職人になりたい! 【第一章 19】
日本は「ものづくりに秀でた国」とも言われます。人々の生活に本当に役立つもの、さらにはそれが芸術的な価値までをも持つような、そんなさまざまな「もの」を作ることにおいて、日本人への評価は、世界的にとても高いのです。
その評価を支えているのが「職人」と呼ばれている人たちでしょう。自分一人で黙々と作業をやっている人もいらっしゃいますし、会社に入って「企業内職人」と呼ばれ、その力を発揮している方々も多くいます。
じゃあ具体的には、「職人」と聞いて、みなさんはどんな種類の仕事のイメージを持たれるでしょうか。
「大工さん」「左官さん」「畳打ち」「家具製作」。
一番最初に思い浮かぶのは、そうした住居関係の職人さん達かもしれません。「住」という、私たちの最も基本的な、生活の安定を支えるのが、そうした職人の人々です。ただ、昔は独立営業が多かったのですが、最近では建設関係の会社に入ってその能力を発揮している人が多くなっています。
実用性というのが「職人」にとっては最も大事なことですが、それが芸術的な側面をも兼ね備えるような分野もあります。茶碗や湯飲み、お皿にどんぶり。 焼き物(陶磁器)だったり、塗り物(うるし塗りなど)だったりしますが、これらは、いずれも名人と言われる職人が腕を発揮する分野でもあります。 実際に食事等で使う場合も大変使いやすいですし、また、その美しさを見るだけで感動し、心が癒やされたりもします。 かつては、こうした「職人技」を学ぶには「弟子入りする」という形態が多かったようですが、今では専門のスクールも増えています。
伝統を守りながら自分なりの新しいことに挑戦する。それは一生の仕事でもあり、自分の生き方の証明にもなるという面もあるかもしれません。
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