文字面から「状況」が思い浮かぶ実践力を!(2019年09月23日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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文字面から「状況」が思い浮かぶ実践力を!(2019年09月23日)

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文字面から「状況」が思い浮かぶ実践力を!(2019年09月23日)

文字面から「状況」が思い浮かぶ実践力を!(2019年09月23日)

日本の教科「英語」のどこが実用的でないかと言うと、皮相的(superficial*1)に書かれた文字面だけに意識をフォーカスさせる習慣を刷り込まれてしまうからです。学校の教育デザインが基本、「試験」で得点することに重点を置かれ、そのための「授業」になります。これが日本の学校教育の設計思想であり、規格仕様です。

*1 superficialとは、super(超)+face(表面)を形容詞化した単語であり、「上辺だけ」、「上っ面」と言う意味で、ヒトやモノが「いかにも軽薄である」ことを表現する時には、最適な表現と言えます。

一言で言うと、日本の学校教育は「いつか役に立つ時が来るから・・」と言う前提で、設計され、それを延々と継続して来ました。実務の中を生き抜いてきた私には、その「いつか」は永遠にやって来ることがないのは明白でした。いわば騙してきたのです。既存の教育カリキュラムではなく、自らの意思で積極行動した時に初めて「役に立つか」が試されるのであって、大学入試*2でもホンモノの人生の転機の代用になり得ません。海外の大学出願に課せられる英文エッセイの方がよほど、「人となり」が見える人生の縮図だと思います。日本の入試選抜の正体は実質、数字に人を選ばせる責任を負いたくない日本人が考え出した機械的に公平(?)なシステムです(それでいて、点数を任意に操作する不祥事が起き、揺り戻しも見られます。データ操作もあり得る、実に日本人らしい中途半端なシステムと思います)。

*2 入試選抜を過酷な競争として捉えてしまうことで、合格自体をゴールだと勘違いさせてしまうワナが仕掛けられているため合格して意欲に燃えるワケでなく、安心してしまうオチが控えています(大学側でも授業や演習で学生が熱心になれず困っている筈です)。

ホンモノをニセモノでスリ替えるワナが日本社会の随所に仕掛けられており、日本語の曖昧さと閉鎖的な空気が許してしまい、凋落に歯止めが効きません。こうして日本は国力を落としてきました*3

*3 日本では「書の文化」が残っているのに、逆に中国では書が廃れていく現実に危機感を訴えています

日本の学校教育は、ペーパー試験で成績が決まる「教科」教育では振るわなかったものの、実技教育(体育、美術、書道、音楽など)では衰退した後も引き続き、大きな成果をあげてきたと言えます。それならば一層、実技重視の教育戦略が日本人の性格には向いていると予測できます。それは、英語を例にして言うならば、「道具として英語を使えるようになる」というゴールでしょう(TOEIC/TOEFL/IELTSは再現性の精度も高く、実用に応える現代的な優れた検定試験です*4)。

*4 日本の学校教育で登場するso~thatとか too~to~の構文など今どきは使われませんが、逆にカンマして分詞構文で繋いで行く語法は日本の英語教育で全く教えていません(何か日本国内の協定でもあるのでしょうか、学術論文やウェブサイトなどの現代英語では、かなり頻繁に使われているにも拘らず・・なのです)。

昨日、卒業生の岩田祐樹くん(大2)が進学先の京都先端科学大学のオープンキャンパスでインターンシップの体験談を太秦キャンパスの講堂で英語でスピーチを行ってくれました。本校からは後輩の今村奏音さん(高2)が会場へ行ってきて動画と感想文を送ってくれましたので、紹介します:

❏ 大学のオープンキャンパスで先輩の英語スピーチを聴いて(2年・今村奏音) スーパーサイエンスコース(現アート&サイエンスコース)の卒業生である岩田祐樹さんが、今通ってる大学のオープンキャンパス(9月22日)で英語でプレゼンをすると言うので見に行ってきました。

最初に大学の説明のため大きなホールに集められますが、台風が近づいてるにも関わらず、かなりの人が来られていました。前田正史学長*5の話が始まり、この大学が本気で人を育てようとしていること、これから日本のトップ大学になるだろうと確信させられたことなど、この大学が放つエネルギーの強さを感じました。

*5 東大副学長時代の記事から的確に問題の本質を捉え、率直に発言している"理系人"と伺えます(竹内注)。

京都先端科学大学が力を入れている英語運用力(海外で通用する人材)を磨き、在学生の代表として英語でトークするのだから立派な先輩なのだなと誇らしくなりました。彼は聴衆に対し「Good morning, everyone!」と外国人さながらに冒頭で呼び掛けてきたのです。その後のプレゼンも、日本の大学生とは思えないほど堂々たる英語で喋るものだから、一瞬で英語空間を作り上げていました。

私はこの光景を目の当たりにし、自分も少しでも早く英語を我が物にしたくなりました。なぜならすごいと客席から見ているだけでなく、同じ場に立ってあんな風に英語を話せたらどれだけ楽しいか、どれだけ広い視野で生きているのか、想像しただけで頑張ろうという気になったからです。後で本人から「緊張した」と聞きました。私も彼と同じ人間なのだから当然かも知れませんが、自分も同じ高校の在学生として学び続けてさえ行けば彼のようになれるんだ、と背中を押された気がします。

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画像・上段左:英語でスピーチで登壇した岩田祐樹くん(左;奏音さん撮影の動画から)、同・上段中:英語を媒体に英語を学ぶ今村奏音さん(Ranmond Murphy のeBook版で)、同・上段右:京都先端科学大学太秦キャンパス(奏音さん提供)、同・下段左:前日(9月21)に開催された文化祭(ルネフェス)で理科室前にパネル展示された写真サークルの作品(左:初代部長で卒業生の後藤大空くんの作品、右:新入部員の小野寺華鈴さんの作品)、同・下段右:卒業生の岩田祐樹くんの創作書道作品(3枚のパネル)※岩田くんは文化祭の終了後、奏音ちゃんの英語学習を指導して行ってくれました。その際、彼女が英文の文字面を読むだけでなく英文が使わている状況まで含めて捉えようと努力している、英語学習のあるべき姿勢に気づいてくれたようです。

付記:リアリティが必要なのは、英語学習だけではありません。日本の高校では、学びの目的がペーパー試験で得点することがゴール設定になってしまっています。これでは、社会で生きる力にはなりません。理科で言えば実験・観察を通じて何かを発見したり、発明したりする活動、社会科で言えば何処かを訪ねて史跡を調査したり、町おこしを提案していく実践活動です。そうです。実践が伴わない限り学校教育は「絵空事」で終わり、人の記憶から消え去ってしまうのです。

試みに、町を歩いている大人に声かけてみて下さい。高校で勉強した内容を覚えていますか? 恐らく「ぜんぜん」との返答が返ってくる筈です。もし「全部、覚えていますよ!」との返答が返って来たとしたら、間違いなく高校の教員か、もしくは塾か予備校の講師(あるいは、家庭教師をしている大学生かも知れません)でしょう。それだけ日本の高校は「浮世離れ」した社会と隔絶した「教科」教育に精を出してきたのです。

これが日本の教育の失敗でした。私が率先して理科室で次々と死んでいくグッピーを相手に犯人探しを続け寄生虫であることを突き止め、この分野で世界の最先端を行く研究者を探し出して行く実践力は、アート&サイエンスコースが掲げる路線を示しています。並の高校や塾では太刀打ちデキないだろうと思います。

ただし・・です。ペーパー試験とは関係ない実技系の科目(美術、音楽、書道、体育など)となると話は異なります。私が2000年から2006年まで英国へ留学・移民していましたが、国外から見て衰退していく祖国でも燦々と輝いて見えたのは野球やサッカーで活躍する日本の運動選手やバレエや音楽のコンクールで入賞する日本人です。日本人が急に、劣化したのではありません。単に「教科」教育を推し進めてきた教育行政が大失敗だっただけです。TOEIC満点でも全く英語が実用にならないなど、ペーパー試験に特化した学校教育のミスに気づけないのは、その当事者が間違えた学校教育を終えて、間違えて頂点に立ってしまったからだと、私はそう考えます。異論・反論、大歓迎です(竹内記)。

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