河原の石ころで自然放射線を測ってみた(2018年06月29日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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河原の石ころで自然放射線を測ってみた(2018年06月29日)

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河原の石ころで自然放射線を測ってみた(2018年06月29日)

河原の石ころで自然放射線を測ってみた(2018年06月29日)

粗い砂粒以上で握りこぶしまでのサイズの石を(レキ)と呼びます。分野によってゴロタ石と呼ばれます(例として、ゴロタ海岸)。山を構成する岩石が風化して砕け、増水した川の流れに角を削られながら下流に流れてきます(何メートルもの大きな岩が水の激流で動くことも=鉄砲水)。

海底で体積した地層が隆起した堆積岩(石灰岩や砂岩など)以外は、概ね地下から噴き出した溶岩が固まって火成岩となります。地表で急速に冷却された火山岩の代表が玄武岩で黒っぽくキメが細かくなり、深い場所でマグマの成分がゆっくりと固まった場合、結晶が大きく育つため深成岩の代表として白っぽい花崗岩ができます。

先日、自然放射線を確実に放つ"ポジティブ・コントロール(ポジコンと略す)"として岡山県の石材店へ万成石を貰いに行きました。"ポジコン"がないと機器が応答しているか否か心許なく、判然としないからです。

大阪府をフィールドとした河原の調査では、生駒山系から流れ出る大和川を対象に、主な支流である石川が合流する手間の中流域から2箇所を対象として調査地点を選びました。無論、生徒と行くため『ハイスクール・放射線サマークラス』のミニプロジェクトでリーダーを務める辻中潤くんに最寄り駅からのアクセスが良くて、かつ安全も担保される立地条件を選定を依頼しました。彼が "GoogleMap" で選んだのは、大和川親水公園でした。

辻中くんと雨の中、河原で石ころを拾っては放射線量を計測してみると、白っぽい石より黒っぽい石の方が線量(μSV/hr)が高い傾向にあることが掴めました。生駒山系は、斑れい岩(玄武岩に似た組成だが、ゆっくり固化)の山体周辺に花崗岩が取り巻く地質構造をしていることが知られています。 黒っぽい斑れい岩が放射(γ)線源になっているという報告もあるので、測定結果から花崗岩以外も線源となり得る可能性があります。

教員も生徒も専門外でゼロからスタートした短期決戦型の探究学習プロジェクトでしたが、実物に触れる活動を通じたことで、後から参考文献に目を通しても理解が円滑に進むことが体験できました。翻って教室で教科書とノート、黒板の板書で学ぶスタイルは効率が良いようでいて、手間ひま掛けて実地に触れる体験を凌ぐことなどは到底、無理であると改めて実感しました。

全てを実体験を通じて学習しなければならない・・と無茶な主張をしているのではなく、全体の一部だけでも実物に触れて学ぶことで、学習者が書物を書いた著者の感覚を共有する一助となるのだろうと捉えることができます(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:大和川での調査地点(左上:王寺町「三郷」駅、右下:親水公園「河内国分」駅;GoogleMapの3D画面上に赤丸で表示)、同・上段中:河原で自然放射線量を計測中(堀場製「ラディ」の線量計使用)、同・上段右:雨の中、大和川親水公園の河原で石ころ(礫)を採集中の2年・辻中潤くん、同・下段左:大和川のゴロタ河原の様子(安全にアクセスできる場所は限定されます)、同・下段右:花崗岩と玄武岩

付記:実物に触れた方が容易に理解が進む。走っているクルマを立ち止まった視点で見たら恐ろしく速く動いていると感じるだろうが、自分も車の運転席に座れば同じ方向へ進むために交通の流れがゆっくりと(相対的に)止まって見えることと同じである。学校教育(特に、普通科課程)が「書物の世界」と「実物の世界」との橋渡し作業を考慮してきたとは言い難い。時代の要請に伴い今後、工夫すべきニーズはあると思われる(竹内記)。

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