サイエンスコース
2019.02.08.Fri
今年度、発足した日本の高校で初のコーチング技術を学び実践する部活で、その理論的な拠り所としてルー・タイスの若年層向けエッセンスである「PX2」を若干の新規メンバー*1を交えて受講し、新たな視点から学び直す良い機会となりました。
*1 サイエンスコースの今村奏音さん(1年)、高橋泰尋先生(理科教諭)、トライ生の奥村諒くん(2年)、eスポーツコースの入江玲王くん(1年)が加わり、後藤大空くん(3年)と料治輝くん(1年)が再受講してくれました。同じプログラムを再受講しても、新たな気づきが起こるものです。
今回、PX2の公式セッションに続き、ファシリテーターの高嶋芳幸氏*2はPX2本体で学んだ概念及び手法をコーチング・クラブの実践活動へ応用する道へ繋ぐための橋渡しとなる特別セッションも翌、土曜日の午後に設けるご提案を戴きました。
*2 活動拠点を大阪から東京へ移して一段と、パワーアップされたのを実感しました。高嶋芳幸コーチの公式サイトをご覧ください。
今を遡る2年前、当時高2だった岩田祐樹くん(現在、大1)と私で大阪でオープンに開催(現在は東京のみ)されたPX2セミナーに参加したのが高校初のコーチング・クラブ結成に至る物語の始まりでした。そこで当時、大阪を拠点としていた高嶋コーチと出会ったからです。その後、高嶋コーチほかコーチ専門家チームの来校を受け、大阪校でのクローズド形式のPX2開催へ至った次第です。2回目の公式開催前夜には卒業生を招くホームカミング・デーも実施しましたので、振り返れば人生の縮図とも感じる"長いようで短い"道のりでした。順番に片付けていくだけの学校の既存カリキュラムを通じてでは学ぶことができない、それまでにない新たな「価値を創出していく世界観」だからです。
以上が、2年ほど過去へ遡る振り返りで、ここを起点に新たな未来を自由自在に描いていく活動_これこそが人生であり、高校教育が目指すべき境地だと、私は捉えています(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。
ご縁があって、その場に参集した生徒及び立ち会って戴いたコーチングの専門家からコメントを戴きました:
❏奥村諒くん(2年、大阪校コーチング・クラグ次期部長) 今回、コーチングが何か分からない状態でPX2を受講しました。未知のものだったので正直、若干の不安はありました。しかし、結果から言うと受けてよかったと思います。コーチングとは一言で表すと『夢を叶える技術』なのだと僕の中では思いました。PX2を受けて、いかに自分が考えずに周りに流されてたかを思い知りました。自分の人生で主人公は僕のはず、自分の人生を歩もうと思いました。PX2を受けてよかったです。
❏高嶋芳幸さん(大阪校コーチング・クラブ指導員) マインドコーチ、PX2ファシリテーターの高嶋です。今回のPX2は、いつもにもましてルー・タイスからの深い学びが得られる素晴らしい場になったと思います。これから受講生たちがマインド(脳と心)を上手に使い、自らの人生を切り開いていくことがとても楽しみです。直近では、日本初の高校のコーチング・クラブの活動の中で、実社会と変わらない状況下において「生きた『マインド(脳と心)』の使い方」を習得していってくれると期待しています。
----------
画像・上段左:PX2では、人の意識が自然と形成されていく過程を最初に学ぶ、同・上段中:PX2では、しばしば2人1組となるペア・ワークが課されるのでお互いの人柄に触れる楽しさがある、同・上段右:PX2を構成する2日間の段階的な学びは故ルー・タイスが登場するDVD再生で進行する、同・下段左:参加者が皆、リラックスした和やかな雰囲気でセッションが進む、同・下段右:セッション終盤のルー・タイスの肉声に引き込まれる受講生各自の真剣な面持ち。
付記:多くの成功者たちが実践してきた有効な手法の一つに願望の映像化(ビジュアライゼーション)があります。例えば、大学のパンフレットを手に入学後の姿を活き活きとイメージしてみたり、アニメの修行のため来日を夢に描いていた外国人が東京の高層ビルを写真を部屋の壁に貼り付けていたり・・。私自身は、映像だけでなくマインドの感情に繋がる深い領域へ入り込む音楽を"テーマ曲"として利用し、タイへの派遣業務及び英国留学を実現へ導きました。この2つの曲を聞くと、当時の光景が今でもアリアリと脳裏に浮かびます(竹内記)。
注記:日本では、まだ聞くだけの一方通行型の授業(大人の会議も同様)が多いため、我慢することで蓄積する徒労感が伴う疲弊こそ起こりますが、頭脳をフル回転させる機会は滅多にありません。そのため高嶋コーチ曰く、受講者は"脳疲労"を起こすことが予想されるそうです。ただし、数日から1週間程度で全快するそうです。高嶋さんご自身も、今の仕事をして同じ高負荷を経験されてきたそうですが、頭脳を鍛えることで"脳疲労"は軽減できたそうです。受講者の脳波を調べたところ、一方通行型の授業を受けている時の脳波は寝ている状態の脳波と同じだったそうですから、「人を育てる」教育課程を構築するには当然、再デザインが必要です(竹内記)。
サイエンスコース
最新の記事
サイエンスコース
2019.02.10.Sun
サイエンスコース
サイエンスコース
2019.02.08.Fri
サイエンスコース
サイエンスコース
2019.02.01.Fri
サイエンスコース
サイエンスコース
サイエンスコース
2019.01.26.Sat
サイエンスコース
サイエンスコース
2019.01.25.Fri
サイエンスコース
最新の記事
2019年2月| 2019年1月| 2018年12月| 2018年11月| 2018年10月| 2018年9月| 2018年8月| 2018年7月| 2018年6月| 2018年5月| 2018年4月| 2018年3月| 2018年2月| 2018年1月| 2017年12月| 2017年11月| 2017年10月| 2017年9月| 2017年8月| 2017年7月| 2017年6月| 2017年5月| 2017年4月| 2017年3月| 2017年2月| 2017年1月| 2016年12月| 2016年11月| 2016年10月| 2016年9月| 2016年8月| 2016年7月| 2016年6月| 2016年5月| 2016年4月| 2016年3月| 2016年2月| 2016年1月| 2015年12月| 2015年11月| 2015年10月| 2015年9月| 2015年8月| 2015年7月| 2015年6月| 2015年5月| 2015年4月| 2015年3月| 2015年2月| 2015年1月| 2014年12月| 2014年11月| 2014年10月| 2014年9月| 2014年8月| 2014年7月| 2014年6月| 2014年5月| 2014年4月|
サイエンスコース
2019.02.16.Sat
サイエンスコース
ルネサンス豊田高等学校
2019.02.13.Wed
ルネサンス豊田高等学校
豊田駅前キャンパス
サイエンスコース
2019.02.11.Mon
サイエンスコース
ルネサンス高等学校グループは、全国に3校(茨城、豊田、大阪)、7拠点(札幌、仙台、東京・新宿代々木、愛知、豊田、名古屋、広島、福岡)に連携キャンパス又は受付相談センターを置く広域通信制高校です。
どんなタイプの方でも、安心して学習し卒業できるシステムを構築し、生徒一人ひとりのライフスタイルに合った"学び"を提供しております。
「登校してしっかり学ぶ」「友達を作って学校生活を楽しむ」という学校が多い中、最短年4日の登校で高卒資格が取れる学校は多くはありません。
一方で本当に高卒資格が取りたくても、仕事が忙しくて登校できない、子育てで手が離せないなど様々な事情で、学校に行きたくても行けない方がたくさん居るのも事実です。
ルネサンス高校はそういった方のニーズに答えるために生徒に負担のかからない授業やレポートシステムを作り、今年で12年。卒業生も1万人を超えております。
|