通信制高校ルネサンス高等学校

通信制高校とは

最終更新日:2021.10.28

通信制高校に関する基礎知識

通信制高校とは

通信制高校とは、通信による教育を行う高等学校のことであり、毎日学校に通う必要はありません。高等学校の在籍期間が通算3年以上あり、課題提出やスクーリングへの出席、テストを受験するといったカリキュラム を修了し卒業要件を満たすことで、全日制高校と同じ高等学校卒業資格を得ることができます。

通信制高校の生徒数と学校数

通信制高校とは

通信制高校に在籍している生徒は206,948名で前年より約1万名増え、高校生の15名に1名が通信制高校生となります。(文部科学省「学校基本調査」調べ/令和3年8月27日)
学校数は令和2年度時点で公立は78校、私立は179校。公私別で比較しますと、私立通信制の生徒数が大きく増加している一方で、公立通信制の生徒数は徐々に減少しています。

高等学校の学校数の推移について、近年、全日制・定時制課程を置く高等学校の校数は全体として減少傾向にありますが、通信制課程を置く高等学校の校数は全体として増加傾向にあります。 (文部科学省「高等学校通信教育の現状について」調べ/令和2年1月15日)

どのような生徒が通信制高校を選んでいるのか

通信制高校とは

基本的に毎日通学する必要がないため、不登校経験があり毎日通うのが難しい、仕事をしながら高校卒業資格を取得したい、夢と勉強を両立したい、自分のスタイルに合わせて卒業したいなど自分のニーズに対応した学習スタイルを提供できます。

通信制高校の学習内容

通信制高校の学習は、レポート(課題提出)、スクーリング(面接指導)、テスト(単位認定試験)によって進められます。

1.レポート(課題提出)

通信制高校とは

教科書をもとに学校が定めた課題を提出し添削指導を受けます。学習方法は学校によって様々であり、「紙のレポートを郵送」 「スマートフォンやタブレット、パソコンで学習してネットで提出」「双方向の授業をネットで受けて、レポート提出」といった方法で自宅学習が中心となります。

2.スクーリング(面接指導)

通信制高校とは

一般的な通信制高校では年20 日程度登校して、直接先生からの指導を受けることをスクーリングといいます。スクーリングは学校所在地で実施されます。履修している科目の授業を対面で受けられる他、自学自習でわからないところを、登校した時に 先生に質問することができます。

※ ルネサンス高校は文部科学省に認められたメディア学習を用いることで登校日数が減免され、登校日数は年4日程度です。

3.テスト(単位認定試験)

通信制高校とは

学校が定めた課題を提出し、スクーリングに参加した後、学習の総仕上げであるテストを受けることで単位が認定されます。

全日制高校と通信制高校の比較

通信制高校の歴史は1948 年に学校教育法が制定された際に「全日制・定時制の高校に通学することができない青少年に対して、通信の方法により高校教育を受ける機会を与える」ために設立されたのが始まりです。近年では、専門分野を取り入れたカリキュラムや生徒一人ひとりに応じた柔軟なサポートを行うといった魅力から、通信制高校を選ぶ中高生が増加傾向にあります。

通信制高校に対するイメージはなんとなく理解しているけれど、具体的な制度についてはわからないという方向けに、全日制高校と比較しながら解説していきます。

全日制高校 通信制高校
学歴

高校卒業

高校卒業

学習制度

学年制

単位制

就学支援金

卒業年数

3年

3年

学習方法

対面授業

課題提出

登校

週5日

年間20日程度
※ルネサンス高校は年間4日程度

専門的な
学習

×


※ルネサンス高校は専門スクールや学習塾等と提携

通学区域

学校により指定あり

狭域制または広域制

学習制度「単位制」と「学年制」について

1.学年制

各学年での教育課程の修了を繰り返すことによって学習していく方式のことであり、単位制(たんいせい)は、授業科目を単位と呼ばれる学習時間数に区分して修得していく方式を意味します。全日制高校の大半は「学年制」を採用しています。その学年での成績や出席日数が基準に満たなかった場合は留年となり、翌年も同じ学年を繰り返すことになります。

2.単位制

3年以上高等学校に在籍し、定められた卒業単位以上を修得すれば卒業できます。「1 年次の単位を落としたから2 年次に進級できない、留年になる」ということはなく、通信制高校や定時制高校の大半はこの「単位制」を採用しています。

就学支援金とは

ご家庭の教育費負担軽減を目的とするもので、授業料の一部を国が負担する制度です。正式名称を「高等学校等就学支援金」と言います。
国公私立問わず、高等学校等に通う所得等要件を満たす場合に支給され、全日制高校だけでなく通信制・定時制も対象となります。

通学区域「広域」と「狭域」について

広域と狭域の違いを知ることで、住んでいる都道府県を基準に、志望する通信制高校への入学が可能かどうかを判断できます。

広域通信制高校

「本校所在地(学校所在地)の都道府県+2都道府県以上」の地域に在住している方が入学できる学校。

狭域通信制高校

「本校所在地(学校所在地)の都道府県+隣接する1都道府県」の地域に在住している方が入学できる学校。

2016年には私立の通信制高校167校のうち広域が104校、狭域が63校となっています。(平成30年2月公益財団法人 全国高等学校定時制通信制教育振興会「定時制・通信制高等学校における教育の質の確保のための調査研究」より)

広域制通信制高校の場合でも全ての都道府県からの入学が可能という訳ではなく、学校ごとに入学可能な都道府県は異なっているためよく確認するようにしましょう。

通信制高校のメリット・デメリット

通信制高校には、入学する前に事前に把握しておきたいメリットとデメリットです。このページでは一般的な通信制高校のメリット・デメリットと、ルネサンス高校の特長を合わせて紹介します。

メリット

1.自分のやりたいことに時間を使える。

通信制高校なら、登校日数が少ない分、自分のやりたいことに時間が使えます。 海外留学や芸能活動をはじめ、難関大学や難易度の高い資格試験合格をめざし受験勉強に取り組んだり、 大人に囲まれながらフルタイムでのアルバイトしたり、また自分自分の体調に合わせた生活スタイルを送る生徒もいます。

2.生徒の個性や特性が尊重される。

通信制高校にはさまざまな過ごし方をする生徒が在籍しています。多様な生徒に対応できるだけでなく、個々の生活スタイルを尊重しながら卒業までサポートします。

3.自分のペースで学習できる。

全日制高校は決められた学校行事やクラスの時間割に生徒が合わせる仕組みです。授業についても、集団のペースに個人が合わせています。

通信制高校なら提出期日を守ってレポートを提出するシステムのため、自分の集中できる時間や場所、タイミングで学習に取り組むことができます。毎日決まった時間に学習する生徒もいれば、週末にまとめて学習する生徒や、スキマ時間にコツコツとレポートを進める生徒などさまざまです。

ルネサンス高校のレポートで視聴する授業は、何度も繰り返し見ることができます。ノートにメモを取りたいときは映像を一時停止したり、復習したいときにはもう一度見返したり、反復学習が可能な学習システムです。

デメリット

自主性が必要

通信制高校の自由度の高さがデメリットにもなります。自由だからといって時間の使い方を間違えると、その積み重ねが卒業後の進路にも関わります。

また、日々のレポート提出は「いつでもどこでも学習できる」とはいえ、言い方を変えれば「あとからでもできる」になります。"やるべきこと"と"やりたいこと"の優先順位をつけて取り組むことが大切です。

ルネサンス高校では生徒一人ひとりに担任がつきます。学習や進路の相談に応じたり、レポート提出の進捗状況を見ながら声かけをしたり、卒業に関わる指導だけでなく、日常の何気ない会話を通して信頼関係を築きながらサポートします。またレポートの進捗は保護者も確認できます。

通信制高校選びのポイント

全国には約260校(令和3年3月時点、文部化科学省「高等学校教育の現状について」より)の通信制高校が存在します。
どの学校に入学したらよいか、途中で挫折しないためにも、自分に合った学校選びが大切です。

普段の学習スタイル

通信制高校は名前の通り、通信教材を使用して卒業に必要な学習を進める仕組みの高等学校です。普段の学習が取り組みやすいものかどうかを確認しましょう。

  1. ネットで学習・提出(オンライン)
  2. プリントやテキストで学習・提出(郵送)
  3. サポート校で学習・提出

ルネサンス高校はネットで在宅学習に該当しますが、普段から学校に通いたい人向けの「通学コース」を開講しているため、希望する学習スタイルにあった過ごし方を選択することができます。2018 年からは「eスポーツコース」も開講しています。

スクーリングの日程や内容

通信制高校を卒業するには必ずスクーリングに出席しなければなりません。学校によって登校日数や登校先が異なるため、どのようなスクーリングに参加するのか入学前に把握しておく必要があります。
自宅から遠く離れた都道府県でスクーリングが実施される場合、現地までの交通費がいくらかかるのかといった費用面や、万が一体調を崩してしまった際のキャンセル料や早退対応の有無といった心配があります。社会人の方であれば仕事や家事育児との日程調整が可能かどうかを確認しておく必要があるでしょう。

学費

通信制高校の学費は年間約数万円~100万円超と学校によって差があります。 この差の大半は「サポート校」やオプションコースに在籍するか否かが関わっています。通信制高校は、授業料の一部を国が補助する高等学校等就学支援金の対象となりますが、サポート校やオプションコースの費用は対象外のため、学費負担が大きくなってしまいます。在学中にどのような過ごし方をしたいかを明確にすることで、学費の比較がしやすくなるでしょう。

学校や先輩・先生たちの雰囲気

通信制高校のサイトを見ると「学校見学」や「オープンキャンパス」、「個別相談」といった入学前相談の案内が掲載されています。パンフレットや学校サイト、S N S の口コミなどを見てみて気になった学校は、入学前相談に来校することをおすすめします。 実際に校舎を訪れたり、入学前相談の職員とお話をしたりすると、その学校の雰囲気や登校している在校生の雰囲気がわかるからです。先生と生徒の距離感や、校内の掲示物、清潔感など、実際に来てみないとわからないポイントを見つけてみましょう。

通学コースを希望の場合

「週に数日は登校したい」といったニーズは珍しくありません。学校の友達を作ったり楽しい高校生活を過ごしたいと生徒自身が希望する場合もあれば、保護者の方が希望する場合もあります。 週に何日、どの時間帯に通えるかを選択できるところもあれば、曜日や時間が決められているところなど、学校によって通学スタイルは様々です。週5日毎日通学したいのか、週2日で十分なのか、どの程度の通学を考えているのかをご家庭で相談しておくと良いでしょう。 入学前の体験がある場合は、複数の学校で参加してみることをおすすめします。

専門的なコースを希望の場合

専門分野のコースを開講する通信制高校が増えています。最近ではeスポーツコースが注目されていますが、同じようなコースでも、学校によって学習内容や環境、コース費用が異なります。 通信制高校と専門スクールが提携して開講されているコースの場合、セットでの申し込みを案内される場合が大半ですが、別のスクールに個人的に申し込む方法もあります。通信制高校を選ぶのと同じように、専門スクールを検討している場合には、そのスクールの選び方についても比較検討して考えることで入学後のギャップをなくす事ができます。