サイエンスコース来季の研究プロポーザル(2018年02月14日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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サイエンスコース来季の研究プロポーザル(2018年02月14日)

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サイエンスコース来季の研究プロポーザル(2018年02月14日)

サイエンスコース来季の研究プロポーザル(2018年02月14日)

サイエンスコース担当の竹内です。昨日までに、当コースの来年度に着手する新たな研究プロポーザルが出揃いました。新1年生(現中3生)も含め、新たな陣容でスタートします。一方、AO入試で進路もいち早く決まり次の目標を意識している現3年生にも、今年度一杯まで活躍して貰うつもりで、大詰めの3月29日まで研究発表の場(IBLユースカンファランス)をセッティングしてあります。カンファランスには4件を出展予定で、その中にはカンファランスとして初の文系ネタで、福田夏綺さん(現2年生)がチャレンジします。同カンファランスを主催する京都大学・大学院生の蒲生諒太氏によると、昨年も文系にも門戸を開いていたそうですが、実際には人文・社会系からの応募はなかったそうです*。

* 課題研究(Inquiry-based learning、IBL)は自然科学だけでなく、あらゆる分野・領域に対し適用が可能。

(1)新しく始まる研究プロジェクトの紹介(わかりやすいコードネームで表記)

『ビル谷の風のナウシカ』現1年生の中辻潤くん(1月1日づけ編入)が担当する風力発電がテーマです。潤くんは昨年、単身で九州大学の構内に設置された風レンズ付き風力発電装置を見に行ったほどの行動派です。梅田のビル風を微気象観測し、観測データを空気の塊(セル)の移動を考え、流体の移動解析をExcelのセルに置き換えて高校生でも扱える流体力学の入門を目指します。

『メロシラ物語』プレスクールに来ている現中3生のHさんが挑戦します。珪藻が褐藻と同じ有効成分(フコキサンチン)を持つのでサプリメントとして有望(『舞昆のこうはら』鴻原森蔵社長談)という点に着目しています。申請に前後して、国家プロジェクトが公表されました。違いは珪藻が海産か淡水産です。それ以上に、手漕ぎボートと巨大タンカーほどの格差もありますが・・。

『セルカリア秘密の旅』プレスクール参加中の現中3生のAくんが代表となり、チームを結成しました。昨年末、巻貝のセルカリア(第一中間宿主の巻貝から魚など第二中間宿主へ泳いで移動)に遭遇しましたが、この発見を来月、陸水学会近畿支部会の研究発表会で口頭発表します。巻貝を飼育しないと実験ができないので、食性や生態調べから始めます。高校生に向いたテーマです。

各テーマを遂行していく過程で独自に開発した実験手法など、動画で記録・編集していく方針です。その総監督を現2年生の後藤大空くんが担うことになります。同じく成果を発信・普及する場面では福田夏綺さん(現2年生)の力を借りていく方針です。研究成果を発信する際に、教材キットのパッケージデザインとか絵本(例えば、珪藻のメロシラ物語とか寄生虫のセルカリア秘密の旅など)で新しい科学ジャンルの開拓(既にリバネス・花里美紗穂博士が試みた新境地)に絵心のある高校生は力を貸して貰いたいと思っています(かつて『うんこのできるまで』という奇抜な科学絵本も世に出ました)。

(2)卒業していく3年生から在校生への引き継ぎIBLユースカンファランス参加)

1.英語絵本を通じた英語学習法の提案 いきなり英文を読まず、絵本の絵だけをよく観察して内容を推測し、英文として記述された内容と照合していく読み方の提案です。これは、現地の子供や海外で英語で生活を始めた外国人に共通する自然な認知手法である点に着目した発表です。新3年生の福田夏綺さんから新1年生Hさんへのバトンタッチです(神戸女学院大学の絵本翻訳コンクール応募活動も同様、継続します)。

2.淀川の干潟底泥を使った微生物電池 自然エネルギー利用というESDの取り組みというカテゴリーで、卒業していく岩田くんからビル風利用の風力発電に取り組む新2年生の辻中潤くんへの引き継ぎです。特に、ポスターを英文で制作し、英語で発表する場にします。

3.コルポーダ休眠シストの教材キット 試供品(β版)まで持っていった教材を商材化まで目指します。これは将来、巻貝のセルカリア(経皮感染を引き起こさない安全な種類が対象)も実験観察キット化が見込まれることもあります(ペット用の巻貝は生体が通販で流通している)。市内のバイオ専門学校へ進学する河脇凌くんと新人のAくんがペアを組みます。

4.河川を流下する水生昆虫の脱皮殻 流れている河川水にネットを浸すと脱皮殻と一緒に流下藻類としてメロシラが捕集されますが、これが室内培養のタネとなります。流下中に脱皮殻は微生物分解に晒されますが、メロシラの糸状体は河川を流下中も光合成し続けながら河口域まで到達していました(昨年の大和川の干潮域での調査結果から)。昆虫学を専攻する新保くんとメロシラ大量培養を担当するHさんでペアを組みます。Hさんの研究課題(珪藻の増殖を促進する随伴細菌)では英語の文献しか見当たらないので今後、英語運用力(英語を"道具"として使う力)を強化する方策を試みます。

以上の体制で、来年度のコース・デザインを進めていく準備をしています。人員が増えた時は、その都度、取り組みを探して工夫して行きます(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:説明用フリップ及び要旨原稿、同・中:面談を終えての集合写真(嵌め込み画像はフコキサンチン標品;「舞昆のこうはら」社長提供)、同・右:新規加入メンバー及び理科室のマスコット役TED(景品版)

謝辞:研究費など外部資金を調達するためには、当事者が課題をアピールする申請書を書き、熱意をアピールする必要がある。リバネスでは中高生向けにこのような応募スキームを用意してくれているので、自分の意思で申請し、研究指導を受ける権利を獲得する経験を積むことで生徒の自主性が育まれる仕組みがある(サイエンスキャッスル・リバネス賞)。中でも、日本財団と共同実施するマリンチャレンジ・プログラムはチームで地区ごとに参加する全国大会に繋がるトーナメント方式であるためグループの雰囲気づくりにも一役かってくれたことを実感している。昨年度はサイエンスコースの3年生3名がリバネスの支援で大きく飛躍し、希望する進路決定を実現する結果に至った。ここに記して、理系の子を育成してくれている同社のスタッフ一同に深く感謝したい。研究費の採択を逃したとしても、リバネス職員や大学院生からの定期的なメンタリングだけでも受けられると非常に有意義だと、今年度における経験及び外部コーチが及ぼす相乗効果の両面から実感している(竹内記)。

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