『すべての教育は「洗脳」である』? | 通信制高校のルネサンス高等学校

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ルネ高48

『すべての教育は「洗脳」である』?

2017年5月29日

ホリエモンの本

 表題は、ホリエモンこと堀江貴文が最近書いた本のタイトルである。副題は、「21世紀の脱・学校論」(光文社新書)。この本に、なぜ好きなこと、やりたいことをやれない、やらないのか、ということが論じられている。結論は学校教育(だけではないが)の「洗脳」が原因である、と論じている。賛成するにしても反対するにしても、教育に関心のある人が必ず読むべき本である。教育を考えるのに示唆に富む話が満載の本である。

この本の「はじめに」の文章を一部引用しよう。

 どんなに不満があっても、どんなに理不尽な状況に置かれても、それを耐え忍ぶことを美徳とし、耐えしのんだ先にこそ「成功」が待っているかのような言説がまかり通っている。ほとんどマインドコントロールに近い不条理なこの呪いが、この国全体を覆っている。
 その原因は何か? 「学校」なのである。
 旧態依然とした学校教育の中で、日本人は洗脳されている。やりたいことを我慢し、自分にブレーキをかけ、自分の可能性にふたをすることを推奨する恐ろしい洗脳が、白昼堂々なされているのが今の学校なのだ。
 僕もふくめ、一般的な学校教育を受けた人たちは皆、「いざという時」のために学校に通わされ、役に立つのか立たないのかわからない勉強をさせれてきた。その間はもちろん、やりたいことを我慢し、やりたくないことも受け入れるしかなかった。
 たとえば受験、就職、キャリアステップ、あるいは結婚、出産、子育て。さらには定年退職、老後。学業だけではない。多種多様な「いざという時」に備えて今は我慢しなさい。というのが大人たちの理屈だ。
 これは「貯金」や「保険」とまったく同じ考え方だ。買いたいゲームがあり、欲しい天体望遠鏡があるのに、「将来のために」とお年玉を貯金させられる。今の欲望を我慢して、ありもしないリスクに備えて貯金させられる。あれと全く同じ構造である。
 問題は、この「貯金」的な学び方、我慢の仕方が、学校を卒業してもずっと人を縛るものだということだ。
 (中略)
 やりたい、動き出したい気持ちはある。右足は何となくアクセルペダルを踏んでいる。でも同時に、左足でブレーキペダルをベタ踏みしている。しかし、そのことに気づけない。我慢が習慣化しているからだ。学校教育が作り出すのは、こうした無自覚の習慣に他ならない。



「おわりに」ではこう結んでいる。

 僕たちの学びの可能性は、大きく広がり続けている。学校も、教師も、教科書もいらない。一人ひとりがもっと自由に、夢中になって新しい知を開拓できる時代がやってきたのだ。それは当然、新しい働き方、生き方のイノベーションに直結している。その現実に目を向けることができれば、「一歩踏み出す」ことはぐっと簡単になるだろう。

強制教育

 教育が「洗脳」かどうかの議論はひとまず置くとして、ホリエモンの言うように「学校」は、やりたくもない勉強、それも幅広い科目をバランスよく、従順にやることを毎日決まった時間に集団でやることを義務教育(明治時代初期は「強制教育」と翻訳して使っていた)として9年間国民全員に強制している、するとホリエモンのように個性の強い人以外は、自分の好きなこと、やりたいことを目いっぱいやることを忘れてしまう。気がついたら、何が好きなのか、何がやりたいのか、自分でもわからない。そうなってしまう人が増える。さらに面白いなと思ったことでも、とりあえずまずやってみる=just do it、ができない人が多くなる。一つのことに打ち込むということができなくなる。時間もない。
与えられたことをこなすだけの勉強になってしまう。「学び」とは自分のペースで、自分の知りたいこと、調べたいこと、極めたいこと、をやることだ。だからやりたくないことを勉強することを強制されるということ自体が、そもそもおかしい。
 これから義務教育で習う「読み、書き、そろばん」は必要だとして、主体性を奪うその呪縛をどう逃れるか、これ以降を考えていきたい。

著者:桃井 隆良
日本の教育の改革を志し、内閣総理大臣から「教育特区」として認定された茨城県大子町にルネサンス高等学校を2006年開校。その運営法人となるルネサンス・アカデミーの代表を務め、2011年にはルネサンス豊田高等学校、2014年にはルネサンス大阪高等学校を開校。現在は「新しい学校の会」の理事長も務める。

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