ボランティア活動をしたい! 【第二章 4】
2011年3月の東日本大震災で、東日本各地は未曾有の被害を受けました。 テレビや新聞などで被災地の様子を見て、自分にも何かできることはないだろうかと強く思った方々もいらっしゃるでしょう。
被災地に出向いて現地の方々を懸命に支援する多くのボランティアの人たちの姿もありました。 いざというときに頼りになるのは、こうしたみんなで助け合うという温かい気持ちなのだということをあらためて知らされた思いがします。 中には長期間に渡ってボランティア活動を続けている方々もいます。「もし自分にも時間があれば、交通費や宿泊費の余裕があれば行けるのに」と悔しい思いをした方もいらっしゃるかもしれません。
災害時に限らず、普段からボランティアを求めているところは少なくありません。高齢者支援などの社会福祉関係、防災や交通安全などの地域社会関係、
スポーツのコーチや美術館の管理などスポーツ・芸術関係など、種類はさまざまです。
ボランティアですから、交通費が限られた範囲で支払われることはあっても、基本的には給料は無しで働くことになります。 でもこうしたボランティア活動は、世の中を知る絶好の機会でもありますし、自分の活動が役に立った時の喜びを感じることもできます。
ただもちろん楽しい事ばかりではありません。いやむしろ、ボランティア経験者の中には「つらいことばかり」と言う人も少なくありません。 しかしそれでもなぜボランティアを続けるのか。それは人それぞれで理由が違うのかもしれません。 とにかく人の役に立ちたい、そんな思いだけでボランティアを続けている人も少なくないようです。 軽い気持ちで参加するのはよくありませんし、周りに迷惑をかけるだけでしょう。 でも、いいかげんにはやらないという決意のもと、何かを発見したいという気持ちで臨むのは、決して悪いことではないと思います。
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