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『理科の王国』にサイエンスコースが出展(2018年06月10日)

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『理科の王国』にサイエンスコースが出展(2018年06月10日)

『理科の王国』にサイエンスコースが出展(2018年06月10日)

昨日(9日)の日曜日、大阪市立築港小学校を会場に開催された『理科の王国』KansaiGateにスーパーサイエンスコース1年生と2年生が参加し、先輩や自分たちの研究を来校された小学生と保護者を相手に紹介してくれました。3月の新旧メンバーの引き継ぎの効果も、思いのほか有効だった模様です。

教員は午前(竹内)と午後(高橋先生)と交代したにも拘わらず、生徒は終日の活躍となりご苦労さまでした。この催しは主催者のリバネスからお誘いがあり、初参加に至った経緯がありますが、高校生と小学生という3年以上の年齢のギャップがありながらも、まだ記憶からそう遠くない自分自身の過去を投影する機会にもなったのではないかと思います。逆に、小学生とその保護者から見たら、きっと堂々とした高校生の姿が頼もしく映ったのではないでしょうか? 理科好きの子にターゲットを絞って接触できる機会は滅多になく、貴重な場でした。

実は、理科離れは小学校の5年生から6年生に掛けて急速に進行する(長沼祥太郎、2015)と指摘されます。その程度は、世界の中でも深刻であり、国際比較で学力面では上位にあるのに科学への興味や楽しく思える割合が低下している奇妙な傾向が指摘されています。その影響は、大人の科学リテラシーの評価にも陰を落とし、科学技術を担う理系人材の不足による国力の衰退のみならず、科学技術が絡む現代社会における合意形成に不可欠な市民レベルの科学リテラシー(例えば、エネルギー施策や防災意識、食品安全や医療など)の不足が世論形成の脆弱さに繋がり、看過できない域に達していると言えます。科学技術が一部の専門家だけの所有物ではなく国民全体で共有し、伴に成果を「感受」するだけでなく時に「監視」する責任も市民としての大切な役割です。

また、教員と生徒にとっても参加している大学や企業の出展に触れ、たいへん勉強になりました。他の組織がどう来校者を惹き付けていくのか観察でき、生徒が自主的に手持ちの限られた資材を活用する策を即興で講じていました。教室に座って一方的に教わるのを待つ姿勢(reactive)でなく、他者の例を参考に学びへと向かう姿勢(proactive)など、既存の教育カリキュラムの中に盛り込まれていません*1。各種研究発表会の中に散見する程度です。ここでの高校生の周囲は大学や企業ですもの、敵うわけがありません。でも、良く頑張りましたよ!(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*1 学校の教室内での学びは、全て予定調和で正解が隠されていて、それを見つけ出す「隠れんぼ」の域に過ぎません。受験対策でも所詮、予行練習なのです。このような出展に伴う学びは、イキナリ本番に臨む訳ですから教室内の学びに比べて格段にリアリティのある学びです。高校生たちの成長を促さないはずがありません。アドリブ(インプロ)が秘めた教育効果を知るには、『スタンフォード・インプロバイザー』がお薦めです(アマゾン・サイトで「なか見!検索」から試読する価値がアリです)。学校教育に欠落している要素に気づけるはずです。そこに気づけば、足りない栄養素を補う手段は多くあります(しかも、コーチングワークショップなど、その多くが無償提供です)。今回、生徒諸君が学んだのは、いかに不安な状況下でも「どうにかして見せるぞ」という効力感を高めていく点で、一流へと向かう王道です。間違いありません。保証します。

❏ ハルトくん(1年)からの感想 『理科の王国』は僕にとって初めてと言ってもいいぐらい、理科(サイエンス)のことをたくさん話す機会がありました。 初めは自分の分野ではないことは話しづらかったですが、時間が経っていくうちに更に理解を深めていくことができました。 イベントで同じエリアにあるブースの方々と喋る機会があり、その方々のお話や今回発表することを教えてもらうことができました。貴重なお話をありがとうございました! イベントで出会えた、その上僕の話を聞いてくれた方がいたことがとても嬉しかったです。また、この様なイベントに参加する機会があれば参加したいです。 イベントを終えて、自分自身の研究だけでなく、他のメンバーの研究内容を理解しておくことが必要だと知り、これからの僕の目標になりました。

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画像・上段左:最寄り駅「大阪港」から会場の築港小学校に向かう壁に掲げられた『理科の王国』の横断幕と担当したブース『観察の島』、同・上段中:最初の来客に対し、接遇したハルトくん(1年・丹治遥さん)、同・上段右:後藤大空くん(3年)が自己所有の高性能PCを用いて小学生向けにネームを入れて編集した動画を繰り返し視聴する小学生の女の子(高橋先生撮影)、同・下段左:自作した魚類の骨格標本や皮革標本を説明する中村碧くん(1年;奥、高橋先生撮影)、同・下段右:小学生に合わせた"子供目線"を見つけて説明し出した料治輝くん(1年;奥)と辻中潤くん(2年;手前)。皆、たくさんの学びがありましたね。

付記:同じ『観察の島』ブースでは、徳島大学大学院の渡邉祟人(たかひと)助教がコオロギの卵から幼虫から成虫に至る生体を展示し、昆虫食へのいざないとして市販のAKKETAブランドの味付け乾燥コオロギの試食を薦めていました(竹内も賞味させて戴きました)。量産化の途上だそうです。実は彼、ゲノム編集技術も売りだったのですが、小学生相手では「あ、聞いてくれてない」って苦戦してました。株式会社バイオームも、京大農学部の面々が昨年度、立ち上げたベンチャー企業で、開発中の生物図鑑アプリのβ(試供)版を配布していました。時代は、もう学問を学問のままで終わらせず、大学では生産活動に結びつける時代に変わりました。高校でも、それに近づく活動へ移行しようとしています。今年度、ハルトくんがリバネス賞に採択されたメロシラの室内培養はコンブの代わりに珪藻から有効成分を安価に抽出しようとする研究で、大阪市内の企業『舞昆のこうはら』の鴻原森蔵社長*2からの要請に応える高校版・産学連携型プロジェクトです(竹内記)。

*2 展示したポスターを見て、午後の来場者の中には「あ、この社長さん、知ってる。」という保護者が現れたそうですから、大阪府のように大きな商圏を舞台とした教育・研究活動には効果が期待できると思われます。高校からプロ野球の選手が育つように、科学者の"プロ一歩手前"の人材が育成できないはずがありません。

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