コーチング・クラブをこじんまり開催します(2018年06月12日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

コーチング・クラブをこじんまり開催します|通信制高校のルネサンス高等学校

メニュー
 

大阪

コーチング・クラブをこじんまり開催します(2018年06月12日)

サイエンスコース

コーチング・クラブをこじんまり開催します(2018年06月12日)

コーチング・クラブをこじんまり開催します(2018年06月12日)

本年度から発足した新しい部活「コーチング・クラブ」を来週、21日(木)午後4時半から6時半の予定で理科室で開催します。担当は、苫米地式認定コーチ・高嶋芳幸氏です。前回、卒業生も呼んでのホームカミング・デーと賑やかな催しとなりましたが今回、まだ不慣れでいる新メンバーのため、こじんまりとした開催にします。サイエンスコースから誕生しましたが公式に部活に認定されましたので、通信生にも公開される活動です。

高嶋コーチが所属しているリバティコーチング(株式会社)では、コーチング・サポートプロジェクトを立ち上げ、ルネ大阪のサイエンスコースがコーチングを導入し、コーチングを部活化している様子も告示されました。

しかし、ルネ大阪は不登校・中退歴のある生徒が少なくないことから、PX2セミナーなどのコーチングの正規なプログラムを介して生徒を順当に成長させていくためには、前段の「地均し」が必要だと実感してきました。そこで何らかの形でスタートアップが進み、効率良く効果が持続できる方策を熟成しておく必要性がありました。今回、何をしたら良いか決まらないままサイエンスコースへ移籍したばかりの1年・今村奏音(カノン)さんを例に、過去4回の面談を通じて得られた成長の兆候を書き記しておきたいと思います。

他者と対話した絶対的な頻度が乏しかったのだと思いますが、初回の面談では話題が転々と移りゆく特徴が見られました。2回目の面談では、自分の過去を問わず語りのように進むことが多く、3回目から理科室で担当して貰いたい実験の概略が解かるようデモ実験*1して見せました。初期に特徴的だった意識には、1)直ぐに答えを知りたがる、2)全部を理解したがる、そんな過去の学校教育で植え付けられた弊害が見られました。これらは実は、全て研究活動(探究学習)では「天敵」も同然なのです。なぜなら正解のない答えに取り組むことを本位とするので正解は自分で見つけ、検証していく学びスタイル(コーチングに近い)なのです。

*1 先ず静止し続けていることを止め、本人が動き出すことである。そうすると景色が違って見えてくる。その理由は簡単で、交差点で立ち止まって車の流れを見ていると、早くて怖くて仕方がない。ところが、自分も車の流れに乗れば、同じ方向に動く車なら相対的にユックリ走って見える。逆方向へ向かう車は無視できる。誰が仲間足り得るのか、自分が動くからこそ初めて周囲や、社会や時代の流れさえも見えてくるのだ。

加えて、私は「成功することが決まっている人生って、楽しいと思う?」と彼女に聞きました。多くの人たちが誤解しています。たとえ大人でも、この過ちに気づいていないことが多いのです。「最初から成功するのが決まっている人生(実験に置き換えても可)に値打ちはありません。」それでは、ワクワクとしないのです。思考が硬直化していた初期の彼女に無理でしたが、幾度か理科室の机に突っ伏して寝るほど安心感を感じてきた彼女には、同僚の高橋泰尋先生や私、そして理科室の仲間を受け入れる心を開く(open minded*2)体制ができてきたことは明らかでした。成長した生徒を眺める限り、彼女も同じ経過を辿っているので成長へのスタート台に立てたように感じています。何より今日、ごく自然な口調で彼女から「先生は子供の頃は、何になりたかったのですか?」という質問が飛び出しました。こうして、対話への扉が開かれたのです。残念ながら、ここに至るのが難しい生徒もいます*3。 心中深くでは助けが来るのを待ちわびながら、あに図らずやで真逆の行動を採ってしまう膠着していくケースもあるようです(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*2 国際バカロレアが掲げた10の学習者像の一つとして "open-minded" があるのは、人が学びに向かう前提条件だからです。心を閉ざしたままでは、真の学びは成立しません。*3 親子関係から生じた複雑怪奇な糸を見事なまで解いた力作に高橋和巳氏の『子は親を救うために「心の病」になる』(ちくま文庫;2014年)がある。

----------

画像・左:ティーチングとコーチングの違いの図式(前者は答えを教える=旧式な教授スタイル、後者は答えを引き出す=本来あるべき教育の姿)、同・中:変わる糸口を発掘しては、繰り返し思い出させる*4同・右コーチの高嶋芳幸氏(ルネ大阪・理科室で過去の開催時に撮影)

*4 伊藤守(2018)『図解 コーチングマネジメント』(ディスカバー・トゥエンティワン)、21ページより。

付記:私の経験では、生徒を注意深く観察していると、突破口(糸口)を見せる瞬間がある。それは頭で考えて解かる領域ではなく、研究開発で用いる「おっ!」と理由もなく引っかかる「勘」に近い。Sくんの場合、皆で集まっている時に、ふと発した言動が耳に留まった。明らかな変調であった。が、嘘ではない。すると、今までに開かなかった窓が開いたことになる。私は来るにも来る日も、「あの時の言葉を覚えているかな?」と念を押し続ける。その言動が重要だからではない。そこが糸口で心の窓が開いたことが大事だから、閉じないように工夫したのだ。似たような例を高専時代に経験した。その寮生だった学生(本科5年生)が口にした言葉を本人が忘れてしまわないように、その夜、寮の宿直室まで呼び出し、覚えていることを確認した。同様にしばらくは、その空いた心の隙間が閉じてしまわないように維持しつつ、本人が変わり出した歪みを維持し続けるのだ。言葉自体には全く意味はない。一つは「ボクは小学生の頃、俳優になる訓練を受けていたんだ」であり、もう一つは「教室に座っている学生がロボットが座って見えた」という他愛もない一言であった。でも、これら命綱(人が変わり出す時のサイン)を掴まえない限り、彼らが変っていくことはなかったと思う。ここで働かせたセンサーは「研究力」の「教育力」への転用だと捉えている。それは閃きを掴んだら、それを逃さない力(竹内記)。

サイエンスコース

最新の記事

月別でブログを見る

通信制高校のルネサンス高校グループ > 学校 / 連携キャンパス等 > ルネサンス大阪高等学校 > ルネサンス大阪高等学校ブログ > 教員 > サイエンスコース > コーチング・クラブをこじんまり開催します

最新お知らせ・ブログ4件

サイエンスコース

ルネサンス高等学校 (大子校)

サイエンスコース

サイエンスコース

 

もっと知りたい方はコチラから
「学費ってどのくらいかかるの?」
「どんな勉強ができるの?」
「本当に年4日程度のスクーリングで卒業できるの?」
「通信制から大学や専門学校の受験って大丈夫?」

資料請求はこちら
ネット出願はこちら
プライバシーマーク

ルネサンス高等学校グループは通信制高等学校です。
全国に3校(茨城・豊田・大阪)、キャンパスは7拠点(札幌・仙台・東京・新宿代々木、神奈川・横浜・豊田駅前・広島・福岡)展開しており、全国各地から生徒を受け入れております。

Copyright © ルネサンス・アカデミー株式会社All Rights Reserved.

もっと知りたい方はコチラから
「学費ってどのくらいかかるの?」「どんな勉強ができるの?」
「本当に年4日程度のスクーリングで卒業できるの?」
「通信制高校から大学や専門学校の受験って本当に大丈夫?」

資料請求
いますぐ出願したい方はコチラ
パソコン・スマートフォン・タブレットから簡単出願!!
検定料は、クレジットカード・コンビニ決済で!! 24時間受付中
ネット出願

通信制高校への入学・編入転校をお考えの皆様へ

ルネサンス高等学校グループは、全国に3校(茨城豊田大阪)、7拠点(札幌仙台東京・新宿代々木神奈川・横浜愛知豊田名古屋広島福岡)に連携キャンパス又は受付相談センターを置く広域通信制高校です。 どんなタイプの方でも、安心して学習し卒業できるシステムを構築し、生徒一人ひとりのライフスタイルに合った"学び"を提供しております。
「登校してしっかり学ぶ」「友達を作って学校生活を楽しむ」という学校が多い中、最短年4日の登校で高卒資格が取れる学校は多くはありません。 一方で本当に高卒資格が取りたくても、仕事が忙しくて登校できない、子育てで手が離せないなど様々な事情で、学校に行きたくても行けない方がたくさん居るのも事実です。 ルネサンス高校はそういった方のニーズに答えるために生徒に負担のかからない授業やレポートシステムを作り、今年で12年。卒業生も1万人を超えております。