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いただきますの由来
ルネサンス大阪高等学校
いただきますの由来
2016-03-19
いただきます
皆さんは、食事の前に「いただきます」と言えていますか。他の国々では、「いただきます」という言葉がないそうです。しかし日本人は昔から「いただきます」と言ってきました。それはなぜでしょう。私と次のような稲と神様のお話をすることで「いただきますの意味」を考えてみてはいかがでしょうか。
遠い昔のおはなしよ
天の上から神さまが私たちの国へ降りてこられるとき
太陽の神さまから神聖な稲を授けられて
「この稲をそこに住む人々の食べ物としなさい」と言われたの
地上に降りられた神さまはその言葉どおり稲を大地に植えると
その稲穂は豊かに実ってたくさんのお米となり
それからずっと私たちの国の大切な食べ物となったということよ
この神聖な稲をご先祖さまは今まで大切に受け継いできたの
でもね、稲を育てるのは本当に苦労が多くて
お米ひと粒は作った人の汗ひと粒と同じ重さと言われているの
それでも真心こめて育てても少ししか実らないこともあったから
「稲が無事に育ちますように」って神さまにお願いするの
そして秋のおまつりには
「たくさんの稲穂を育ててくれてありがとう」って感謝するのよ
太陽の神さまから頂いたまばゆいばかりの日の光
大地の神さまから頂いた豊かな土の栄養
そして水の神さまから頂いた清らかなお水
人の力だけでは決して作ることのできない
これらの恵みをいっぱいに受けて稲や野菜たちは育っているの
そして動物たちもその恵みを受けて生きているの
もちろん私たちも稲や野菜や動物たちのいのちを食べることで
この「自然のいのちの恵み」を受け継いで
私たちのいのちにかえて生きているのよ
だからごはんの前には、この「自然のいのちの恵み」を思い浮かべて
ありがとうの気持ちをこめて
こう言うの・・・
鎮守の杜⑰
神道青年近畿地区連絡協議会より(一部改定)
追記:もうすぐ春ですね・・・


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