1年生、ついにライティング(執筆)初挑戦(2018年10月06日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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1年生、ついにライティング(執筆)初挑戦(2018年10月06日)

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1年生、ついにライティング(執筆)初挑戦(2018年10月06日)

1年生、ついにライティング(執筆)初挑戦(2018年10月06日)

サイエンスコース主幹の竹内です。先日、ライティング(執筆)指導に取り掛かるプロジェクト発足を宣言しましたが、ひょんなことから昨日、実現しました。PCに向かっている様子を傍らで見ると、何とまぁ、「板についている」じゃないですか? 執筆の課題は、「理科室のコバエ退治にカメレオンを導入できるか否か*1」を下調べして貰った仮想プロジェクトです。生徒の関心を活かし成長力を引き出す肝心な鍵は、この事前調査を担当する生徒(今村奏音さん)にカメレオンに関する知識で指導する教員(竹内)を凌いで貰うことです!

*1 コバエのサイズはカメレオンのベイビーでないと餌に向きません。通常は、コオロギが適したサイズです。

これは学校教育の盲点だと思うのですが、時に教員がド素人で、生徒の方が知識で勝る状況と言うのは生徒の動機づけに都合が良いのです。このシチュエーションは、教養教育(リベラル・アーツ)を標榜する中等教育の高校課程だからこそ実現できる妙味であり、専門教育を分担する高等教育(大学及び専門学校)では制度設計上*2、矛盾が生じるかと思います。前日まで、「コバエ退治」という同じテーマを薬剤による駆除法の実験をしてきた背景も、奏効したのかも知れません。こうして生徒のエンジンが始動しました!

*2 現在の少子化が進む状況では、生徒が主体として調べながら学び、教員が傍らで支援する「探究学習」によって高校課程の学びの質を「正解を見つける学び(かくれんぼ)」から教員が伴走しながら「未知の世界へ踏み込む学び(探検)」へと昇格させていくことが可能となります。この学びは、高等教育へ進む者の真の準備となると考えられます(これまでの受験勉強は単に選抜対策に過ぎません。選抜方式が変われば、また突破後は意味を為さなくなる学びだと思います)。

では、以下に生徒(今村奏音さん)の原稿に基づき、指導教員(竹内)がリライトした結果を掲載します:

❏ エボシカメレオンの飼育導入フィージビリティ・スタディ・レポート(1年・今村奏音)

1. 導入の経緯 今年の夏は猛暑のためコバエが大発生し、薬物で駆除する方法(コバエ・トラップ)を考え実行した。化学的な駆除法の代案として、カメレオンを飼育することによるコバエの生物学的な駆除の実現性を、以下に検討した結果を報告する。

2. エボシカメレオンの特徴 アラビア半島南部の原産(イエメン固有種)。昼行性で樹上生活している。オスの最大全長は65センチ、メスの最大全長は45センチ。繁殖様式は卵生で、一回につき20~72個の卵を地中に産む。寿命は5年ほど。体調や気分で体色が変化する(実際には保護色として変わるのではない。飼育難易度の高いカメレオンの中では、革命児と呼ばれるほど飼いやすい。日本国内で繁殖に成功した実績がある(繁殖個体は、CBと記載)。カメレオンの中では例外的に乾燥地に適応したため、野菜や果物からも水分を補給する。和名「エボシ」の由来は頭部の突起が烏帽子(えぼし)に似ているから。

3. 飼育条件 ①ケージは、小さいとストレスがかかるので大きいほうが好ましい。②床材は清潔な環境の維持に必要。③給水器(ドリッパー)で自動で水がポタポタと落ちる装置が必須。④木の枝は移動したり寝たりするのに必要で、太さが重要。⑤植物を植えることが、湿度の調整や物陰を作るのに必要。⑥紫外線ライトが野生環境の再現に必要。⑦バスキングライトが体温を上げるために必要。⑧好適温度は22~32℃(昼間)、15~22℃(夜間)、⑨湿度調整は、朝と夕に霧吹きで湿らせる。また、蒸れないよう風通しに気を付ける。⑩給餌は基本的に生餌(コオロギ、ミルワーム)を与える。ピンセットで与えると人に馴れやすい。

4. 価格 エボシカメレオン1個体は、およそ8,000~15,000円。
5. 結論 エボシカメレオンは理科室で飼おうと思えば飼える。

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画像・左:慣れないPCでワードで向かって入力中の奏音さん、同・中:時々、自分のタブレットを使って検索して調べモノしている最中の奏音さん、同・右:カメレオン飼育ガイドブック(James Walden著、英文)

付記:カメレオンは現在、生息環境の破壊(エボシカメレオンの原産地・イエメンは紛争地帯)やペット用の野生個体の乱獲により個体数の減少が問題になり得る。地上生活する種以外は、樹上生活するため森林の保全が欠かせない。コノハカメレオンを除く全ての属がワシントン条約に記載され、いずれ国際的な取引が制限される懸念がある。しかし、その愛くるしい仕草からペットとしてのニーズが高い反面、入手は容易でなくなりつつある。爬虫類・両生類を中心に国内繁殖を行う情報交換の場が「ぶりくら(ブリーディング・クラブ)」として2000年頃から活動を開始している。カメレオンの生態は、故千石光一氏が監修した『カメレオンの楽園を訪ねて_マダガスカル紀行』の貴重な映像がサイエンス・チャンネル(JST)で公開されている(竹内記)。

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