友あり、名古屋から理科室へ来訪す!(2018年03月20日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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友あり、名古屋から理科室へ来訪す!(2018年03月20日)

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友あり、名古屋から理科室へ来訪す!(2018年03月20日)

友あり、名古屋から理科室へ来訪す!(2018年03月20日)

スーパーサイエンスコースの竹内です。昨日(3月19日)が誕生日と言うペドロが、理科室を訪ねて来てくれました(前回は1年前の3月末で、今回は同時期ですが、ほぼ全員参加となった点が段違いです)。

ペドロは以前、ハワイ大学マウイ分校の語学教室(Maui Language Institute)で教室責任者を務めていた頃、国立高専で国際交流室長の役にあった私の実務レベルのカウンターパート(交渉相手)でした。彼の実力に対し米国での処遇は余り芳しくなかったようで突如、FaceBook上に浮上すると、彼が日本に来ていることを知って、驚きました。私に相談したら、私が来日に反対するのを彼は察知したらしく私に内緒で来ていたのです。

「日本の社会って、面倒なんだよ。」と私が忠告すると、「もう体験したから、わかる。」が彼の返事でした。遂に、彼はハワイの住居を売りに出し、日本を拠点にする決意をしてくれたみたいで有り難い。とりわけ静岡県、中でも大井川渓谷(吊橋や蒸気機関車で知られる川根本町)辺りがお気に入りらしい。なかなか渋い好みだし、本気さが伝わります(私は緩速ろ過池を調査する先生のお供で昔、この地に入ったことがありました)。

ラテン語のように話者が最早、いない「滅びた言語」では書物をもとに学ぶより仕方ありません。しかし、日本語も英語も生きている人間が過去から未来へリアルタイムで引き継いできた今なお「生き続けている言語」なのです。学校教育の中の語学の「教科」としての取り扱い方は、余りにも不見識に思えてなりません。以下に代表される生徒たちの肉声を聞いて欲しいものです(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

注)筆者が英国で最後に暮らした北ウェールズ地方は、ラテン語より起源が古いとされるウェールズ語話者が隣近所に住んでおり実質、英語が共通の外国語だったので反って聴き取りやすい土地柄でした。

❏ 知らない言語を喋る人たちが風景の一部になる時代(新1年生・ハルトくん*1理科室に外国の方が来られると聞いた時に最初にボクが考えたことは、スーパーサイエンスコースのあるルネサンス高校の最寄駅である大阪駅(梅田駅)のキャリーバッグや大きなリュックを背負った外国の方の姿でした。自分がわからない言語を使って喋っている彼らの姿は、ボクにとって風景の一部になってしまっていました。昨日は話ができるかどうか不安だったり、今となっては少し怖かった気もします。

どんなに英文法を覚えても、気持ちが入っていないと伝わらないということは頭で理解していても心では違うんじゃないかな...と思っていたりもしましたが、今回の体験で自分がわからない言語でも単語を少しずつ紡いで気持ちを込めて行けば、相手に伝わることに気づいた時は嬉しかったです。貴重な時間をありがとうございました!(*1 サイエンスコースでの「プレスクール」活動の一環で今回、ご参加戴きました)

❏ 意思の疎通ができたと同時に足りない課題も認識(卒業生・岩田祐樹くん) 昨日僕は何語で話していたんだっけ?振り返ってみるとそんな感じがします。英語を使っていた筈なのですが、そこには言葉を超えた意思の疎通がありました。言葉を超えた意思が自分の内から溢れ出てきました。きっとペドロもそれを受け取り、同じように意思を発してくれたんでしょう。言葉の介在しないコミュニケーションもありました。実は僕、お気に入りのマイ和服を着て行ったのです。また、集まったメンバーでメッセージを、そして僕が筆文字を書いて、即興の色紙をプレゼントしました。それらをペドロはとても気に入ってくれました。「目は口ほどに物を言う」と言いますが、本当に目で、表情で、そして声色でやり取りをしました。

同時に課題も見えました。言っていることがよくわからないこと、自分が言いたいことが正確に伝えられないことがしばしばあります。ですがこれらは、拙い英語でも楽しくコミュニケーションを取れるからこそ、補いたいとはっきり思える部分なのだと思います。前回ペドロが理科室に来てくれた時は、僕はたじたじして、ペドロと真っ直ぐ向き合えていなかったように思います。伝えたいことを一所懸命伝えようとはしていたのですが、無意識に距離を作る自分がいたのも確かです。でも、今の僕は違います。相手が知らない大人でも、外国人でも、真正面から自分を伝えられます。「どんとこい」です。

❏ 本当に楽しかったです(2年生・福田夏綺さん)初めは英語が出来ないので、不安と緊張がありましたが、ほんの少しわかる所があったり雰囲気がとても馴染みやすかったので、英語がわからなくてもとても楽しい1日を過ごせました。「楽しかった」、「面白かった」という感情ばかり思い浮かびます。貴重な体験が出来てとても感謝しています。

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画像・上段左:理科室で集合写真を撮影(前列・左から右へ、ペドロ、竹内、森田、後列・同、河脇、岩田、新保、辻中、丹治、福田、後藤)、同・上段中:後藤大空くんがサイリウム・ダンスを披露した後のスナップショット、同・上段右:前日が誕生日だったというペドロに色紙を贈呈した後、岩田くんからの説明を聞くペドロ、同・下段左:ペドロから教わったハングマンゲームに取り組むハルトくん(全生徒で一巡しました)、同・下段右:色紙の表紙に『天変無常』と毛筆で堂々と書く岩田くん

付記:筆者は昔、聾唖者の恋人がいたことから言語が「パケット構造」しているのに気づきました。つまり表面的な語句の意味や文法の正誤の深層部に思考や感情の非言語の情報が潜んでいる *2のです(科学における現象と機構の関係も同じ)。なまじ言葉が自由に使えているものと錯覚すると、ここに到達できません。身体や言語が不自由であることはマイナスばかりではなく、不自由だからこそ気づける(築ける)世界があります。今日、生徒はその世界に踏み込むことができました。日本の英語教育では、到達できない深さだと思います。ペドロと私は、皆をその世界への入り口まで連れて行くことができたと実感しています。言葉の奥の言葉のない世界は、不慮の事故で発話能力を喪失した森琴音さんのエッセイ『わたしの願い』が伝えてくれています。私たちがウッカリ忘れてしまいがちな世界です。どうか身体や言語で不自由している人の励みとなりますように(竹内記)。

*2 国際交流する生徒たちの感想が総じて「楽しかった」となるには、相応の理由があります。それは、教室の学びでは入り込めない心の深い階層へと"サイコダイブ"(綾波レイの声で有名な声優の林原めぐみさんの造語)したからだと考えています。発見、あるいは創造する能力を鍛えてくれると思いますので、英語学習を「英語の成績をあげる」などと矮小化して欲しくないのです。この「言語の不自由な世界」が、実はドラマの名作を生み出す原動力となりました(例として『星の金貨』シリーズ、『筆談ホステス』が代表的です)。何だろう?を問う点では、言語の学習と科学の探究には共通項があります。動植物と対話する力が「ソロモン王の指輪」の言い伝えに残っていますが、自然界の謎を解き明かしていく科学の「探究」マインドそのものを指すのです。

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