卒業生の声「繋がりの森の見つけ方」(関西学院大学・理工)(2016年08月03日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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卒業生の声「繋がりの森の見つけ方」(関西学院大学・理工)(2016年08月03日)

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卒業生の声「繋がりの森の見つけ方」(関西学院大学・理工)(2016年08月03日)

卒業生の声「繋がりの森の見つけ方」(関西学院大学・理工)(2016年08月03日)

今春、ルネサンス大阪高校を卒業し、大学(関西学院大学理工学部・物理学科)へ進学した森田夕月(ゆづき)くんが先日、大学の定期試験を終えた後、理科室に立ち寄って大学入学後の近況報告に加え、中・高生時代の手記を手書きで書き残してくれました。文字はワープロ入力し、スーパーサイエンスコースのリポジトリ(電子書庫)内に新しく『紀要Bulletin』ホルダーを設け、収録していくことにしました。彼の手記『繋がりの森の見つけ方』を原文のママ掲載し、編者(竹内)が挿絵を挿入し若干、読みやすくしました。

夕月くんは、健康上の理由から出席日数位が満たせず卒業も見込めないという判断で3年生の秋も深まって、緊急避難的に大阪校へ転校してきました。そうでなければ、元の高校を問題なく卒業して、大学進学できたはずです。その意味では、純粋に大阪校で育った生徒とは言い難い想いが正直、あります。しかし、こうして卒業した母校へ立ち寄って、近況報告して戴けたことは、単独で卒業資格を授与できる一条校(学校教育法の第一条に規定する条件を満たす校種)として役立てて貰えたのか、と嬉しく思います。後輩のために、その場で手記まで書き上げてくれて、どうもありがとう。

教育デザイン室長として私が夕月くんに尋ねたかったことは、高校での学びが大学でどう活かせるかという「高大接続」問題です。ずばり、彼は自分は何の問題もないと言い切りました。しかし、塾で良い成績を修めてきたはずの同級生の中には、大学の学びに適応できず苦労しているようだと語ります。その違いは、受験勉強中も「自分で考える」ことを励行してきたか否かに起因するようです。詳しくは、別掲した手記の全文を是非、読んでみて下さい。大切なコトが書かれていますから・・。

ある時、塾でアルバイトしている彼がこんなことを突然、言い出したので驚いたことがありました。「せっかく、ボクが"考え方"を教えているのに、他の人が問題の"解き方"を教えてしまうから台なしなんです!」と。この言葉は私には意外に響きましたが、彼の手記を読んで納得が行きました。夕月くんは合格するための勉強ではなく、ホンモノの勉強をしていたからです。私は、高専の教員時代に同僚の物理学の教員からこんなエピソードを耳にしていました。物理の単位を落とし、退学処分になる学生を追跡調査したところ、「例外なく塾へ補習に行っていた」ということでした。塾はとかく目先の成績向上を目指しますから、問題の解法テクニックを教えることをもって教育したと錯覚してしまうことも無理ありません。が、原理原則の理解を求められる高専や大学のような高等教育には、小手先の技など、通用しないのです。今後、大学入試改革が進むと、自ずとこのような弊害は解消されていくことと思います。その分、高等教育機関へ橋渡しをする高校側の"マインド・セット"の刷新も求められていくことになります。ただ「やりましたから」で済まない時代になってきたのです。

大学の授業では、教職課程の科目で既に認知心理学を踏まえた講義(善明宣夫教授)が始まっているそうです。同時に、アクティブ・ラーニングの趣旨に沿ったプレゼンテーションと討議中心の演習もスタートしているそうですが、学生が積極的に質問を仕掛けないため討議が進まない現状がある模様です。日本人学生が質問下手なのは、私も承知していました。何しろ"黙って話を聴く"ことが美徳であるとする教育を長い間、受けてきました。海外の学校では積極的に発言しないと「授業に参加していない」と見倣されますから、大きな隔たりが厳然としてあるのです。文科省は、小・中学校からアウトプットできる人材を育成するようなテコ入れをしていくことでしょうから、ちょうど間に挟まる今の高校生と大学生が古い教育体制のまま社会へ出て行くことになりますので、就職時や実社会へ出る頃までには何らかの点で補填する必要があり、高校の在学生たちへの配慮も必要になるでしょう。

スーパーグローバル大学に指定された京都大学・大阪大学・関西学院大学は「高大接続」で連携することを発表しました。グローバル化への即応(グローバル・アカデミック・ポート)が評価された模様です。入試改革面で旧態たる受験英語からの脱皮策(GTEC CBTの採用)も勝因の一つでしょう。

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画像・左:関西学院大学理工学部のウェブサイト、同・中:森田夕月くんの手書きの手記、同・右:同大学で開催された高校生が参加した研究発表会"Sci-Tech Research Forum"(昨年度の実施記録

付記:近年、分野を問わず大学単独で主催する高校生を対象とした研究発表会の類が雨後の筍のように目立ってきています。過去に受験技術の達人を求めてきた時代の終焉と、大学(実社会)が才能の萌芽を求め出した兆候を告げるように感じます。

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