通信制高校とは
通信制高校について、「その特徴・メリット」、「全日制高校や定時制高校との違い」、「学習スタイル・卒業要件」等をご紹介します。
当ページでわからない点や通信制高校についての疑問点があれば、お気軽にお電話(0120-816-737)もしくはお問い合わせフォームにてお知らせ下さい!
- 目次
通信制高校について
通信制高校とは、通信による教育を行う課程のことであり、学校教育法により修業年限は3年以上と定められています。
通信制は全日制、定時制と並ぶ教育課程で、個々に合ったペースで学習し卒業資格を取得することができます。勤労者や中退・退学者、不登校者、学業不振者、夢や目標のため毎日の通学ができない者に適したスタイルとして注目されています。
基本的に自学自習となり、レポート(課題の添削)、スクーリング(面接指導)、テスト(試験)などを通じて単位を取得。学年制よりも単位制が多く、個々に合ったペースで学習を進めていくことできます。
最短で3年、在籍期間を活用して10年以上かけて卒業する人もいます。
通信制高校の生徒数と学校数
通信制高校に在籍している生徒は「186,580 人」で前年よりも4,065名増加しています(平成30年度学校基本調査より)。
全日制や定時制の生徒は少子化の影響で減少している中(全日制高校と定時制高校を合わせると3,236,141 人が在籍。前年度より44,106人減少)、通信制高校が積極的な選択肢として選ばれるようになってきています。
通信制高校の学校数は252校。学習方法、スクーリングの参加しやすさ、やりたいことが実現できるかどうか等、複数校検討した上で自身に合った学校をしっかり選ぶことが大切です。
通信制高校の特徴
通信制高校は、全日制高校と同じ高校卒業資格を取得できます。
基本的に毎日通学する必要がない為、不登校経験があり毎日通うのが難しい、仕事をしながら高校卒業資格を取得したい、夢と勉強を両立したい、自分のスタイルに合わせて卒業したいなど自分のニーズに対応した学習スタイルを提供できます。
通信制高校と全日制・定時制の違い
学習スタイルは異なりますが、取得できる資格は全く同じ「高校卒業資格」です。
通信制高校 | 自学自習が基本で、レポートが中心の学習となります。時間に拘束されることが無い為、自分のペースで学習を進めることができます。単位制の高校の場合は留年は無く、3年間で74単位以上の単位を修得することが卒業の要件です。 |
---|---|
全日制高校 | 朝の8時30分頃から4時頃まで一日中学習します。1週間に30時間ほど学習し、3年で卒業することが原則です。年間の授業日数は年に190日~220日程度あり、3分の2以上の授業に出席し、定期試験で及第点をとらないと進級/卒業できません。拘束時間が長く、やりたい事がある人にとっては時間の確保が悩みとなります。 |
定時制高校 | 1日を4時間ほどに区切って午前、午後、夜間と時間を定めて学習します。3~4年で卒業します。日中仕事をした後に通う人も多い為、継続して通い続けることが課題となります。 |
広域通信制高校と狭域通信制高校の違い
「入学可能な地域」が広域通信制高校と狭域通信制高校の違いです。
広域通信制高校:「本校所在地(学校所在地)の都道府県+2都道府県以上」の地域に在住している方が入学できる学校。
狭域通信制高校:「本校所在地(学校所在地)の都道府県+隣接する1都道府県」の地域に在住している方が入学できる学校。
広域通信制高校であっても全ての都道府県からの入学が可能という訳ではなく、学校ごとに入学可能な都道府県は異なっています。
通信制高校とサポート校、高校認定予備校の違い
全日制や定時制と同じ高校卒業資格が取れるのは、通信制高校だけ
通信制高校とサポート校と高校認定予備校は、学校の位置づけや目的などが大きく異なります。特に大きな違いは高校卒業の資格(旧大検)が得られるかの違いです。あなたの目的にあった学校を選びましょう。
通信制高校 | サポート校 | 高卒認定予備校 | |
---|---|---|---|
学校の位置づけ | 高等学校 | 塾や予備校のようなもの | 予備校 |
主な目的 | 高卒の資格取得 | 通信制高校の単位取得 | 高卒認定試験の合格 |
高卒の資格 | 卒業時に取得 | サポート校の卒業のみでは不可 | 不可 |
登校頻度 | 年間20日~25日程度 (※)ルネサンス高校は最短年3泊4日 |
主に週5日 | 週3~5日程度 |
入学資格 | 高卒資格のない満15歳以上 | 通信制高校入学 | 高卒資格のない満16歳以上 |
(※) ルネサンス高校ではメディア学習の充実によりスクーリングの減免措置が取られ最短年3泊4日の登校で卒業が可能
通信制高校の学費
都道府県や公立私立によっても異なりますが、一般的に安い方から「通信制高校」<「定時制高校」<「全日制高校」となります。高いと思われがちな通信制高校ですが、実際は国の就学支援金等の補助も充実しており、経済的な負担が少ない選択肢でもあります。
学校によっては毎日通う全日型コースを用意しています。その場合、通信制高校の費用+通学費用が必要であり、全日制高校と変わらない費用がかかる場合があります。
ルネサンス高校の学費の詳細を知りたい方は、「資料請求」からお申込みください。
通信制高校の学習方法
通信制高校の学習は、レポート提出、スクーリング(面接指導)、テスト(単位認定試験)によって進められます。
レポート(課題提出)
教科書をもとに自宅で学習し、学校が定めた回数のレポートを提出して添削指導を受けます。学習方法は学校によって様々であり、「紙のレポートを郵送」「パソコンやスマートフォン、タブレットで学習してネットで提出」「双方向の授業をネットで受けて、レポート提出」といった方法があります。
スクーリング(面接指導)
一般的な通信制高校では年20日程度登校(ルネサンス高校はメディア学習を取り入れており、最短年3泊4日の登校が可能)して、直接先生からの指導を受けることをスクーリングといいます。
履修している科目の授業を対面で受けられる他、自学自習でわからないところを、登校した時に 先生に質問することができます。
普段会わない生徒同士が顔を合わせますので、友人関係ができることが多く、スクーリング後も交流が続いています。
テスト(単位認定試験)
学校が定めた回数のレポートを提出し、スクーリングに参加した後、学習の総仕上げであるテストを受けて、単位認定されます。
学校選びのポイント
全国には250校の通信制高校が存在します。
いったい、どの学校に入学したらよいか、途中で挫折しないためにも、自分に合った学校選びが大切です。
ポイント1.何期制か?今からでも入学可能か?
ポイント2.入学の選抜・選考方法
ポイント3.スクーリングの日程や内容など
ポイント4.学費や学費サポート
ポイント5.学習方法(ネット?ケータイ?など)
ポイント6.除籍の制度
ポイント7.取得出来る資格(高校卒業資格?)
通信制高校のメリットってなんだろう?[コラム]
最新お知らせ・ブログ4件
サイエンスコース
2019.02.16.Sat
生徒を蘇らせた卓越した講演の秘訣とは?
生徒を蘇らせた卓越した講演の秘訣とは?
サイエンスコース
ルネサンス豊田高等学校
2019.02.13.Wed
【2月16日 名古屋】合同説明会のご案内
【2月16日 名古屋】合同説明会のご案内
ルネサンス豊田高等学校
豊田駅前キャンパス
サイエンスコース
2019.02.11.Mon
大阪校『コーチング・クラブ』が本格始動!
大阪校『コーチング・クラブ』が本格始動!
サイエンスコース