教育サービスとして「コンテンツ」を企画(2020年04月29日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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教育サービスとして「コンテンツ」を企画(2020年04月29日)

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教育サービスとして「コンテンツ」を企画(2020年04月29日)

教育サービスとして「コンテンツ」を企画(2020年04月29日)

教育デザイン室長の竹内です。4月1日で学校を運営する会社組織の統合時期に連動したかのように、コードネーム "covid-19" コロナ禍の影響で世界中の教育機関でこれまで対面式の授業が困難となりました(これは世界同時多発の課題なので、世界中の何処かで新しいアイディアが生まれ出る可能性をウォッチしています)。

4月6日付けでは教育サービス本部長名で「これを機会に、"ネットの学校" を目指しましょう。(中略)とっくに電子教科書になっていますから、端末の問題もありません。私たちもこれから毎日授業配信することにしたいと思います。チャレンジですが、これがスクーリングのない新たな通信制高校の設立にもつながります。」とのメッセージに添え、 「ご自身で今何ができるのか、何を提供することが"教育サービス本部"の使命なのかを再確認していただきますようお願いいたします。」との通達がありました。

これを受け日々、日本の学校教育が到底、自由主義経済の産物ではなく、社会主義的な管理下での束縛の多い、工夫する余地すらない硬直化した枠組みの中に長く放置されてきた風土を痛感してきました。そこで、学校の人的・物的なリソース(時間・経費)を消費する場ではなく、高校生を人材として育成して、実社会に放つ以上、新たな「価値を創造する場」へと学校教育を変えて行く必要性を痛感していたのです。

かねてより、海外の教育機関及びそれを支援する地域のリソースを英語圏を中心に探索して参りました。その結果、"商品パッケージ"として教育サービスを提供することがコロナ禍後の時代を担う世代を育成する必要性を痛感し、ここに試案をプロポーザルするものです。

参考にしたのは、高校と大学の差異はありますが、自分が実際に客員したり、大学院生として、あるいは連携研究員として在籍した大学・大学院大学を参考にしました(自分の子どもが在学した国際バカロレア校や現地校も)。そこでは、日本の高等教育機関には先ず見られない教育サービスの"マインド"が見られたからです。

私から提供し得る「教育サービスのパッケージ」リストは、以下の3点に絞り込みました。解題します:

1)閃きや発見のプロセス解析:要するに、どうやって着想を得るかの開示です。エンドレスになりましょうが、一例をヒントとして示すことで各自が開発して欲しいスキルです。先日フィールドワークへ出て、手始めに試みています。この路線は、ラボラトリー・ワークでも継続できますし、さらにアート系の創作(工作や書道、写真)に変えても共通しています(だからアートとサイエンスを統合したのです)。

2)文章化が促すロジック形成:アウトプットする秘法を鍛える方策です。特に、予め考えがあって文章が書ける(発言するを含む)のではなく、ゼロに近い状態でスタートしても結果(アウトプット)が得られる事実を体得して貰うプログラムです。多くの人が予め考えがないと書けないと思い込んでおり、文章を書くことが苦手な人が大半ですが、事実は全く逆で、書くからこそアイディアが誕生する*1のです。

*1 世にいう"物書き"を生業にしている文筆家の人たちは、この点を心得ている筈ですが、独占しておきたいのでしょうか、唯一の例外を除いて詳細には議論されていません(海外の大学書籍部に行けば、スキルとしてレポート用のライティング術に関するリソースに事欠きません)。プロのライターだけの専有物にしておいたら、この国の知的生産力は向上しないと思い、私は掟を破って高校生を支援する計画です。

3)ZoomによるShow&Tell実践:英米では小学校から受ける口頭発表するスキル磨きで、このため欧米人は人前で原稿なしでスピーチができるようになります。日本人は、このスキルを学ぶ機会が皆無なので余程、例外的な人物でもない限り、原稿なしで口頭で説明することなど苦痛になるのは当然だと思います。しかし、研究発表会で原稿なしで発表することに慣れてしまえばできるのが証明されている。英語のトークも同様、具体的な物品の説明からスタートするのが最適で、録画することで繰り返し確認もできます。

このような考えが生まれたルーツを辿ると、英国の大学院博士課程へ正規留学した際、同じ研究室で修士課程(1年間のTaught Course)の授業を参観させて貰った時、保険や金融商品をデザインする感覚で研究室のリソースを組み合わせた"商品企画"*2と私は実感できたからです。英国の大学は当時、唯一つの私立大学(The University of Buckingham)を除き国立(王立)大学ですが、単なる"お金儲け"ではなく、博士課程の資産を有効利用するビジネスと極く自然な意図を掴めました。よって、教育ビジネスとして"顧客"を想定することに対し何ら違和感は微塵も湧かなかったものです。

*2 当時、私は博士課程で干潟底泥からDNAを抽出して世界で誰も手掛けていなかった異化的硝酸還元系の機能遺伝子(nrfA)のプライマーを独自に設計し、増幅できる条件をPCR反応を最適化する研究に着手していましたが、修士課程(1年間)に在学する大学院生(EU圏が顧客層)は既に病院などでの勤務歴があり、職務上の必要性からPCR反応を習得する実習や授業を受講している様子でした。それこそ当時、会った院生は、欧州のどこかの医療現場で新型コロナウイルスのPCR反応を担当しているかも知れません。恐らく日本の民間学校法人のバイオ系専門学校のマーケットをカバーし、かつ博士課程(英国は3年間)への進学要件を満たす修士課程(1年間)となっている(英国の大学は学部と修士を合わせて4年間で修了し、世界標準より2年分を節約でき、かつ英語が媒体であることで、他国の大学と比べ競合性で勝る)。

以上のようなマーケティングの巧みさと比較したら、日本の教育機関の世界的な位置づけは"親方日の丸"的にトップダウンで"決められているから作業としてこなす"という体質から抜け出せなくても当然の風土の中にいるので、日本の大学が世界ランキングでは周辺アジア諸国にも負けているのは当然である(日本の国民しか知らない受験偏差値と言うモノサシなど、日本から一歩でも出たら全く通用しないのである。日本風の"優等生感覚"で黙って授業を受けていようものなら、教員から教室の空気の破壊者*3として退場勧告されること確実です)。

*3 授業に参加していないと、単に"時間潰し"に来て、学ぶ気(=生きる気)がないものと解釈されます。日本的な流儀など、全く世界へ出たら通用しないのです。この事実を日本人は体験すべきなのかも知れません。

以上のような事情を日本の大学関係者や文科省関係者がどれくらい自覚しているのか、私自身は45歳から家族を連れて英国の大学院へ進学し、英語媒体の教育の実態に肌身で触れ、子供たちが英語媒体で学んでいく過程(infant schoolからcomprehensive schoolまで)をつぶさに観察してきたが、誰から関心を持って尋ねられるコトはなどは皆無で、日本人は余りにも世界に対して"井の中の蛙"状態であるように感じます。

これまで日本は経済力で世界の中で体面を保てたが、これからの時代は保証の限りではありません。依然として日本が世界の中での特異点として秀でている面(例えば、食生活や衛生観念などの優位性*4)もないワケではないので、積極的に世界へ向かって発信し、高校生諸君には世界人として交流していく力量を磨くことが求められていると思います(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*4 コロナ禍(新型コロナウイルス)に対し、日本の死者が突出して低かった理由には、日本人が維持してきた和食(特に、家庭料理)の恩恵で日本人は世界レベルの肥満体が少ない(世界を旅して見たら、日本人の肥満は肥満ではない事実が目の当たりにできます!)ことで知れます。ただ、"法人保護"と言う名目で日本人を帰国だけさせて実質、他国が実施している隔離策を講じてこなかったことで世界中の異なる遺伝子型を一気に国内に持ち込んだ愚策だったのは明らかでした(複数の知人からモニタリングしてきたので実態は明らかであり、ウイルスの遺伝子の系統解析によって科学的にも証明されました)。正しい見識があれば、防げた筈の被害(人の生死や国内経済)を拡大させてきた根源は、判断力や意思決定に際し、日本の学校教育が実権を握っている管理層に対し、正しく機能して来なかった(果たすべき本来の効力が発揮されなかった)ことは明白に思えます。

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画像・上段左:英国ヨークシャー地方(産業革命の中心地)にある英国有数の大規模校Leeds大学(都庁から派遣され、土木学科の衛生工学研究グループに客員)、同・上段中:タイ国の首都・バンコク郊外にあるアジア工科大学院大学(AIT)でJICA専門家派遣中に大学院生と共同研究、同・上段右:英国最古の街、コルチェスター校外にあるEssex大学に敷地を提供した貴族の大邸宅(manor house)を利用した同大学のホテル(学会や結婚式にも使われる)。隣接している馬小屋(生物学棟)から同大学の歴史は始まる、同・下段左:19世紀に発足した北ウェールズ地方のBangor大学(私の在籍時はウェールズ大学Bangor校)。旧生物学科の建物には「(第一次世界大戦)戦勝記念」と銘板に歴史が刻まれていた。同・下段右:18世紀のLeedsの風景。アイザック・ニュートン*5が生きた時代(1642-1727年)とも重なる。

*5 ニュートンが大学在学中、欧州ではペスト禍で大学が封鎖され郷里に疎開中、僅か1年半で万有引力をはじめとする三大発見と呼ばれる成果が集中的に為された(この逸話は、"創造的休暇"と呼ばれている)。今、我々もコロナ禍の中、そんな躍動する歴史のウネリを追体験しているのかも知れません。貴重です。

付記:突然に降って湧いたようなコロナ禍ではありますが、いつもの日常生活が絶たれた今こそ、徒に元に戻そうと考えるだけでなく、新たに何がデキるのかを立ち止まって考える時間を人類は与えられていると捉えた方が賢明なのではないかと思います(実際に、感染症が人類の歴史に及ぼした図書が読まれるようになったそうです)。人類は、そうして一定の割合の犠牲の下に、生物学的にも社会学的にも進化し、発展してきたのかも知れません。よもや今、私たちが歴史を経験するとは思いませんでしたが・・。なお、ここに記した企画は、過去からの経験値に基づく叩き台に過ぎません。生徒や同僚教員からのご要望を受け付けます(竹内記)。

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