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ルネ高の美術の先生の作品展に行ってきたよ!
ルネサンス高等学校
ルネ高の美術の先生の作品展に行ってきたよ!
2021-11-30
皆さんは、鍛金(たんきん)ってなんだか分かりますか?
金を鍛える?
...金属工芸の中の技法のひとつで、
金属を叩いてぼこぼことした模様を打ち出して花瓶や水差しなどを作っていくものです。
そのような鍛金技法のアーティストが、
ともつねみゆきさん
ルネサンス高校の美術の先生です。
先生は、ルネサンス高校のある大子町の雰囲気や人、そして自然の寒暖の差に大変魅力を感じ、
引っ越して来られちゃった方です。
そんな大子大好きの先生が、町に依頼されてデザイン・制作された袋田の滝にある
「恋人の聖地」のモニュメントがこちらです。
町鳥である「おしどり」をイメージされたそうです。
袋田の滝を訪れた際には、観瀑台に至るトンネルの中ほどにありますので、ご鑑賞ください。
紅葉の終わった現在の滝の様子と
冬に向けてイルミネーションを灯したトンネル内の様子がこちら。↓
袋田の滝についてはこちら。→ 大子町観光協会版 ・ 観光いばらき版
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前置きが長くなってしまいましたが、
早速、ゲストハウス・ラーハ(Lahar)さんにて開催された
ともつね先生の作品展をご案内して参りましょう。
今は冬なので、ラーハさんの外観はこんな感じですが、春には藤棚が綺麗です。
ルネサンス高校の旧校舎の近くにあるゲストハウスです。
では、入館です。
エントランスから2Fへの廊下にある出窓に、お出迎えのオブジェ
ここの女主人の小松崎さんはキャンドル作家でもあるということで、コラボさせてみたとのことです。
サンキャッチャー?もあって、素敵な空間になっています。
↑こちら2Fへの階段の途中にあるのブーちゃんは「記憶の器」という題のオブジェ。
「顔はないけれど表情が伝わるように表現しました」とのこと。
...確かに表情がある。
↑こちらは、最初の作品と同じ「ことばのりんかく」という題の作品群の一つ。
「言葉の持つゆらぎとひろがりを表現しました」とのこと。
...観る角度でまったく違った姿を見せてくれる面白い作品シリーズ。
...観る時間帯でもまったく違った姿を見せてくれるのでしょうね。
...ということは、観るときの心境や、誰と観ているかといった状況によってもさまざまに。
むぅ...
むぅ... むぅ... むぅ...
それにしても、お題の「ことばのりんかく」という言葉、素敵です。
「ゆらぎのリズム」
触ってゆっくり揺らすことの作品とのこと。 揺らしてくるの忘れたぁ!!
...それはさておき、私にはいろいろと想像力をかき立てられる作品。
銅の色と畳の空間がまたいい感じです。
「ことばのりんかく」と茶器と、遠くに「ゆらぎのリズム」が
ソファーのある畳の部屋に
...こんな抽象とも何とも言えない世界。好きかも。
「ことばのりんかく」とキャンドル・アート
「ことばのりんかく」とキャンドル・アート 2
↑ ベランダには...
なんじゃこりゃあ~!!
...でも、実は分かる。なぜか分かる。
♪オタマジャクシ♪
でも、なぜ分かるのだろう。
なんて、自問自答させるのも、それがアートだからなのでしょうね。
...これ以上駄弁ると ともつね先生に笑われそうなので、この辺にしときます。
「記憶の器」シリーズ2のオタマジャクシのオブジェでした。
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で、
拝観の最後に、「先生のお写真を」とお願いしたら、ささっとした動きで
ちょこんと中に入られてこの笑顔。
素敵です。
ゲストハウスのラーハさんの庭には、大きなお皿のオブジェ
雨水が綺麗に空を映しておりました。
...きっと春になったら、先生はご自身の作品のオタマジャクシで、スイスイされることでしょう。ww


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