サイエンスコース_英語にフォニックス導入(2018年12月15日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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サイエンスコース_英語にフォニックス導入(2018年12月15日)

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サイエンスコース_英語にフォニックス導入(2018年12月15日)

サイエンスコース_英語にフォニックス導入(2018年12月15日)

サイエンスコース主幹の竹内です。もとより科学の共通語は事実上(de-facto standard)、英語です。科学を日本語で勉強するには、限界を感じます。日本語という言語上の制約から誤謬を生じることもある*1のです。今後の人類進化の方向は、一言語から二言語、そして多言語に触れ、用いるようになる世界と私は見ています。

*1 一例を示せば、汽水産の巻貝イシマキガイには私たちの調査でも真性の寄生虫は見つかっていませんが、二次的な寄生者(恐らく多毛類の一種)は介在していそうです。が、何か細菌を大量放出した例を発見しています。英語版Wikipediaを見ると、イシマキガイの寄生生物(パラサイト)として腸炎ビブリオを保菌している事実が文献を引用して記載されています(日本語版Wikipediaにはありません)。言語が障壁となっている可能性があります。言語が違うと、実は思考の範囲が違ってくるのです。日本語では「寄生虫」と食中毒を引き起こす「感染菌」とは別のカテゴリーになってしまうのです(英語の"パラサイト"の概念なら、「虫」も「菌」も一括できるよう「寄生生物」という上位概念と用語を提唱する必要があります)。さらに、寄生という現象には生物の他者識別能という点で、免疫など防御機序が共通しつつ流動的(進化過程の途上)なのに違いありません。

中学英語に疎い1年生の今村奏音さんは、ディズニーの幼児用英語教材を用いて文字に触れないままで耳と映像から英語の音(音が消えたり繋がったりすることで自然発生する英語特有のプロソディー)を体得して貰いました。この基礎工事を欠いたまま英語を積み上げて行っても、後で伸び悩みます。実は私自身、16歳でこのことを予期していましたので、英語を音から学ぶ方針で取り組みましたが全日制高校に通うと、中間試験や期末試験でやりたい本来の勉強の邪魔をされてしまうのです(迷惑でした!)。不登校や中退者を受け入れる通信制高校だからこそ、これまでにない新しい取り組みが可能なだと思います(狡いようですが、ハンデありますもの)。

今村奏音さんは現在、ディズニー教材で現地の子供たちからディズニーの各キャラクターが話す英語の中で冠詞の"a"と"the"を音として聞き分ける力を身に着けました。学業成績にも入試対策にも、TOEICなどのスコアにも全く反映しません。が、そこに核心たる「英語の心」の心が隠され、かつ音なき音を聞く耳をもつことで、ネイティブのような音を故意に落とす発話(英語のリズムが優先して痕跡程度にしか聞き取れない箇所)にも対応できるようになってきたはずです。これは文字を一切、介さないで進めた英語再入門の成果だと思っています。

次の段階として、文字と音声を繋ぐフォニックスを導入することにしました。日本のフォニックス導入の第一人者である松香洋子さんのグループが開発したDVD教材で、一部、ネットでも紹介され、大阪府教育委員会も採用しています。同DVDは、リズミカルなアップテンポが基調になっています。そこで、カノンちゃんには新たな問題が見つかりました。オーバーオールでは合格でしたが、個々の英語の音を出すコツ(口の開け方や舌の当て方など)が身についてなかったからです。しかし、これも適宜、個々の生徒に問題を生じた点から優先的に修正して行けば良いので、問題ありません。個別対応できる点で、サイエンスコースは「超特別支援学級」と言えるかと思います。学校教育のスタイルとしては最高の贅沢ですから、通信制高校で胸を張って貰って構いません(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:喉に指先を当てて、有声音と無声音の確認中のカノンちゃん、同・中:音と音の結びつき方(子音+母音+子音)の学びができるデザイン、同・右:"松香フォニックス"のDVD教材パッケージ

付記:カノンちゃんから「中学の英語を学んできてない。」と打ち明けられた時、私の顔は思わず微笑んでしまったはずです。それと言うのも、中学英語が欠落している*2 それこそ最高の素材だからです。 私自身が試したくても試せなかった16歳の時、それを40年もの歳月を掛け、16歳の生徒へ試すリベンジなのですから・・。私は以前、標準と異なる教育を施すことに罪悪感はありました。が、良く考えてみったら既に先を進んでいる同年代の生徒に追いつくのに同じ道を辿らせることが適切なのだろうか・・と疑問に感じました。2,3年の遅れを取り戻すのに同じコトをしていてはダメだと思うのです。生徒と教員が合意できたら、別ルートから先回りさせるコトだって可能だと考えています。ましてや自分がイチバン取り組みたかった英語の音声からの学びです。それを既存の学校教育課程では実現できませんでした。2、3年分の空白を埋める補填は、教育特区に開校した通信制高校の通学コースでオプション(卒業単位認定の要件外)ならではの価値を秘めた実験的な試みだろうと考えています。出遅れた人も挽回できる特典(一発逆転のチャンス)があって人生、宜しいのじゃないでしょうか竹内記)。

*2 高専に着任して最初の年、卒研に迎え入れた生徒が、モジモジとしながら打ち明けられた時のコトを覚えています。「ボクは将来、研究者になりたいのですが、中学英語が全く解りません。一つの文の中に2つ動詞が入る理由が納得できないからです。」理系の子らしい壁でした。私は彼にこう告げました「これから卒研を開始し、結果を卒論にまとめる必要があるけれど、自分の卒論を英語で書く気はある? もし私の提案に応じてくれるのなら、その指導は3日間で完成しますよ。」そう言って憚らず、一つの論文(査読つき)に実りました:

竹内準一、天野沙也加、山新良彦(2011)ESPの考え方に基づき英文で卒業論文を書く試みー専門領域で必要とされる英語運用力の育成ーA Trial of Thesis-writing in English,Based on the ESP Concept-English Proficiency Development through Research Projects-、論文集『高専教育』: Kosen Kyoiku (34), 209-214, 2011、独立行政法人国立高等専門学校機構 (投稿受理原稿PDF添付)

※中学英語も心許ない学習者が、3日間程度の指導で英文が書けるようになるのか? そこには秘密が隠されています。英文づくりの肝要は、ある語句の次に来る語句がほぼ決まっていく語順にシークエンス(配列順)にあります。単語数は3日間で増やすことはできません。が、英文づくりに必要な語順を予測する力(予測文法力)は、自転車の乗り方や水泳の泳ぎ方を体得する時のように3日間程度で基礎ができます。そして、一旦、体得すると一生忘れることはありません。運動能力に近いからです。音声修得には遅過ぎる年代の高専生(大学2年相当)に、私はそのギフトを与えました。間に合う高校生の年代であれば、音声から英語に触れて貰いたいと願っていました。皆に先へ歩んで貰いたいからです。生徒が教員を追い越せなければ、その教育は大失敗なのです!

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