関西学院大学説明会にみる「高大接続」状況(2017年06月13日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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関西学院大学説明会にみる「高大接続」状況(2017年06月13日)

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関西学院大学説明会にみる「高大接続」状況(2017年06月13日)

関西学院大学説明会にみる「高大接続」状況(2017年06月13日)

昨日(12日)、関西学院大学の教員対象説明会(西宮上ヶ原キャンパス)へ参加してきました。2年前に遡ること、筆者は「高大接続改革フォーラム」へ出席した前後、関西学院大が「スーパーグローバル大学創成支援」に選ばれていたので注目しました。そして今回、文科省からの大学入学者選抜改革推進委託事業5分野の中で、①人文社会分野;国語科(北大が担当)、②同;地理歴史・公民(早大)、③理数分野(広大)、④情報分野(阪大)、そして難度の高い、⑤主体性等分野(関西学院大)を、同大が拠点校としての取り組むという重要な役割を担っていた事情が報告されました。核心へ迫った改革の中でも、際立って画期的な進展です。

「主体性等」とは、新しい時代を乗り越え、新たな価値を想像していくためには知識量があるだけでは不十分で「真の学ぶ力」を育成する必要があるとの将来展望に鑑み、学力の三要素の中で最も不確かな「主体的な学習意欲(主体性、多様性、協同性)」を涵養し、評価するシステムの開発となります。日本の命運を左右する案件に係る最新の情報が、同大・高大接続センター学長特命の山田高幹・課長補佐からもたらされました。

教育デザイン室長として着目したのは、電子ポートフォリオ(ePF)の導入です。その骨子は、高校課程を通じて生徒が記入ー管理ー回顧することで、達成感が次なる意欲を誘導する仕組みが盛り込まれた点です。私の知る限り、「人を序列化する」日本の教育で初の「人を成長させる」エンジンが装着された方策と評価できます。

これで、従来の「教える人=教員1人」と「教わる人=生徒多数」の強固な固定観念の壁が突破できます。両者が対峙する緊張関係は学びを妨げ、能力を引き出せなかった原因です。教員の役割を補填するのが、①級友(同級生)、②校友(上級生・下級生)、③先輩(卒業生)、加えて様々な、④地域住民(NPO法人及び企業関係者)、⑤メンター及びアドバイザー(大学特任/名誉教授、院生ティーチング・アシスタント)らが控えます。そうです。成長がめざましい生徒には、果たしていったい何人もの応援団が背後についてくるのでしょうか?

密室で得点を競うのでなく、多様な人との関わりの中で人が成長して行けば、目を細めて生徒を送り出す他に何ができましょう? 送り出した先(進学先や就職先)で生徒が喜ばれたら、どれだけ労が報われるでしょう? そのような正のフィードバックが掛かるデザインが従来の教育には盛り込まれていなかったのです。解き方を覚え、成績を上げても、上級学校に合格するまでの手段であり、達成した途端に陳腐化してしまいます(工学系大学教授から疑義も出ようが、高校の物理・数学は大学のそれらと別物であるという見識も傾聴に値します)。

この ePFのβ版が、この秋(9月以降)にリリースされ、一般に無償公開されるそうです。すると、例えば高1でコンテストに応募し、高2でボランティア活動を実践し、高3で研究発表したり・・いう具合いに生徒が各自で目標を設定し、課題を実行し、成果を振り返る・・という実あるサイクルで各自で成長を実感し、将来を見据える効力感が満たされます。教員は他のアドバイザリーメンバーと協同し、生徒を支援すれば良いのです。その結果、教員も生徒と伴に成長し続けることに疑う余地がありません。この教育方策が秘めた有効性を、明確に確信できるものです(文責:スーパーサイエンスコース担当教員・竹内 準一)。

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画像・左:説明会会場でのオープニング画面(開場直後)、同・中:キャンパスツアーで中央奥の時計台を臨む中央芝生と西洋風のフットパス、同・右:図書館塔(構内随所に "Mastery for Service" の標語が目につく)

付記:この方向性に沿えない生徒や学校は、どうなるだろうか? 従来の正答を点数化していく評価方法と二極化することになるであろう。学びを単に「辛いもの」だと決めつける固定観念こそ、前世紀の遺物なのではなかろうか? 人間の脳では安全回路が作動し、センサーの感度を鈍化させるだけでなく、目的達成したら自動停止する。人間、我慢も大切だとする向きにはまず効力感を先に与えるべきと指摘したい。順序を間違えれば、無力感に終わる。その方策なら既に十分、実証済みである。日本に欠けているのは、人を伸ばす方策だ(竹内記)。

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