昔話法廷で学ぶ裁判員裁判の授業【ルネサンス高校通学コース】
ルネサンス高等学校
昔話法廷で学ぶ裁判員裁判の授業【ルネサンス高校通学コース】
2021-05-12
ルネサンス高校の通学コースでは、「ソーシャルアクティビティ」というゲームをしたり議論をしたりする学習の時間があります。
昔話法廷もその一つで、おとぎ話を舞台にした裁判員裁判の様子から、有罪や無罪を考えてもらう授業です。
今回は、「三匹のこぶた裁判」でした。
まずは、事件についての概要をきき、そして弁護人と検察側がそれぞれ主張していきます。いわゆる事件の真相を明らかにすることではなく、計画的犯行のため刑事罰を受けるか、正当防衛が成立し執行猶予とするかを考えてもらうことになります。
それには、どうしてそう考えたかを、証言や証拠の中からくみとり、生徒たち裁判員に主張できる能力が必要になります。
また、自分とは違う意見(反対意見)の相手の主張に対しても質問をしていくことで、考えを深めてもらうことができます。今回の授業では、正当防衛を認める人が多かったものの、議論を深めていくと違う意見にも賛成を得られ、学びがいのある時間になりました。
こうしたディスカッションは、同じものをみていても違う考え方になることもあります。この昔話法廷は、4月、5月と続けて実施している人気の授業です。


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