高校生の「話す力」と「書く力」をご指南!(2019年10月14日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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高校生の「話す力」と「書く力」をご指南!(2019年10月14日)

アート&サイエンスコース

高校生の「話す力」と「書く力」をご指南!(2019年10月14日)

高校生の「話す力」と「書く力」をご指南!(2019年10月14日)

キーワードは、"アウトプット"です。この言葉が、社会へ繋がるこれからの学校教育の生命線になります。具体的には、聴衆を感化する話す力と、文章化して残す書く力です。これまでの日本の学校は、固定化された知識を教えることで「教育」だと涼しい顔をしてきました。授業して、試験して、デキないのは生徒の問題だと一刀両断に切り捨ててきました。

これでは、時間と経費の「消費」に過ぎません。だから日本社会は衰退の一途を辿りました。これからは、そんな安直さでは通用しません。学校教育を社会に何らかの価値を生み出す「生産」活動へと、180°転換させていく必要があります。そうでなければ、人生最大の成長期にある高校生たちを預かる教育機関の責務を放棄するに等しい行為と思います。

実際、アート&サイエンスコースで著しく成長し出た生徒は、理科室で私と対話するところからスタートしています。不登校や中退の経験者が大半であるため、対話して5分間もしたら寝てしまう事例もありました。私の話す言葉の意味が全く解らない状態からスタートです。私のブログの記事も、最初は「ちんぷんかんぷん」だったようです。一切の手加減もなしに書いているので、私の文章は大学生でも読めないケースもあり得るでしょう。

が、当コースに来て馴染んでいくうちに私の話す言葉が(当初、宇宙人の言葉みたく聞こえるても)次第に解るようになり、慣れると私と意見の交換ができるようになります。時に、私の想像を越えたレスポンスが生徒から貰え、驚かされることもあります。普通の学校に見るように高校生を"子供扱い"すれば、子供のままで居続けようとするので、成長するはずもありません。逆に言えば、私に合わせてくれさえすれば、成長し始めるのです。

私と数ヶ月ほど一緒にいると、大学教授の開催する私的研究会へ参加したり、校外で開催されるワークショップへ参加したり、大学生や社会人限定の集会へ参加したり、直ぐにも成長し出します。生徒を見る年齢枠を教員が取っ払うことで、ごく自然に成長を始めます。私は彼らを高校生だと見てはないし、時には大学生や大学院生と同等に見てます。自分が居なくなった時代を生きる、未来を託す"未来人"を相手にしていると思ってます。

私は基礎学力は、主要3教科(英国数)とか(理科と社会を加えた)5教科の成績ではなく、ズバリ人前で「話す力」と文章にして残す「書く力」だと考えてます。ハッキリ言って、これは大人も十分とは言えません。これぞ日本の学校教育が今の大人を育てた当時から、不完全だったことの何よりの証し*1と言えるかと思います。

*1 経団連会長の「お友達だから悪口言えない。」は公式の席上の発言として見識を疑わざるを得ません。責任ある重要な地位に就くべき、高校生たちのお手本なのでしょうか? 高校生の手前、無性に情けなく感じます。

当コースで今期、重点を置くのは、ズバリ高校生に"売れる"原稿を書けるようになって卒業して行って欲しいことです。これが当コースの最後の仕上げであり、実社会で通用することの、一つの証しと言えると思います。

幸い日本には商業(技術)雑誌という文化があります。読者が原稿の投稿者になれるという日本独自のシステムです。これは、日本語が英語のようには世界中で流通しないという制約性から生まれた"互助的な活動"でした。つまり限られた文化圏では読者が相互に原稿を投稿しない限りプロのライターだけでは雑誌が回せない上、読者が執筆者として参画できるシステム*2だったのです(英国に移民してみて初めて知った事実です)。

*2 英国で購読していたエコロジスト(エコノミストという雑誌は有名)は、プロのライターだけが寄稿していました。読者は"Letters to the Editor"という一部の(誌上討論)コーナーにしか参画できない仕組みでした。

投稿制度は、日本の商業雑誌にしか見られない慣習です。そして、刷り上がりページ数に応じて規定の原稿料が支払われる習わしです。ここに"モノ書き"(ライター)として書いた文章に対する責任感が養われ、同時に自信も生まれます。私自身、学会発表をすると原稿執筆依頼が舞い込み、勇んでは投稿原稿を執筆しました。

まだ、原稿用紙に手書きする時代であり、図はロットリングで墨入れする時代でした。製版されてゲラ刷りを手にし、製本された雑誌を手にする感覚は、今のワープロ上で半ば、製版できてしまう "DTP" 時代とは格別の想いです。届いた雑誌を抱いて寝たいほど、嬉しかったことを昨日のように覚えています。

私自身が歩んできた道です。高校生を相手にプロへ近づく手解きをいたしますので、この流れが途絶えてしまわないよう、どうか後に続いて下さい。お願いします(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:商業雑誌の例_隔月刊『生活と環境』(日本環境衛生センター)、月刊『用水と廃水』(産業用水調査会)、同・上段中:『用水と廃水』の投稿規定・執筆要領、同・上段右:新刊『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版、2018年)、同・下段左:全ては書くことから『High Output Management』(第2章扉、日経EP、2017年)、同・下段右:野心的な新刊本『結局、人生はアウトプットで決まる』(実務教育出版、2018年)の帯

付記:これからの時代の生き方は、どういうカタチであれ、さっさと早く「売れる」人間になってしまうことだと思います。遠慮する必要はありません。将来、どのような道を選択しようが、文章を書く力を養っておいて損なコトなど、一つもあり得ません。そしてサイエンスコースに在籍していたら、研究発表をしていたら書く素材はいくらでもあるハズです。サイエンスコースの活動の全てが、オリジナルなコンテンツですから、書いて発表する価値があります*2最初は私が手解きをしますが、最後はご自分の手腕にして行って下さい(竹内記)。

*2 最終的に印刷原稿にするコースをサイエンス・ライター養成講座、編集して動画作品にするコースをサイエンス・コミュニケーター養成講座と呼ぶことにします。両者を併せて、サイエンス・クリエーター養成講座と呼ぶことにします。広義には、事業化やコンサルティング業務も含めると考えて下さい。従来の高校教育課程をより社会実装を目指していると理解して下さい。社会との関連づけが、これからのトレンドになると見ています。

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