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「子どもという希望」が大人の未来 / 犬塚名誉校長

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「子どもという希望」が大人の未来 / 犬塚名誉校長


 ルネ高で授業をするようになって,今年で9年目です。もうすぐスクーリングがはじまります。そこでの楽しい出会いを心待ちしています。それは,生徒のみなさんにぼくが元気をもらえるからです。

今日は,こどもの日。中日新聞の「こどもの日に考える」という社説には,こう書いてありました――「こいのぼりを眺めていると,子どもたちに風を送ってあげなければと思います。だが待てよ。子どもは風の子。大人を泳がす追い風なのではないか」と。その通りです! ぼくを気持ちよく泳がせてくれているのは,ルネ高の生徒たちなのです。

ずいぶん前の「天声人語」(朝日新聞)に,「こどもの日は大人が子どもに返る日」とあったのを思い出しました。もし,子どもに問題があるとするなら,それは大人の問題だと思います。

35年連続で子どもの数は減少している日本です。子どもにとって気持ちよく過ごすことのできる学校のあり方を示していくことが,ルネ高が日本に存在する意義ではないではないかと,ぼくは真剣に思っています。

終わらない熊本の地震。「♪柱の傷はおととしの五月五日の背くらべ/身長に加えて柱に刻んでいるのは,家族の笑い声や穏やかな日々だろう/懐かしき傷の残る柱に触れるどころか,家の中にも入れぬ。深刻な別の傷を思う今年の重五(ちょうご)である」と「中日春秋」。熊本,大分の生徒と卒業生のみなさん,何もしてあげられなくてごめんなさい。

「♪笑顔はいつも 言葉をこえて すべてを包む愛になる」――これは,真実かもしれません。 

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※4月27日 教職員向けに今年度スクーリング用の体験授業を実施。

(2016.5.5)

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