「免疫力」を増強すべく家庭料理を見直そう(2020年04月16日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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「免疫力」を増強すべく家庭料理を見直そう(2020年04月16日)

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「免疫力」を増強すべく家庭料理を見直そう(2020年04月16日)

「免疫力」を増強すべく家庭料理を見直そう(2020年04月16日)

2014年に大阪校がスタートした直後、外食ばかり頼っていました。そのため初年度の健康診断では異常値が相次ぐ惨状に陥りました。しかし、昔、実践してきた玄米菜食に戻すには敷居が高く、簡単に代用となる主食を探し、英国で知ったオートミール(燕麦)を試してみました。すると、翌年の検査値はオールクリア―となり、玄米に勝るとも劣らない有効な主食となり得ることを身を持って体感しました。

併せて、体質的な原因と思しき痛風発作も無論、薬で抑えることもできるのだが、食事で直そうを試み、モズク酢を(豆腐と併せて)食すことで改善することに成功しました。定説には、プリン体の多い食材(例として、シイタケ)を避けるようにとの助言を聞くが、シイタケを食べてみたら単体では発症せず、ドリンク剤を飲んだ途端、再発したので組み合わせが確認しました(体質には個人差があります)。

今回のコロナ禍でも、当初、日本人の死亡率が特異的に低めに推移していたことで、世界が注目しました*1。曰く、①身体接触が少ない、②唾を飛ばすほど議論しない、③室内で靴を脱ぐ、④入浴・手洗いの習慣がある、⑤ウォッシュレットが普及している、⑥BCGを打っている、など多彩な視点で議論されています。

*1 最近の罹患率の急激な増大は、"邦人保護"という名目で海外在住の日本人を帰国させた際、隔離を徹底して来なかったことで世界各地の強毒化した遺伝子を持つウイルスを持ち込んでしまったことが底上げしている原因だと思われます。

現代の日本は、世界の国々と似ているように見えていて、その実、特殊な国情だったのではないでしょうか? 例えば、あれだけ外国人が来日していても実際に至近距離で話したり、握手したり・・外国人と日常的に濃厚接触した日本人はいたのでしょうか(特殊な密室でのケースは除きます)? 私も海外で生活してきたので解りますが、日本ほど他人との関係性の希薄な社会はありません(宴席での「鍋料理」は特例でしょう)。

身体的な濃密な接触以外にもう一点、特に英米と比較した場合の日本の特殊性を浮き彫りにしたいと思います。それは、日常的な食事です。日本でも外食産業は諸外国と同様に育ってはきましたが、各ご家庭で家庭料理(特に、煮物、味噌汁、漬物)の文化を捨ててきていませんよね。イタリア、スペイン、フランスなど伝統料理の点では優れますが、日常的にはパスタ類で代用し、身体接触の濃密さも人が生きる上でのスパイス的な感覚でした。一方、英米ではジャンクフードが席巻し、英国は30年前では質素な茹で野菜を食卓に出していたものですが、米資本の外食産業や砂糖水の炭酸飲料に英国も乗っ取られて行きました(弊害に気づき、英国政府は校内販売を禁じる措置に出ました)。

30余年前の英国。私が驚いた原体験があります。EU発足前の英国は、外国からの薬剤の輸入を規制していました。薬局に並ぶ風邪薬の銘柄は異なれども有効成分は皆、同一でした。子供が熱を出して診療所(ホームドクター)へ連れて行ったら看護師と医師からは「マラリヤ以外、氷で解熱させるのは厳禁だ!」と口を揃えて注意されたのです。その後、私も現地で超剛速球インフルエンザの洗礼を受けると、レムシップと呼ばれる「レモンが入った紅茶でも飲んで寝てましょうよ♪」の感覚のパッケージを買って、全身が痛くて全く動けない状態のまま数日間ほど苦しむ想いをしたら回復して突如、動けるようになりました。回復力の基盤は、普段からの食生活の質に依存すると実感したのです。

一度、乗り越えると二度と同じような苦しみを味わうことはなくなり、「あゝ、英国は人間が備えている自然治癒力を利用しているんだ」と学びました。自己免疫力をブーストさせるためには自分の身体を工場にして大急ぎで体温をあげて免疫抗体を作ったり(液性免疫)、マクロファージなど食細胞を活性化させる(細胞性免疫)必要がありました。二度目以降、酷い流感に罹らなくなったのは免疫が記憶されていたり、体質(病気へのレスポンス性能)そのものが変わって抵抗力が増強された*2実感があります。

*2 実は、1993年の秋の英国での強大なインフルエンザを克服してからの私は、医学や病気に対する考え方そのもの(それ以前は医者に注射して貰って「安心」を買っていました)が一変し、自分の身体くらい自分で直す・・と言う気持ちになりました。医師は患者の治癒力を回復させる手伝いをするしかデキないのだと思い知りました(これは「医師」を「教師」に、「患者」を「生徒」に置き換えても同じです。同じく「注射」を「授業」に置き換えてみたら、学校も「安心」を偽装して売る商売に見えて来るのです。病気を治すのは本人の意思で、学んで成長して行くのも本人の意思だとする、私の教育観のルーツです)。

コロナ禍の原因ウイルス(Covid-19)は、一本鎖RNAでリン脂質の鎧を着ています。肺胞との親和性が高く細胞内に侵入しては"一粒万倍"式に増殖するので、体内で変異を起こし強毒化した余剰分を深咳及びくしゃみと一緒に吐き出します(罹患者の排出行為)。これが「人ー人」間で感染(伝達)が起こる根本原理です。生きた細胞が培養基の役目を果たしますので、人間がいない大自然には、当該ウイルスはいませんが、たまたま変異体の一部が野生動物の中で生き延びることはあり得ますし、野生動物から人間へと宿主を変えて来る可能性もあり得ます。これが人獣共通感染症の存在原理です(無闇に野生動物を捕獲してたら、ウイルス兵器を開発していたと疑われるのも、当然でしょう)。

科学のロジックでは「因果関係(cause-effect)」が重視されます(学校教育の正否採点とは全く違う評価軸です)。何らかの事象が成立する背後には、それ相応の原因があるに違いないと見るのが定石です。私が注目したいのは、中国武漢で始まったイベントが、世界に一気に広まった経過の「不均質さ」です。無論、上述のように身体接触の習慣、人と人との物理的な距離=人口の過密度(都市か地方か)の影響は見られます。海外からの持ち込み分が嵩上げされた兆候もありそうです。でも、それらを排除してオーバーオールで眺めた時に、日本社会にだけ何か特異性が残るのも、また確かな兆候だと思えます。何かが背後に隠れてますね。

コロナ禍が一段落したら、罹患者の生死を分かつ要因の一つとして日常の生活習慣、中でも食事に着目した分析が進展して行くことを期待したく思います。私の知る限り、日本ほど多種多彩な家庭料理が(衰退したとは言え)生き残ってきた文化圏は世界にないと思います。日本食は今や、世界に知られた健康食だと認知されてきました。高級な懐石料理が和食なのではありません。日々の食卓、お弁当作りなど、世の奥様方が続けて来られた地味な努力の賜物なのだと思います。縁の下の力持ちだったんです(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:主食のオートミール(右)と副食のモズク(左)で痛風を克服(痛い思いをしてまでのダメ押しの再現実験も今回、完了)、同・上段中:その他の日本古来の副食類(左上から時計回りに:とろろ昆布、乾燥モズク、シイタケ、ショウガ、納豆、梅干し)、同・上段右チコリ代用コーヒーイヌリン含有チコリでカフェイン軽減)をコーヒープレス(パール金属製)で、同・下段左:信州(諏訪地方)産の円熟味噌味噌豆知識)、同・下段右緑茶を水出し(左端:電離水素水スティック使用)すると、EGC(エピガロカテキン)の抽出率が向上。

付記:英国の実験室でメキシコ旅行のお土産でイタズラにイナゴを買ってきた仲間がいました。日本人である私はイナゴを食べたことがあるので平気で、一摘まみすると皆、驚いた顔をしました。食習慣というのは、こういうモノです。タイでは野ネズミが路肩でパラソルに吊り下げられて売られていたし、アフリカや中国ではコウモリが食される習慣があり、エボラ出血熱のウイルスとかSARSウイルスが野生のコウモリを自然宿主として感染しているとみるのは、合理的(アフリカの啓蒙アニメ)と思います*3

*3 巻貝が寄生虫の中間宿主になる理由も、彼らが這い回る際に最終宿主となる鳥獣が落とした糞の中に寄生虫の卵が存在し、餌と一緒に取り込んでしまうからです。ただし、沿岸域で誕生し河川を遡るイシマキガイには腸炎ビブリオに定着しているためか、寄生虫が感染できず、楊枝で突くと免疫細胞(マクロファージ)を出します。先に細菌感染していると、免疫系が賦活されていて寄生虫が入り込めない様子なのです(BCGの接種は結核菌に対する予防であるため、免疫系が賦活されている可能性が予測できます)。

ノーベル賞の受賞者(本庶佑博士山中伸弥博士)から異例にも国民へ向けたメッセージが発信される状況になりました。生物学的な見地からして、RNAウイルスが変異しやすく免疫療法*4での応戦が難航しそうなことなど予見できるからだろうと思います。各所で最低でも1年、状況によって2年から3年は終息しない(終息したかに見えて復活し、もっと強力なウイルスの出現の予兆に過ぎない)との懸念が表明されています。私も、同意です。人間が一向に図に乗ったまま暴走行為を改める*5気配がないから、生物界の調節機構として、こうしてブレーキが掛かったのだろうと思います。地球生態系が誕生して以来、君臨し続けた生き物など居ません。居てはならないのでしょう(竹内記)。

*4 コロナ禍での死亡率の男女比に、明らかな差があり、免疫に関係する遺伝子はX染色体上にあるので、この点からでも当該ウイルスからの生存に免疫が貢献しているのは確実視できます。種族保存の原則の点でも、妊娠出産の可能な女性の生存が必須条件です。また、回復した患者の抗ウイルス抗体価が低いことから抗原抗体反応による液性免疫で治癒してのではないことが予測され、ワクチンが有効でない懸念もあり、抗体投与で細胞性免疫を下手に暴走させてしまうリスク(抗体誘導性感染増強)も予想されている。

*5 食生活の改善など主張すると、低レベルに聞こえてズッコケそうですが最近、食物が消化吸収される腸管内で免疫が賦活化されて行く機構が可視化されてきました(乳酸菌モデル細胞性免疫を集めた動画腸内環境での免疫応答)。

※高校生向けの「人体」の学習に役立つ動画は、このシリーズがおススメです:JST・サイエンスチャンネル『怖いけれど知りたい体の話』(2007年と古いです。主演のカワイイ女子高生も妙齢でしょうね)なお、高校生向けの科学者の体験談として高橋政代さんのインタビュー記事を見つけました。iPS細胞技術で網膜再生までコマを進めた方です。眼科医として、研究も臨床も両方をこなしているそうです。

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