ダンスに集中するため、思い切って転校を決意
もともとは商業高校に通っていました。転校の大きな理由は、大好きなダンスのレッスンを受ける時間が欲しかったからです。小学校5年生のころからダンサーになることが夢で、高校を卒業したら東京に出て、東京ディズニーリゾートのようなアミューズメントパークでダンサーになる勉強をしたいと思っていました。

ルネサンス高校に転校してからは生活が大きく変わりました。
これまで週に1回程度しか通えなかったダンスのレッスンも週5日通うことができるようになりました。車の免許を取得し、有名歌手のバックダンサーをしている先生に直接レッスンを受けに、岐阜から三重まで通うこともできました。また、アルバイトをしてお金をため、一人で、東京ディズニーリゾートや大阪のユニバーサルスタジオなどに行って、ショーやパレードを鑑賞する時間も持つこともできました。
ダンスを通して、同じ年齢の友達だけではなく、色んな人と関わる機会が増えたので、沢山の事を学ぶことができました。有意義で貴重な経験ができた高校生活だったと思います。

ルネサンス高校を卒業してからは都内の専門学校東京ビジュアルアーツ ダンス学科に進学しました。3年生の夏に上京した際に、担任の先生と一緒に学校見学したことがきっかけで、オープンキャンパスに何度も参加しました。東京ビジュアルアーツでは何度でもオープンキャンパスに参加することができるので、月１回のペースで参加しダンスレッスンを受けました。
今は、理想の生活を送ることができています。専門の先生からダンスの指導を受けることができ、色んな場所で踊るチャンスも沢山あります。ダンスだけではありません。業界のプロの先生が沢山いるので、人との接し方から業界事情まで多くの事を学ぶことができます。東京での一人暮らしも、高校在学中から頻繁に上京していたので、すんなり慣れることもできました、

通信制高校への転校は勇気が要りましたが、思い切って決断して本当に良かったです。それまでモヤモヤしていた何かがすっきりし、目標を明確にすることができました。周りの友達からは「行動力がある」と言われますが、両親や先生など色んな人に支えられてここまで来られたのだと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。
いよいよ就職活動も山場です。競争が厳しい世界なので、諦めずに目標に向かって進んでいきたいです。