「卵の立つ日」と卵のゆで方
2016年06月01日
「卵の立つ日」と卵のゆで方
中谷宇吉郎のエッセイに「立春の卵」という一編があり、現在は青空文庫(著作権が切れたために電子書籍化して無料でみられる一連の作品)として読むことができます。
この中では新聞に取り上げられた卵が立つ現象について書いてあります。
今日の授業では生徒向けにルビを振って生徒に交代で読んでもらい、本当に卵は立つのか考えてもらいました。
その後卵を実際にたててみました。
その後、30倍に拡大できる顕微鏡(ライトスコープ)で卵の殻の凹凸を実際にみてもらいました。
「たまご肌っていうけど、みてみるとボコボコしている」と生徒。
最後に、温泉卵と半熟卵について温度と時間の仕組みについて解説して実際に
生徒自身が、温度と時間を決めてゆで卵を作ってもらうつもりでしたが、
水の入ったビーカーが割れてヒビが入ってしまい、今日はおしまいにしました。
予備のビーカーを買っておけばよかったなぁ。
なお、中谷宇吉郎はエッセイの中で卵が立つことをきっかけに、人類はまだまだ気が付かないことがたくさんあるということで結んでいました。
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