高校生が持つべき「発言力」&「論述力」(2017年09月03日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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高校生が持つべき「発言力」&「論述力」(2017年09月03日)

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高校生が持つべき「発言力」&「論述力」(2017年09月03日)

高校生が持つべき「発言力」&「論述力」(2017年09月03日)

教育デザイン室長の竹内です。日本の高校教育課程は「生徒を成長させる」ために必ずしも最適化したデザインになっているとは言えません。日本が貧しかった時代(村に駐在さんしか学のある者がいなかった頃)に国民の教育水準を上げようとしていた時代の名残りを留めます(今や筑波学園都市なら保護者となる両親が揃って博士号を持つような時代に・・)。

通信制高校は当初(昭和30年)、通信課程で高卒資格を授与できるようになりました。当時は働く勤労青年への支援システムとして発足したものです。それが今では、既存の学校に適応できない不登校/中退者の救済手段としての役割に転じてきています。

本年7月、「広域通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議」が審議をまとめた報告書(文科省、教育制度改革室)を通読すると、冒頭と末尾に注目すべき内容が書かれていました。冒頭では、通信制高校に学ぶ生徒の肉声が証言として掲げられています。つまり、既存校で"居場所"がなかった生徒たちが救われている実態が克明に記されていました。

通信制高校の存在を温かく認めてくれた姿勢が滲みます。また、末尾は、「通信制高校の生徒たちが、母校に誇りを持ち、胸を張って学ぶことができるよう(中略)生徒たちの教育に積極的に取り組んでいくことを期待する。」で締め括られています。今や18万人が学ぶ通信制高校が果たす使命を果たして欲しいとの、熱いエールを感じ取れます。

求められているのは、①生徒への個別対応、②学校やコースごとのカリキュラム・マネジメント(主体的・対話的で深い学び)の実現、③社会へ橋渡しする進路指導の充実、④教員のスキルアップ、⑤外への情報発信の充実などがあります。

スーパーサイエンスコースでは、探究学習(及び是正する意味で、創作学習で補完)を中心に据え、既存の学校に不適合な生徒の中に固有の突破口(興味の中心)を見つけ、成長に向かわせる策を講じています。全体から一律に入る(平準な)学びが向かない生徒には、特殊な切り口から入る(偏った)学びが適合しているからです。この通常と真逆の方向性で生徒を指導していくと、教員自身も学びとなって、鍛えられていく実感が持てます。

ここで重視しているのは、生徒が自分の意見を表現できる「発言力」、そして文章に書き記す「論述力」です。それがスムースに実現するため各種のプログラムを用意しています(例えば、研究発表会等へのエントリー)。それを補完するため、インタビュー動画を作成したり、原稿起しをしてコミュニケーション脳力を養い、文章化する訓練を実践します。少子化の時代には、大学入試選抜への皮相的な対策より一生涯役立つ基本スキルの育成の方が重要であると考えています(一部の大学入試では、既にその方向へのシフトが始まっています)。

競争原理を使って入試選抜を煽る方策、過重な宿題を課すことで管理する方策・・これらの旧式な教育方策には陰りが見えてきています。米ハーバード大学のトニー・ワグナー氏は、著書『未来の学校』(玉川大学出版部)の中でテストで進める教育に限界があると指摘しています(彼自身がレポートする動画も公開されています)。

発話力は、近年の質疑応答を重視する研究発表会、ネットを介した遠隔面談、施設見学などコースに最適化した対象を厳選することで、具体性のある話題(見たこと、やったこと、会ったことなど)が共有化できます。これがないまま「何か話せ!」と強いる方に無理があるのです。論述力(文章を書く力)も同様です。自作の動画から原稿を起したり、既製の動画を使って文章を起こす訓練をすることは、かつて私自身でテレビで放映された特集番組の文字起しを試みたことがあり、今でも内容をハッキリ覚えているほど効果的でした。聞くだけとは雲泥の差があります。真摯に探すと、無限の可能性が見つかるでしょう(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:マイクロソフトのワープロWordが備えている「校閲」機能(プルダウンし、変更履歴の記録をオンにする;欧米の大学では、この機能を駆使してレポートの添削指導する)、同・中:無償公開されている動画の例("WAOサイエンスパーク"から広島大学・長沼毅教授のインタビュー記事)、同・右:トニー・ワグナー著『未来の学校』(玉川大学出版部、2017年)の表紙。

参考サイト
フィンランドの学校教育システムに関連した以下の動画が見つかったので紹介しておきたい:

1)Finnish Lessons: What the World Can Learn from Educational Change in Finland(大学での講演)

2)Learning to Teach in Practice: Finland's Teacher Training Schools(フィンランドの教員研修)

3)Typical Finland Classroom(フィンランドの教室風景)

Youtube上で日本の学校が紹介されています。米ニューヨークの小学校との交流のために制作された模様。
給食当番と掃除当番は日本独自です! 字幕で、給食当番が"lunch duty"だと視聴しながら照合できます。

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