実験技法ノウハウの散逸を防ぐ動画化PJ|通信制高校のルネサンス高等学校

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実験技法ノウハウの散逸を防ぐ動画化PJ(2018年11月01日)

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実験技法ノウハウの散逸を防ぐ動画化PJ(2018年11月01日)

実験技法ノウハウの散逸を防ぐ動画化PJ(2018年11月01日)

サイエンスコース担当の竹内です。当コースが蓄積できる資産(リソース)は自分たちで考え出したオリジナルな実験操作であり、その要はノウハウを散逸させないことです。特に、高校は3年間とターンオーバーが極めて早いので、誰か実験ノウハウの引き継ぎ手が残っている大学研究室と大きく事情を異にする点です*1

*1 実際、研究を継続しているグループの発表で質問してみると、先輩から代々、引き継いできたものの、詳しく伝わってない弊害が浮かび上がりました。これでは伝承文学ないし、密教のような口伝の世界のようです。

研究論文であれば過去に遡ってPDF化する事業が進み、高校でも文献の入手が随分と楽になりました。しかし、実験のノウハウとなると話は別です。高校では、短い動画の映像記録として残し伝えていく仕組みづくりが必要だと気づきました。動画を撮影し編集する活動自体が、高校生に向いています。その解説を英語で吹き込めば、途上国を含む海外の高校生と交流する機会も生まれるでしょう。第一、自分で英語で発音することを意識するとなると、嫌でも正しい英語の音の出し方を気にするようになるし、正しく音を出せるようになると、英語の音も聞こえるようになるそうです(松澤喜好氏が著した『英語耳』の刊行は画期的でした)。

コトの始まりは実験技法の伝達(及び集約)でしたが、科学を軸とした英語の実践的な学びに繋がる可能性に気づいたのです。実は今、文科省も複数の科目を関連づけて学ぶことの意義を提唱されていますし、英語学習自体も言語と内容を関連づけて学ぶ"CLIL"(クリル;Content and Langage Integrated Learning)と呼ぶ考え方が欧州から広まってきました。科学は正直、英語で学んだ方が相応しいし、科学がヨーロッパ・インド語族の諸国で生まれ、発展してきたのにも相応の必然性が秘められているのです*2

*2 日本語では「河川、湖沼、海洋・・」と羅列して済ませても、英語では"rivers, lakes and the sea・・"と書かれますが、ここを解説した書物を私は知りません。自分で気づきました。川や湖が一つだけ・・という土地は考えにくい一方、世界中の海という海はくっついていて、地球型の海を形成しているという論理性を認識しないと、英語は使えない言語なのです。私自身、「頭の中が違うんだな・・」と余りの落差に愕然としました。それを極く最近まで(よもや今も?)訳読で英語学習させてきたのは、明治時代の名残りだったのでしょう。

殊、科学はある種、世界共通なのですから、英語で学ぶべきです。また、日本固有の文化や芸術だって海外へ発信することを視野に言えるなら、英語が実用レベルで使えなくて構わない理由など、ありません。ましてや少子化で国家機能が成り立たなくなる時代となれば*3最早、四の五のと言ってられないのではないでしょうか? 最近、駆け足で日本を取り巻く社会環境が一変していくのを感じます(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*3 当座、外国人の側に日本語を覚えて貰うスタイルになるのかも知れませんが・・(離島に日本語学校)。

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画像・上段左:中高生の研究発表会の一つ「サイエンスキャッスル」の要旨集(概要だけで情報伝達は無理)、同・上段中:録音機材一式(単一指向性コンデンサ・マイクに遮音シールド、ポップフィルター)、同・上段右:実験機材の例、ヘドロ電池(MudWatt)のキットをベースに、卒業生の岩田祐樹くんは抵抗を噛ませて起電力を求める工夫を・・主が卒業後も稼働中、同・下段左:テイク直前リハーサル中の今村カノンちゃんお悩み百面相、同・下段右:珪藻を分離する操作を収録中のハルトくんの一コマ(動画にスチル写真を織り込む作戦)

付記:動画*4を収録することにより、様々な副次的な効果が派生するような予感がしています。例えば、先ずは出演者が自分自身の姿勢や行動を客観的に観察できる機会が生まれます。また、表情が豊かになり、表現力が増す可能性が発生します。音声収録(録音)も同様、自分を客観視することで、より適性を見極めて行く作業に貢献すると思われます。無論、修正できるような悪癖を矯正するチャンスとなるはずです。グループ討論の面接が導入される今後、度胸をつけるためにも無駄な活動ではありますまい。とっくに戦後の物資が何もない時代ではなく、ペーパーテストだけでモノゴトが決まる時代ではなくなったのだろうと思います(竹内記)。

*4 学校教育用の動画コンテンツを元にiPad向けにデジタル教材化するプロジェクトは、関西大学高等部で既に進められており、コンテンツに対しては海外からも引き合いがあると聞いている(宮本裕美子氏ご講演)。が、私共のオリジナル実験技法のノウハウを残す目的とは微妙に棲み分けていくことになるだろうと目されます。

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