『ぼくがあるくと月もあるく』
ルネサンス大阪高等学校
『ぼくがあるくと月もあるく』
2015-05-12
ルネサンス大阪高校の茂木先生が発行している授業通信「いつも笑顔で元気です」のコラムに,こんなことが書かれていました。
「(茂木先生の)幼少時代は月を見るたびに自分の後をくっついてくるので,自分が特別な存在なのではないかと思っていました」と。
茂木先生は,親や友だちに「月が自分についてくる」ことを確認して,それが自分だけが持っている意識ではないことを知るのですが,みなさんも,こういう体験をしているのではないでしょうか?
写真の本は,仮説実験授業を提唱された板倉聖宣さんが書かれた『ぼくがあるくと月もあるく』という絵本です。
この本の解説には,どうして月が自分についてくるように感じられるのか,その理由が書かれています。
ここで説明することは,ながくなるので書きませんが,板倉先生は,解説の中で次のように書かれています。
「どうしてそんなこと(月が自分についてくること)がおこるのか,たいていの人は答えられないようです。
「それはそれでいい」と私は思っています。「ふしぎだなあ,どうしてだろう」というなぞをたくさんもって生きていくことは,それだけでけっこうたのしいことだからです。
なるほど,なぞをすぐ解こうとしないで,それを持ち続けることは,人生の楽しみにつながるということなんでしょうね。
ところで,あなたは,どんななぞをもって生きていますか?
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