サイエンスコース
2018.03.11.Sun
本日(3月11日)、大阪校から徒歩圏にある関西大学梅田キャンパス(KANDAI Me RISE)でNPO法人あすいろが主催するイベント『未来ストーリーの創造』が開催されました。およそ100名を募集し、社会人と大学生と高校生(中3生を含む)を混ぜ、世代間を越えたディスカッションを進める新しいワークショップです。
私がサイエンスコースのグループラインで案内したところ、3年生(卒業式を終えていますが・・)の新保雅史くんがトレードマークの虫かごを下げて入室してきたのでビックリするやらニンマリするやら・・でした。私は「来い!」と誘わなかったし、彼も「行く!」とは言わなかった。それが最高のサプライズです。新保くん、私を驚かせてくれて、ありがとう。だいたい教員を "密かに" 驚かせるようになれば立派で、免許皆伝なのだよ。
このような強豪が集まる場に来て交わるには明確に自分の個性を見つけ出し、シッカリ磨き込んでいないと弾き飛ばされてしまいます。誰も決して相手を圧迫させる悪気などないのですが、身体から放つオーラが強いもので慣れない人は圧倒されてしまうのだと思います。こういう場に出てきて大丈夫なら、もう一人前だと思います。実際、新保くんの過去1年間の急成長の勾配はダントツであり、恐らく記録は破られないでしょう。それが証拠に、私が一切、関わらなくても新保くんは集団に溶け込み、かつ異彩を放っていました。つまり位負けしていないのです。何処へ出しても大丈夫・・そう私から太鼓判を押せます。以下、卒業式を終えた新保くんからの寄稿文は証拠になります(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。
❏ 10目年後の自分(新保雅史)僕はこの間、またまた面白い体験をしてきた。NPO法人あすいろという団体が開催している異世代間で仕事や未来について話し合うプログラム「ライフクリエイトAZ」に、竹内先生に内緒で参加してきたのだ(会場内には竹内先生も来ていた)。会場には僕と同じ高校生や大学生はもちろん社会人や中学生まで、中には学校の先生や過去に大手企業で働いた経験のある人までもが来ていた。
このプログラムの面白いところは「年齢や職業が全く違う人達同士が対等に対話し合う」という点だ。考えてみてほしい。学校の先生や会社で自分よりも随分年上な先輩等、普段自分に一方的に教える側の立場の人たちと対等に互いの信念をもとに自分の考えを述べ、相手の意見も受け入れ、それを自らの血肉として前に進む。素敵な事だと思いませんか? 自分も相手も新たな知見を得られて、相手に対しての理解もより深まる。今回のイベントにはしっかりと自分の「志」を持った人達が集まっていたので、こんな素敵な事が会場全体で巻き起こっていたのだ。意されていた。実は僕、10年後はこれをやっていたいなーというボンヤリとした思いはあったのだが10年後自分はどこにいて何をしているのか、そして10年後のなりたい自分になるためにこれから何をしていかなきゃならないのかとかはまだ明確にはなっていなかった。
しかし、自分のしたい事を軸に考え、想像し、それを他者と共有するとあら不思議。自分の頭の中で思い描いた未来のイメージがよりはっきりとしてきたのだ。それはどんな感じなのかと言うと、10年後はこうありたいなと思っていたものが「10年後の僕はこんな事をしていて、それまでにどういう道を歩んできたのか」がまるで約束された未来かのように明確になってくる感じだ。そう、まさに僕の運命が大きく軌道変更したのだ。立場の違う人同士が意見を交わし、自らにとっての新たな境地を切り拓いて未来を掴む。そしてそういう人が周りに良い影響を与えていく。僕もそういう人でありたいし、そんな空間ももっと今の社会に増やしていきたい。
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画像・左:ワークショップ会場内で個人ワーク中の新保くん、同・中:参加者同士で記念撮影(中央が豪州・タスマニア島の自然ツアーガイドの森村豪氏、右が奈良の中高一貫校から参加された中3生、新保くんの屈託ない笑顔が印象的で彼のチャームである虫かごが、個性的な帽子をトレードマークにする森村さんに負けてない)、同・右:関西大学梅田キャンパスを南方向から遠望(1階は商業施設と複合させた都会型の施設設計)。
付記:このようなツワモノが集まる場に参加している高校生の顔ぶれを見ると、私立の中高一貫校で独自のトレーニングを受けて育っている生徒たちであることが判明しました。一つの例は百合学院高等学校(兵庫)のインターアクトクラブ(ロータリークラブが支援する部活)の会長クラスだったり、別の例では育英西中高(奈良)のプレゼン技術を競うクエストカップ(教育と探求社主催)の全国大会で上位に入賞する常連校であることが分かります。サイエンスコースの生徒が研究発表会を通じて鍛えられてきたように、文系女子にとっても鍛える場があり、中堅の私学が先行して教育の方向性が急速に変ってきていることが知れます(竹内記)。
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ルネサンス高等学校グループは、全国に3校(茨城、豊田、大阪)、7拠点(札幌、仙台、東京・新宿代々木、愛知、豊田、名古屋、広島、福岡)に連携キャンパス又は受付相談センターを置く広域通信制高校です。
どんなタイプの方でも、安心して学習し卒業できるシステムを構築し、生徒一人ひとりのライフスタイルに合った"学び"を提供しております。
「登校してしっかり学ぶ」「友達を作って学校生活を楽しむ」という学校が多い中、最短年4日の登校で高卒資格が取れる学校は多くはありません。
一方で本当に高卒資格が取りたくても、仕事が忙しくて登校できない、子育てで手が離せないなど様々な事情で、学校に行きたくても行けない方がたくさん居るのも事実です。
ルネサンス高校はそういった方のニーズに答えるために生徒に負担のかからない授業やレポートシステムを作り、今年で12年。卒業生も1万人を超えております。
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