新緑の個性的色あい――入学式
ルネサンス豊田高等学校
新緑の個性的色あい――入学式
2018-04-24
4月21日に入学式が行われました。
校長先生から文章をお預かりしましたので掲載いたします。
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春なのに夏みたいな日。豊田校の体育館で入学式が行われました。
新入生と保護者で百数十名の人たちが来てくれました。
来賓として参加された豊田市教育委員会の近藤卓也様さまが挨拶の中で,
「卒業式にも参加させてもらいましたが,誇らしげに卒業証書を受け取る生徒の姿に感動しました。3年後には,みなさんも...」
と話してくれたのがうれしかったです。
何事も出来る限り「自然体で」をモットーにしているぼくですが,式となるとどうしてもカッコつけたりしてしまいます。
それを,自分でもアンバランスでぎこちなく感じますが,75歳を過ぎても直らないから仕方ありません。
式ではこんな話をしました。
新緑の若葉の美しい季節です。
その美しさは,みずみずしさということもありますが,木のちがいで,それぞれが「個性的な色合い」を見せてくれているからです。
この高校を選んで来てくれたみなさが,それぞれの個性を大事にしていくことができるように,先生たちみんなで支えていきます。
今年で,ルネ豊田高は8年目に入ります。まだ足らないところもありますが,多くの人にそれなりの評価を得ていると自負しています。
いろいろ不安もあるでしょうが,自信をもってやっていきましょう。
ぼくの好きな言葉を2つ紹介します。
一つは,「花咲くことは疑わず」です。
これはぼくが中学校の先生をしていたとき,校長が「こういう気持ちで生徒とつき合っていってほしい」と先生たちにお願いしていた言葉です。
ぼくも,そういう気持ちで生徒たちと接していく努力をしてきました。
もちろん,今もそうです。
もう一つは,「少しだけ,無理をして生きる」です。
これは,作家の城山三郎の本のタイトルです。
あまりたくさん無理をすると自分を失ってしまいます。「少しだけ」というのが大事です。
そうすることで,これまでとは違う新しい自分に出会えるからです。
ゆっくりゆっくり,一つずつ,笑顔を大切にして進んでいってください。
「こんな高校があってよかった」と思えるような学校を,みなさんと一緒につくっていきたいです。
ちょっぴりでも心に届くものがあったらいいけど,自信ありません。
最後は恒例になっている,「ホロスペクトルフィルム」を参加者全員に配って,「ニコニコ」して終わりました。
これからも「いつも笑顔で元気です」を心に秘めて,自分自身と戦っていきます。
2018.4.22


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