サッカー留学「岡本伊織」
2017年3月29日
著者:興梠 哲也
~サッカー留学して、海外のクラブチームのセレクションを受ける!~
岡本伊織 2017年3月ルネサンス高等学校卒業 | |
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2015年04月 | ルネサンス高校に転入学 |
2015年09月 | スペインにサッカー留学 |
2016年02月 | 再びスペインにサッカー留学 |
2016年08月 | 三度のスペインにサッカー留学 | 2017年01月 | スペインユース1部のウニオン・アダルベに入団 |
2017年03月 | ルネサンス高校卒業 |
なぜ通信制高校に?
彼が転校の相談をしてきたのが、2015年の3月頃。
2年生に進級するタイミングで転校を検討しているらしかった。
全日制高校に在籍をしていたのだが、通信制高校に興味を持った理由は最初から明白だった。
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これからの高校生活でサッカー留学して、海外のクラブチームのセレクションを受けること。
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実は、通信制高校卒業のプロサッカー選手は多くなってきている。
日本代表10番の香川真司選手、そしてブラジルW杯日本代表の柿谷曜一朗選手、酒井宏樹選手も通信制高校の出身だ。
彼らは海外ではないが、Jリーグでプレーしながら通信制高校を卒業している。
当時、W杯のテレビ中継を見ながら、出身校の教員や生徒が応援する姿がうらやましくもあった。
留学とルネサンス高校
ルネサンス高校に在籍している生徒で、海外に留学している生徒は多い。
今回の彼のようにサッカー留学、ほかにはバレエ留学、語学留学などなど。
留学先もアメリカ、イギリス、ドイツ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、ロシアと多岐に渡る。
登校時間を最低限に抑え、ほかの時間を自分の目的の為に使っていく。
留学はルネサンス高校での有意義な高校生活の過ごし方の一つである。
ルネサンス高校を知ったのは、すでに在校生であった先輩からの紹介であった。
中学校の頃のサッカー部での先輩後輩の仲とのこと。
その在校生も元々全日制の高校に在籍しており、ルネサンス高校に転校後、イギリスに留学した生徒だ。
転校後の話
目的がはっきりしていること、先輩からの紹介もあり、スムーズに転校となった。
留学の時期までは、自宅から通える社会人チームに在籍していた。
空いている時間を存分にサッカーに打ち込んだ。
留学してからは練習の合間にレポートを提出し、担任とも進捗状況の確認を適宜行っていた。
インターネットが繋がる場所であれば、レポートの提出は可能になる。
ルネサンス高校の学習は、留学している生徒たちにとってもやりやすい仕組みである。
年に1回のスクーリングでは、チームは異なるがサッカー留学していた別の生徒と一緒に参加した。
高校生が海外に単身サッカー留学となれば、高い志を持っていたとしても、辛いことも多々あると思う。
同じ学校の生徒同士、同じ目標を持ち、同じ辛さを共有できる仲間、色々と話は尽きなかったことだろう。
目標の実現
来たるセレクションの結果。
ライバルたちを押し退けて、彼は無事にチームへの登録を勝ち取った。
これからさらに一層、サッカー漬けの日々になっていくと思う。
彼を見守っていた教員側としては、セレクションを勝ち抜きチーム登録となることで大変喜んだが、本人はこれからがスタートなのだととても冷静だった。
過酷な環境での切磋琢磨により、精神面でも非常に成長したように感じた。
親バカならぬ先生バカかもしれないが、彼が将来のサッカー日本代表の金の卵だと本気で思っている。
<スペインユース1部ウニオン・アダルベのチーム集合写真(2列目1番左が岡本伊織)>
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