながら今日の午後、出掛け、パワーアップしようと試みた結果、目的を果たせました。

主催は、クロス・ジャマールさん。"脳科学教育(育児)コンサルタント"です。CELTAと呼ばれるケンブリッジ大学の英語教授法を資格を持ち、インターナショナルスクールでの教員歴があるそうです。私もバンコク(ECCタイランド)など、海外で日本式の英語科教育とは全く別モノのレッスンを受けたことがありますが、徹底的に「引き出される」形の教育です。CELTAはさらに徹底して "教えない" で、"引き出す" 原則。それでもダメなら生徒同士で "気づき" を誘発させる。この種の仕掛けが、教育手法にふんだんに盛り込まれているのです。

私が無意識に "教える" スタイルを敬遠してきたのは、海外の英語教授法に触れていたことが底流にあったのかも知れません。自分の中に、そんな "見えない支柱" があったことにも今日、気づかされました。

今日、学校教育で重要視すべき人間の脳力を4つのカテゴリーに分け、その優先順位を議論しました:1)未来志向性行動力(自分の発意に基づき、ワクワクする状態)、2)人間関係能力(人と人を仲裁したり、交渉したりする力)、3)流動性能力(いわゆる地頭のこと、記憶力や頭の回転の速さなど、IQで測定できる対象)、4)結晶性能力(教科の知識や各種の技能)。以上の項目では、ここで列挙した順序に優先すべきだとクロスさんは語ります(私も同じ意見でした)。

従来、日本の学校では優先順位が逆転していました。おそらく「授業」や「試験」のフォーマットと合致していたからだろうと思われます。その結果、学業「成績」が偏って評価されてきました。今までの学校教育が的を外していたのなら、それを反映して社会が歪んでいったのも当然の帰結です。

当コースでは、生徒一人ひとりの "好奇心" を刺激し得る最適化した "探究課題" を選んで貰います(本人に希望がない段階では教員が提示しますが、合わない場合は即、修正します)。次に、今年度になって軌道に載ってきたのですが、グループ内で経験値の差から来るダイナミズムが生じているので、先へ進む者が後から来た者を引っ張り上げる工夫をし始めてくれています。これは、一人ひとりの課題が異なり、ゴール(進路)も異なることで無用な競争を回避できるため実現します(従来の教室が「競争」を成長の原理にしていることと大きな違いです)。流動性能力は、生徒たちを観察していると "閃き" や "気づき" など明らかに質と量の両面で向上していくことに気づきます(その都度、「みんな上達してきてない?」と生徒らと確認し合っています)。

最後が、知識や技能です。ビリで十分です。私は明言します。生徒らに対して「知らないのか?」とか「できないのか?」と言った覚えはありません。そんなコト、いずれ身につくことが当たり前だから問題にする気にもならないのです。それを、今までの学校は後生大事に問い、生徒を追い込むばかりか、何が大切なのかを誤解させてきました。最も身につくのは必要性を自覚した時です。それをいつ使う時が来るのかわかりもせず、どうして本気で準備ができましょうか? 下手をしたら一生、使わないで終わるかも知れませんのに・・注)。

私が悲しいのは生徒が「知らない」とか「できない」ことで「自分はダメだ。」と思い込んでしまっていることです。なぜ前途ある人に「呪い」を掛けてきたのか、と私は問いたい(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

注)運動能力とか感覚能力(絶対音階に代表される)を身につけるには、習得可能な臨界期があると言われています。そのような特殊な項目に関しては、その限りではありません。

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画像・左:クロス・ジャマール氏のアメブロ・トップページ、同・中:集まった5名を相手にコーチング中のクロス・ジャマール氏、同・右:集合場所となった神戸三宮界隈の景色(ポートライナー改札前)

付記:今日の集会では「エフィカシー」も話題となり、「自信」と「自己評価」の違いを識別する目も養いました。結果的に、「自己評価」には他者を意識した評価も紛れ込んでいる可能性があり、ホンモノの自信は(他人がどう言おうが関係なく)自分主体で考えた状態で築かれるようです。かつて私は「上みても、下みてもキリない」から、自分が入れる高校や大学で「縁があったもの」として受容しようと決めたことがあります。だって、自分自身の中に他人の価値観が入り込むなんて、どう考えても不合理じゃないですか?(竹内記

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