「英語媒体で英語学習する」学びへの事始め(2019年09月06日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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「英語媒体で英語学習する」学びへの事始め(2019年09月06日)

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「英語媒体で英語学習する」学びへの事始め(2019年09月06日)

「英語媒体で英語学習する」学びへの事始め(2019年09月06日)

教育デザイン室長の竹内です。不登校・中退歴のある通信制高校の生徒に向いた学び方は、多くの高校生が通った道を後から追い駆けることではありません。日本の学校教育が全般に、中でも英語教育は世界標準から外れている訳読など明治の英語教育を亡霊みたく引き摺っている*1)からです。

*1 マイクロソフトのOS、歴代のWindowsがMS-DOSの影を今なお、引き摺っている事情と酷似しています。

伝統的な英語学習をして来てないのならば、そのメリットを活かした方が有利に決まっています。今日は、その一つの突破口の例をお示ししましょう。英語で書かれた世界的に定評のある英文法の原著及びその翻訳本です。Cambridge University Press刊行の"Basic Grammer in Use"という世界的な名著です。英国で刊行されたのにも拘らず、米語でチューンナップして、全世界をマーケットに意識しています。

もともと今村奏音さん(1年)の要望で調達した教材で今日、彼女は"ebook"版アプリを理科室のPCに導入することを試み、視聴していました(情けないことに理科室の共用PCは非力過ぎてか、正常には再生デキませんでしたので奏音ちゃんはタブレットで学習する気です)。世界標準の教材らしく音源のナレーションは速度面や強弱落差による"音飛び"面で手加減ナシでした*2

*2 日本だけをマーケットにする『アメリカ口語教本』の音源が版を重ねる度、ナレーションの速度が遅くなって行く"日本市場向け"のとは正反対です。やはり、妥協のない世界標準の教材を選ぶべきと実感しました。

では、教材として難しいか・・と言うと、そんなコトはありません。不登校歴のある奏音ちゃんでも日本で育った分、十分理解できるレベルのコトを無理なく英語で学び直すレベルから始めることで、あたかも最初から英語で学んで来たかのように知識を書き換えて行くことになります。

今回、本人の要望で、万が一の自習用に翻訳版も併せて入手しました。が、何と本人の口から「英語版の方が単純でスッキリしている!」という感想が漏れ出ました。喜ばしいことです。これは、明治以来の日本式の英語訳読学習の弊害が介在してきた構図を如実に物語っています。つまり、日本語が介在することで英語習得の助けになるどころか、日本語が邪魔(ノイズ)になってきたのです。そのため肝心な場面で、英語での応答に詰まったり、TOEIC/TEEFL/IELTSなど英語だけで進行する英語運用力の試験で、日本人の英語学習者の成績が伸び悩む原因となっている真相だと思われます。

そもそも英語を日本語に訳して進める授業など、決して英語の授業ではありません。最後が日本語で終わるなら、それは元英語の授業であっても最終的には日本語の授業と見做すべきですね。ハッキリ言うと、欺瞞そのものだと言えます。せめて、一つの英文に対し、複数の訳例を認めるのならマシです(ストライクゾーンのように判定が入るので)。しかし、多くの学校は、最低の例では一つの訳文を教えたら、それ以外は解答は採点対象としないほど*3極端な例まで過去、見聞したことがあります(機械的に採点する教員の都合からですが、ここまですると教員の能力も極端に劣化していくはずです)。

*3 教えた通りの訳文でないと、授業を聞いていたことの評価にはならない・・という強弁まで耳にしたことがあります。これには、呆れ果てました。学習者の思考能力を破壊する行為です。

教育のゴール設定が、「生徒を育てること」か「生徒に教えること」かで結果は大違いとなること間違いありません。後者では、生徒は点数に結びつかない学びを拒否するようになります。それはズバリ、人生そのものの放棄です。その学校教育の弊害を私は垣間、見てきました*4。結果的に、日本社会の随所で綻びを来す原因になっています*5文責:教育デザイン室長・竹内準一

*4 大阪の馬渕教室と並び、進学塾の双璧だった類塾(類グループ)は、「もはや学校は終わっている!」と宣言し、これまでの「成績圧力」路線には踵を返し、新しい道を歩み出している。

*5 つい先日、通学コース『心理学』の代講の中で私が特に力説した視点・論点でもあり、学校教育は「生徒の成長」を促すことをゴールに設定し直さないと、将来に禍根を残すことになる。生徒にとって一生の中で二度と訪れない貴重な成長期を逃すことを考えたら即刻、改善すべき緊急性が極めて高いと感じている。

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画像・上段左:世界的な英文法の名著"Basic Grammer in Use"(手前が原著、下が訳書)、同・下段中:同原著(左)と訳書(右)の同一ページを比較(確かに原著の方が日本語がない分、スッキリした感じ)、同・上段右:PC画面上で見た同書"ebook"版の表紙、同・下段左:タブレットにインストールして"ebook"を試している奏音ちゃん(共用PCよりも使い心地が良さそう)、同・下段右:多言語を習得した台湾人女性が学び方のコツを証言(奏音ちゃんが見つけた「五ヵ国語話す天才に英語の学習方法を聞いてみたら凄かった!」の一場面)

付記人類は将来、多言語を使う方向へ進化し、それは人類史の中で位置づけると歴史的な必然性だと捉えています。先日の代講で「夢とロマンを感じました。」との感想を残してくれた生徒は、ここにヒットしたのだろうと思います。日本語は、"defact"世界標準の英語とは極端に言語距離が離れている上、世界中の数多ある言語の中でも習得が困難な言語の最上位にランキングされています(中国語も英語を基軸にすると難易度が高いのですが、漢字文化圏の日本人は習得には有利と目されます)。グローバル化が進展する今、多言語の習得を具体的な目標に掲げた学校が出現してきています(一例として、関西国際学園の系列校)。日本の英語教育は実績を残せてきていませんが、だからと言って日本人が外国語学習に向いていないことを意味している訳でもありません。今後の動向に着目して行きましょう(竹内記)。

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