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私たちの「発見力」の養い方・磨き方(2018年02月19日)

私たちの「発見力」の養い方・磨き方(2018年02月19日)

いま、巷で盛んに奇抜で斬新な入試問題が話題に取り挙げられるシーンを垣間見ます。思考の柔軟性を求めているのでしょう。教育現場では唯一の正解を求める学習が徹底してきたため思考が硬直化し、学校が送り出す人材と社会が求める人材との間で隔たりが生じていることが一因だと思います。日本が弱体化し、衰退し始めていることは、誰もが薄々と感じているのではないでしょうか?

高校生(プレスクールで来る中3生を含む)が取り組んでいる「探究学習」や「創作学習」は、正解も分からなければ、そこへ至るプロセスも分からない状態からスタートします。無論、教員も過去に経験を積んできただけで発想や着想なら若い世代の方が新鮮だから数段、有利なのかも知れません。かくして教員と生徒は「答えのない問い」の前では互角であり、かつ補完し合う関係です。

発見や創造に発展する些細な「閃く力」や「繋ぐ力」を鍛えていく道は、身近で、経費も大して掛からないことを実証しましょう。多くの人は学校での固定化した学び方に縛られているため気づかないだけで、この道に踏み込んだことがない人と既に歩み始めている人とでは、年齢、性別、学歴、職業を問わず埋めがたいギャップがありますが、決して能力の差ではありません。その道へ踏み込んだか否かの差です。

百均で購入したタッパーにお湯で溶かした寒天(伊那食品のかんてんぱぱ®)を敷き詰めた寒天ベッドに野外で採取してきたさまざまな異物を置いた時に起こる興味深い現象を紹介しましょう。教科書の中の世界の一部がリアルに再現できるのです。さらに、野外で観察したり、実験研修を受けて得た知見とも深い繋がりがあることを体験を通じて自分の血肉と変っていくのです。さらに大切なのは、この実践活動を通じて得た「発見する」スキルそのものが上達していくのを実感できます(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

❏ 発見力のスイッチ 以前、竹内先生からサンプリング容器を持ち歩くと、何か見つけた時に採って帰れるからいいと助言され、ファルコン・チューブを持ち歩くようになりました。その後しばらくは持ったり持たなかったりしてましたが、実際に使う場面が増えるにつれて自然と持ち歩く癖が付いてきました。

またチューブを携帯することによる気づきもありました。採取容器を持っていると、何か面白いものがないかと無意識の内に探すようになるのです。何かを見つけた時のために携帯していたものが、見つける観察力や視野の拡大に影響を及ぼし、結果的に採取容器を使う機会自体が増えました(3年・岩田祐樹)。

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画像・上段左:寒天床にコケ、花弁、落ち葉を散らして湿らせた状態で2週間ほど放置、同・上段中:ハマキゴケ群落と実験室で乾燥させた個体(ネジレて黒変するが、水に戻すと青々と変わる)、同・上段右:ファルコン・チューブを自分の"武器"にした岩田くん、同・下段左:コケ群落から出た微小動物(左上から時計回りに、センチュウ、クマムシの脱皮殻、ハマキゴケ*の接写、同コケのクローズアップ;白い糸は不明)、同・下段右:寒天床上に形成されたイシクラゲ(ラン藻)のコロニー(左上から時計回りに、コロニー全体、対物2倍・実体鏡、対物4倍・透過光、対物10倍・位相差、対物20倍・位相差)

* ハマキゴケの同定は、河脇凌くんが得意とするGoogleサイトに収録されている画像ストックから探し出し、記述内容と照合する方策で突き止めました。記載通り乾燥させると葉が丸まり、黒っぽく変わりますが再び吸水させるとみずみずしい緑色に変わりました。

付記:寒天は比較的長い間、水分が保持され、滲み出てきた栄養分も染み込んで徐々に周辺へ拡散する利点があります。種子の発芽床として砂層やろ紙の代わりに寒天に利点があるとして利用された例があります。今回、コケの保水力を利用して寒天床にいろいろな動・植物が這い出て発見されました。先ず、「芋虫が居る」と叫んだ新保くん(3年)。これはクマムシでした。背中側から見たのは私も初めてです。クマムシが確かに緩歩動物の名の通りモゾモゾ歩行している様子が動画撮影できました。教員向けの実習でも見慣れたセンチュウは私自身が以前、しばしばこの実験手法で野生個体を見つけています。

「この緑色のコロニーは何ですか?」と気づいたのは岩田くん(3年)。爪楊枝で掻き取り、スライドガラスに載せ、カバーを掛けて潰して内部を観察すると、何とラン藻。そうです。岩田くん自身が淀川の河川敷で発見したブヨブヨしたイシクラゲの生え始めの姿を見つけたこととになります。この方法で、イシクラゲの幼体を手に入れることができると判明しました。イシクラゲは食用にもなるそうですが、野生のままでは当然、センチュウもクマムシもワムシもごった煮になります。幼体を手に入れたら、人工栽培が実現します(調べたら残念無念、先行研究の一つが博士論文として公開されていました;竹内記)。

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