人が「成長する仕組み」の探究を始めます!(2018年09月16日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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人が「成長する仕組み」の探究を始めます!(2018年09月16日)

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人が「成長する仕組み」の探究を始めます!(2018年09月16日)

人が「成長する仕組み」の探究を始めます!(2018年09月16日)

ルネサンス大阪高校が 2014年 4月に発足したと同時に、スーパーサイエンスコースもたった一人の女子生徒からスタートしました。単独で高卒資格を授与できる(学校教育法の第一条が定める)一条校でありながら、大阪の構造改革特区にできた株式会社立通信制高校という特殊な運営形態であるから実現できた背景があり、特区の申請から学校設立に至った関係者のご尽力には深く感謝いたします。

たった1名から理想の教育を追い求めることは、理想中の理想であり日本中はおろか世界中を隈なく探し回っても、あり得ないだろうと思います。私塾ならばあり得るのでしょうが、採算性がネックです *1。無謀な夢を追い駆けることになりかねません。それでも実験パイロット校に必要な挑戦であり社会還元ですので、この5年間でのサイエンスコースの運営で得た歩みの振り返り *2 を進めます

*1 実験室の初期投資以外、経費支出を極力、抑制。*2 卒業生を取材する『成長の軌跡』シリーズを企画中。

新コース設置の根幹となったのは、国立高専で過ごした5年と1ヶ月でした。1ヶ月というのは当時の遠藤一太校長から「どうせ、仕事ないんでしょ。1ヶ月早く来て、慣れたら?」との提案で3月に着任したからです。英国移民を引き上げてきた私は2年間ほど信州大学大学院に研究生として籍を置かせて戴きながら、地元の中学校の自然科学クラブの指導員をボランティア(学生科学賞の研究指導等)で取り組んできました。この下積み時代が、高専及び現務校での教育デザインに活きてます。

同様に、高専で(53歳にして)初めて教壇に立った経験が、当たり前のように行われていた教育方策*3に大いなる疑問を私に抱かせた発端でした。加えて、バンコクのインターナショナルスクール( IB 校)や英国の現地校(公立の小、中高)に子供を通わせたことで、学校へ出入りしてみて初めて知った日本と海外の学校教育の大きな違いに驚きました。私自身もタイで大学院生の研究支援を、英国では大学院博士課程に在籍しながら、修士課程の授業を聴講し、30人いたら30通りの解答を順に問われる場面に遭遇しました(最後に私にも来た!)。

*3 高専教育は、"奇跡の学校"たる先進的な一面と、"化石の学校"たる古臭い一面を併せ持つというのが、私の実感です。世界に例を見ない特異な校種で、実績も上げてきたので逞しく進化して行って欲しいと期待しています。ちなみに、新基軸として本年4月、石川県に国際高専 ICT前身は金沢工業高専)がスタートしました。

加えて、都庁、JICA時代の実務が私の中核となっています。学部学生の頃から都内の企業や国研(筑波移転前)に出入りして、プロに混じってパートタイムで修行してきましたから、学生時代と職業生活の境目が自分も判然としません。今も、世間で言う「学生気分」という意味ではありませんが、常に「学びながら、仕事もしている」感覚でおります。

そんな私が「生徒が成長する瞬間」探究プロジェクトの前座でご指名したのは、通信制高校だからこそあり得る元「社会人高校生」だった信宮純さん(2017年9月卒、現・京都造形芸術大学・通信教育部に在学中)です。信宮さんは、私が始めていた部活「環境保全クラブ」を通じて理科室に関わって下さいました。ボチボチ高校生との年齢差が親子ほど違い、かつ教員とも異なる立ち位置。そんな絶妙な存在が醸し出す絶妙な教育効果は、評価の下しようもありません。通信制高校のように何処かで挫折経験を味わってきた生徒に無言で「やり直し」の可能性を勇気づけてきたかと思います。

信宮純さんから今日は思い立って始めた書道で、ある日突然、衝撃的な体験をしたという体験談を伺いました。自分を客観視できる力は認知科学そのものであり、高等教育へ進む者に受験偏差値以上に求めるべき素養です。

❏ 書の覚醒(信宮純さん、大学1年) 書道を始めて5年目を迎える現在、本来は飽き性であるはずの私がこれを続けられている事には、はっきりと明確に述べられる一つの理由がある。これは人の"成長"というものに関して、どの分野の、どの道にも通じる話であるからして、本日の寄稿文として投稿させていただきます。

それはまず、端的に述べるに"成長点"とも言える、自分自身の変化を目の当たりにした事に由来する。書道を独学で始めた初日の作品を残しているのだが、これはどこから見ても、誰でも書ける字体なのである。しかしこの字体のまま、およそ半年ほどが経過したある日、一日数十枚ほどを書き上げている最中に、それは起こった。

わずか半紙一枚を隔てて、字体が急激な変化を起こしたのである。無意識に現れたその字体を見て、「私にも、こんな字が書けるのか!?」と、衝撃を受けると当時に、字体の方向性を直感的に意識した瞬間でもあったため、4年経った今でも鮮明に覚えているのだ。以来、私は、あの時の変化と感動をもう一度味わうべく、日々書道に向き合い続けている。

そして最後になるが、この"覚醒"とも呼べる成長点に、最も重要な発動条件があると推察している。それは「人の真似だけをし続けないこと」である。各々が持つであろう本来の"個性"を探求し始めた時、自分自身と向き合えた時に初めて現れるモノなのだろうと、考えている。

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信宮純さんは、岩田祐樹くん(2018年3月卒;大学1年)と伴に、ルネサンス大阪高に書道クラブを立ち上げた立役者です。しかし、その後の活動が途切れていますので、今回の投稿内容は些か、暴露的ですが、後を引き継ぐ生徒諸君に大きな励みとなろうかと思います。ともすれば隠したくなる「人間ならば、誰しもが持つ過去の姿」を披露してまで、後輩へ道を示して下さった先輩の温かい想いに感謝したく思います。「え~あれが、あの信さんの最初に書いた作品なの、◯◯ね・・」なんて口が裂けても言わないこと。シェークスピアも子供時代の作文を暴かれたくないと思います。だから皆、精進あるのみ・・です。勇気、貰ったね。迷わず、後に続こうぜ(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:信宮さんの書道スターターキット_この日から始まったそう、同・上段中:信宮(しのみや)流の書、同・上段右:覚醒直後(アフター)の作品(変化は、その日の内に起こったそう)、同・下段左:覚醒前(ビフォー)の作品の一例(半年間はこの状態だったそう)、同・下段右:信宮作品いろいろ・・

付記:信宮さんが指摘した覚醒体験は、サイエンスコース関係者では、同じ書道で岩田くんが体験しているそうです。また、イラストでなっち(杉江なつみさん、1年)が小学生から中学生になる間に、飛躍が起こったと携帯の中に保存してある作風の変化(ハッキリ言うと、腕前の上達ですが・・)を自覚し、楽しんでいます。恐らくどの分野にも共通してあるのだろうと思います。ただ、今までの高校教育の中では、学業成績(ほぼ受験偏差値)の陰に押し遣られてしまっていた感があり、真の人間性が謳歌されて来なかったのではないでしょうか? 「試験のための勉強」には、余りにも脆弱さが伴うものです。人間性復興のための21世紀型の教育ルネサンスの礎になりたいものです(竹内記)。

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