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【池袋】6つの火が、ひとつの炎になるまで ー ヴァロラントチーム「Queimar」密着【ジェンスク決勝進出】

2026年01月29日

【池袋】6つの火が、ひとつの炎になるまで ー ヴァロラントチーム「Queimar」密着【ジェンスク決勝進出】

本記事は、ルネサンス高等学校 池袋キャンパス eスポーツコースのヴァロラント チーム Queimar(ケイマー) に継続的に取材を行い、生徒たちの成長や大会への挑戦を記録していく連載記事です。

ひとつ前の記事では、チームが試行錯誤を重ねながら、少しずつ変化の兆しを掴んでいく様子をお伝えしました。
前回の記事はこちら:YOKOSUKA eSports CUPの結果と、揺れるチームQueimar【eスポーツコース】 

そして今回。
高校3年生は卒業まで大会がないと思っていたところ、Queimarが参加できるヴァロラントの大会(ジェンスク)が開催されることを知ります。
幾つもの積み重ねの先で、チームはひとつの大きな決断をします。
新体制への移行。そして、次の舞台へ。

ここからは、6つの火が、ひとつの炎になるまでの記録です。

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Queimarの歴史

Quimarというチームには、歴史があります。
結果だけでは語れない時間があり、簡単には書き換えられない歴史があります。
勝てない試合が続いたわけではありません。努力が足りなかったわけでもありません。
それでも、「あと一歩」が届かない。そんな感覚を、何度も味わってきました。

「このままでいいのか」

誰かがはっきり口にしたわけではありません。
ただ、その問いは、チームの中に静かに残り続けていました。

トライアウト 選択の時間

新体制を考えることになったとき、トライアウトは緊張の連続でした。
期間は2週間。試合数は10試合。
スコアや派手なプレーは、決め手になりません。見ていたのは、もっと別のところでした。ミスをしたあと、何を言うか。負けたラウンドで、声が出るか。修正しようとするか、それとも黙るか。気持ちでは絶対に負けないか。

「強いかどうか」ではなく、
このチームとして、勝てるかどうか。

その一点だけが、判断基準でした。

トライアウトで選ばれた6名の選手

最終的に選ばれたのは、6名。3年生3名、1年生3名の経験を知る者と、これからを背負う者。
ふたつの時間が、ひとつのチームになりました。
マップごとにメンバーを入れ替えながら戦う、柔軟な編成です。

akiko(3年生)
イニシエーターとして索敵と判断を担い、チームに落ち着きをもたらします。

papiko(3年生)
コントローラー。一番考え、一番最後に強い。クラッチで流れを変える存在です。

syarto(3年生)
フレックスとして、フィジカルだけでなくラークやサブコールで試合を動かします。

Stay(1年生)
メインデュエリスト。エイムの強さ以上に、チームの中心に立つ覚悟を背負っています。

KV(1年生)
別チームから加入した存在。マクロを理解し、コールでチームを支えるプレイヤーです。

yus(1年生)
センチネル/ヴァイパー。最も安定感のあるプレイヤーです。

Image (35).jpg

別チームから参加したKV選手の可能性

KVは、強い憧れを語るタイプではありません。
加入前から「ここでやりたい」と言葉にしていたわけでもなかったそうです。
それでも、チームに合流して間もなく、彼はこう感じたといいます。

「これ、やれるな」

理由は、単純でした。
「プレイの話ができる。考えが共有できる。勝つための会話が、自然に交わされている。」
フィジカルだけではない。試合の流れを読み、言葉で整理し、次に進むことができると。
KVはこのチームに、戦える手応えを感じました。

以前に、KVに密着した記事はこちら

失われたものも、確かにある

新体制は、前に進むための選択です。
同時に、別れでもありました。これまで共に戦ってきた仲間が、チームを離れました。
3年生を5枠にする構想もありました。それでも、最終的に選ばれたのは別の形でした。

仲がいいから。一緒にやってきたから。
そうした理由よりも、勝つためにどうするかが優先されました。簡単な判断ではありません。
けれど、曖昧なままでは前に進めなかったのです。

予選でぶつかった壁と予選結果

トライアウトを抜け、ジェンスクアカデミーカップの予選に進んだ新体制のQueimarは、たくさんの壁にぶつかりました。
細かいミス。
ラインのズレ。
コールの遅れ。

これまでなら飲み込んでいた言葉を、言わなければ前に進めない場面が増えていきました。
空気が張り詰めることもありましたが、誰も黙りませんでした。

その積み重ねの先で、1回戦:駒澤大学に勝利、2回戦:近畿大学に勝利、3回戦:大阪電気通信大学に惜敗。
ただ、LOWERファイナルマッチでQueimarは、オフライン大会への出場を決めました。
舞台は大阪。まず立ちはだかるのは、
同じルネサンス高校グループで、全国大会でも結果を残してきたルネサンス大阪高等学校です。
そして、決勝に進めば、予選で一度敗れた大阪電気通信大学との再戦が待っています。

新しいチームの強さと目標

Stayは言います。
「堅実な相手に対して、堂々とプレイできる」
KVは、こう言います。
「ちゃんと考えてる人が多い」

派手ではありません。完璧でもありません。それでも、ミスをしても戻ってこられる。修正できる場所がある。
それが、このチームの強さです。
オフライン大会の目標の話になると、答えは自然と揃いました。

「優勝」
ルネサンス大阪高等学校に勝利し、大阪電気通信大学にリベンジする」

冗談も混じります。
「papikoがキャリーする」
「大阪巡りしたい」
「おれら鬼滅の刃みたいだよな」
けれど、その言葉は軽くありませんでした。

Queimarという名前

最後に、チーム名の話をしておきたいと思います。

「ケイマー」の語源は Queimar
意味は、燃やす
最初から大きな炎だったわけではありません。
ここに集まったのは、形も役割も違う、小さな火でした。

索敵で道を照らす火。
頭で流れを読む火。
フィジカルで切り込む火。
前に出る覚悟を背負った火。
安定して場を支える火。
新しい風を起こす火。

衝突もありました。揺れた火もありました。消えかけた瞬間も、確かにありました。
それでも、向き合うことをやめなかった。
そして今、6つの火が重なり、ひとつの炎になろうとしています。

魂を燃やしてきた戦いは、次の舞台へ。
向かう先は、大阪。

Queimar。
燃やすという名を背負ったこのチームが、大阪の舞台で、全力で戦います。

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【​大阪府が主催する初のeスポーツイベント】
2026年1月30日(金)~2月1日(日)@グランフロント大阪・グラングリーン大阪 Osaka GeN Scramble(ジェンスク)
ジェンスクアカデミーカップ with UeSK
■試合日:2026年1月31日(土)
■配信先 :https://www.youtube.com/@oeggosaka
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この記事は、生徒が大会に挑んでいく様子を追いかける継続記事です。

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