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英語教育改革(私塾界、主催)セミナーへ出席して(2016年07月12日)

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英語教育改革(私塾界、主催)セミナーへ出席して(2016年07月12日)

英語教育改革(私塾界、主催)セミナーへ出席して(2016年07月12日)

グランフロント大阪のカンファレンスルームで開催された(株)私塾界主催「英語教育改革とグローバル人財育成について考える」と題するセミナー(リーダーズフォーラム 2016大阪)に招待枠にて参加できましたので、概要並びに感想をご報告いたします。

3部構成で、要約ごと教育デザイン室長としてコメントしておきます:

1. 新しいコンセプトの英語塾から世界のトップ大学へ AIC.NZ.Ltd. 桑原克己代表と(株)浜学園・藪孝昭経営企画室長(対談)

 鴎州塾がニュージーランドに開校したインターナショナル学校(Auckland International College, AIC)は、海外の名門大学への合格実績をデータで示しています。 延べ人数で入学許可数(Offer of Placeで、条件付き入学許可 "conditional offer" 含むと推定)で表示されています。私の前任校の呉高専で姉妹校の日本校(AICJ)の中等部から入学した学生と出会っていますが、IB校としての真の輝きを見せてくれるのは、旧態依然とした日本の大学受験体制が改まるこれからに期待すべきかも知れません。一方、"AIC Kids"という小学生向けの英語塾を広めることで、英語媒体のグローバル教育を授けるための"土壌づくり"が進めていると推察されます。AICが10年以上の歳月を掛けて蓄積したきた資産は、日本の大学と異なる英米の大学のポリシーの違いと人を送り込むノウハウ、そして同窓生(alumni)との信頼関係を築く人的ネットワークでしょう。海外へ出なければ掴めない文化です。

2. 英語教育改革のコンセプトと今後の展開について 文科省初等中等教育局 国際教育課 教科調査官 向後秀明氏(基調講演)

日本の英語教育の現場では、英米文学と英語教育を混同してきていましたが、同氏は公立高校教諭、県教育庁教育指導主事など現場で教育経験を積んだ上、文科省直轄の国立教育政策研究所へ起用されています(最近の文科省に多い人事です)。初代文部省英語顧問の名を冠したパーマー賞(語学教育研究所)を平成19年度(2007年)に受賞しています。パーマーは来日して5年目にして「日本の英語教育では英語を使えるようにはならない」と嘆いたと伝わります。私自身、彼の残した本に16歳で出会い、学校英語とは異なる英語の学び方を実践し、曲りなりにも国際協力や海外留学に耐えられました。日本人は英語教育を受けたことがないに等しく、私は「日本人は英語を教わったことがないのだから、できなくても当然です。」と明言しています。お立場上、発言できる内容に制限もあるでしょうが、このような優れた人材が教育行政で陣頭指揮を執っている時代に感謝したいと思います。

3. 英語教育改革によりグローバル人財は育成できるのか 大阪府教育庁 市町村教育室小中学校 指導主事 高谷陽子氏ほか

基調講演を行った向後調査官の他、聖母被昇天学院中高(アサンプション国際へ校名を変更)の江川昭夫校長、(株)成基の佐々木裕子専務が登壇し、4名でパネルディスカッションが行われました。大阪府教育庁(大阪府教育委員会事務局)の高谷主事から大阪府が推進しているフォニックス理論に基づいた英語の早期教育の教材も実演されました。フォニックスの有効性は橋下徹前市長が押していて、日本のフォニックス英語教育の草分け松香洋子氏が起こした私設研究所が前身となる(株)mpi と共同開発してきた模様です(私自身も、教授法改善のため商品購入したことがあります)。英語を聴き取れる"耳づくり"を早期から用意してあげることは、必要な措置であることは確かな事実です。ただでさえ、わが国の外国語教育の開始時期は近隣アジア諸国と比べ遅く、初等教育へ英語教育を導入する意思決定も10年間は遅れています。もはや埋められない溝を生んでいます。昨日も路上で中国人一行にドンキホーテへ行く道を尋ねられました。言葉が通じれば、安堵の表情を浮べてくれます。

私立中高一貫校では、生き残りを掛けて有力教員のスカウトが相次いでいます。聖母被昇天学院でも「21世紀型教育」を掲げ、関東の私学から英語イマージョン教育の推進役だった教頭を校長に迎えて、校名まで刷新しての臨戦態勢です。来るべき未来社会が従来型教育では乗り切れないことを予測しての措置です。そのため私塾界が動き出したと言えましょう。尤も、英語教育の失策が日本の学校教育では重圧となってきた上、その改善策も取りやすい教科です。大阪を拠点にリソースが集まってきた潮流を歓迎します。会場後部で、レゴ・マインドストームを用いた工作及びプログラミング教材を導入した試みが実演されていました。教育産業界も、突破口を模索し始めたことは明らかです。

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画像・左:私塾界スポットPR、同・中:屈指の進学校へと成長したAIC(ニュージーランド本校)の進学実績表、同・右:アサンプション国際中学校高等学校の新パンフレットから一部を抜粋

付記:パネルディスカッションで漏れていた論点が一つあります。それを追加して締めくくります。それは、英語教育が本格化すると、学習者の思考や性格も変わってくるという事実です。言葉を実践的に習得していくと、著しく"化学変化"を起こします。その変質を体感できないうちは、外国語が実用レベルに至らない状態であることの証しだと思います。英語教育の改革が効力を発揮すると、言語活動を通じて学習者の生き方や職場環境(書類削減)、日本社会を覆う閉塞感が一掃されるものと、期待されます。日本の良さを温存したまま、会議が"空転"しては無に帰する徒労感も解消されます。

謝辞:(株)私塾界/全国私塾情報センターの関係者には、このような情報交流の機会へご案内して戴きましたことを感謝いたします。組織の大きな学校と比べ、フットワークが遥かに軽い私塾業界の動向に、大変革を迎えるこの時期だからこそ、注目して行きたいと思っております。

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