タンポポのはなし
2017年04月11日
タンポポのはなし
最近買った『日本人なら知っておきたい四季の植物』(湯浅浩史)を読んで知ったことですが,在来種と外来種のタンポポとの違いです。在来のタンポポは基本的には春にしか花が咲かないが,外来種のタンポポは花期が長く秋まで咲くそうです。また,在来のタンポポは虫媒花(虫が花粉を運ぶ)ですが,外来種は虫媒によらない無融合生殖でもタネができるということです。無融合生殖というのは難しい言葉ですが,要するに花粉がめしべにつかなくてもタネができるということです。これは,子孫を増やすのに好都合です。セイヨウタンポポといった外来種が勢力をのばすことができたのは,こういう理由があったのです。
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