通信制高校ルネサンス高等学校

いただきますの由来

ルネサンス大阪高等学校

いただきますの由来


いただきます

皆さんは、食事の前に「いただきます」と言えていますか。他の国々では、「いただきます」という言葉がないそうです。しかし日本人は昔から「いただきます」と言ってきました。それはなぜでしょう。私と次のような稲と神様のお話をすることで「いただきますの意味」を考えてみてはいかがでしょうか。

遠い昔のおはなしよ

天の上から神さまが私たちの国へ降りてこられるとき

太陽の神さまから神聖な稲を授けられて

「この稲をそこに住む人々の食べ物としなさい」と言われたの

地上に降りられた神さまはその言葉どおり稲を大地に植えると

その稲穂は豊かに実ってたくさんのお米となり

それからずっと私たちの国の大切な食べ物となったということよ

この神聖な稲をご先祖さまは今まで大切に受け継いできたの

でもね、稲を育てるのは本当に苦労が多くて

お米ひと粒は作った人の汗ひと粒と同じ重さと言われているの

それでも真心こめて育てても少ししか実らないこともあったから

「稲が無事に育ちますように」って神さまにお願いするの

そして秋のおまつりには

「たくさんの稲穂を育ててくれてありがとう」って感謝するのよ

太陽の神さまから頂いたまばゆいばかりの日の光

大地の神さまから頂いた豊かな土の栄養

そして水の神さまから頂いた清らかなお水

人の力だけでは決して作ることのできない

これらの恵みをいっぱいに受けて稲や野菜たちは育っているの

そして動物たちもその恵みを受けて生きているの

もちろん私たちも稲や野菜や動物たちのいのちを食べることで

この「自然のいのちの恵み」を受け継いで

私たちのいのちにかえて生きているのよ

だからごはんの前には、この「自然のいのちの恵み」を思い浮かべて

ありがとうの気持ちをこめて

こう言うの・・・

「いただきます」って

                鎮守の杜⑰

          神道青年近畿地区連絡協議会より(一部改定)

追記:もうすぐ春ですね・・・

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