グローバル時代の大学が求める「高校生像」(2018年06月13日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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グローバル時代の大学が求める「高校生像」(2018年06月13日)

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グローバル時代の大学が求める「高校生像」(2018年06月13日)

グローバル時代の大学が求める「高校生像」(2018年06月13日)

教育デザイン室長の竹内です。今年もJSTが管轄するグローバルサイエンスキャンパス(GSC)事業が皮切りとなり高校生が大学のプログラムへ参加する資格を得るための申請が始まっています。昨年は、当サイエンスコースから当時、3年生だった岩田祐樹くんが筑波大学GFESTに応募し選抜されました。昨年度、3年次からの初参加者に対し門戸を開いていた大学は唯一、筑波大学だけでした。

昨年度、岩田くんの応募で関与した経験から、大学が求めている高校生像が大きく変ってきたことが読み取れました。募集要項に書かれた情報量が明らかに乏しく、末尾に「不明の点は事務局へ照会するよう」促されていたからです。高校生の選抜過程はここからスタートし、ここがチェックポイントになっていると、私は察知しました(スミマセン、あくまで推定ですが内情をネタバレさせて・・)。

昔なら大学に問い合わせるのは教員の役割だったのでしょうが、私は生徒が事務局へ尋ねるべきだと判断しました。結局、GFEST案件では彼の指導教員であった私がタッチしたのは、簡単な推薦書を書いただけで、後は大学事務局とのメールや電話連絡は全て岩田くんが単独で行い、私は完全にノータッチでした。これが今の大学が高校生に「自主性」を最大限に求めている証拠です。

これには、男女の役割分担が顕著な日本に固有の時代背景がありました。豊かでない時代を生きた大学生は、ハングリー精神がありました(恐らく今も経済的なゆとりのないご家庭でも)。豊かさ恩恵を受けた中産階級以上のご家庭で生まれた、逞しさに欠ける生徒が大学へ入学した先で、何が生じたのでしょう?

大学生の生徒化/大学の学校化です。高校の学び方の延長線上で、勉強として授業や試験を受けていたら文字通り大学も「大きな学校(小・中・高の延長線)」に過ぎません。実際、大学生同士が自ら「生徒」*1と平気で自称しているそうです(伊藤茂樹、2015)。学生像が退行化してしまったことなのでしょう。

高校は上級学校へ弊害を持ち込まないように「水際で(改善の上)阻止」しないと、日本の大学の凋落が進み、外国人の入国者も増えていくことと相まって日本社会は大変な事態に陥ると危惧しています。サイエンスコースは生徒を卒業させるだけに留まらず、上級学校や実社会へ出て信頼を勝ち取れる生徒を育成するため「探究」や「創作」活動を通じた真の学び*2を目指します(文責:教育デザイン室長・竹内 準一

*1 私が勤務していた高専(高等専門学校)は高等教育機関に分類されるため、中学を卒業した15歳という高校生の年代を「学生」として扱い(教員免許は要求されず代わりに)博士号を持つ大学教授と同格の、個別に研究課題を持つ教授陣が高校生の年代の「学生」を教える世界的に眺めても特異な校種です。ルネ大阪のサイエンスコースは通信制高校でありながら、高専教育を踏襲しているとも言えそうです。

*2 研究は結論が見えていない課題を究明する行為ですので、「探究学習」を除く中・高の授業や試験とは全く異質です。未知の問いの前では、生徒(学生)も教員も対等な関係となります。無論、教員は経験の点で勝りますが、大胆さの点で若年者に負けます。中・高と大学(高専、短大を含む)の間に断層が走っているのは当然で、サイエンスコースがルネ高の中で、どこか浮いているのも仕方ないかも知れません。

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画像・左:グローバルサイエンスキャンパスのサイトの一つ『阪大SEEDS(理数系に特化)』のサイトを見る辻中潤くん(2年生)、同・中:高大接続を広域調査した成果本、溝上慎一編『高大接続の本質』(学事出版、2018年)も、大学生の生徒化傾向を指摘、同・右:激変する世の中に備えるための指南書『この先30年生き抜く勉強法』(プレジデント社、2018年)は、未来社会を見越した学びスタイルを推奨.

付記:京都大学は、理系だけでなく文系も伝統を誇り、強いので、グローバルサイエンスキャンパスのJSTのサイトから引っ越して、京都大学のサイトからELCAS(エルキャス)を高大連携事業として募集している。昨年度は、グローバルサイエンスキャンパスとして募集していたので、東京大学のCoREF(コレフ)と同様、文系学部の優位性を強調して他大学の路線と重複を避け、差別化を図る狙いが推察できる。目下、日本の大学は国際化の波に晒され、かつての銀行業界のごとく国立大学とて次々と再編成されて何ら不思議ではない(竹内記)。

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