『科学的とはどういうことか』
ルネサンス大阪高等学校
『科学的とはどういうことか』
2015-02-06
茂木先生の書かれたブログ「たまごを立てる」の実験のネタ本は,
『科学的とはどういうことか』(板倉聖宣著 仮説社)です。
この本には,科学随筆家として有名な中谷宇吉郎さんのたまごが立つ理由が紹介されています。
「つるつるに見える卵のからにも,じつは波打つような凹凸があって,
その3ヶ所以上のでっぱったところが脚のようになって卵をささえるのだ」
と書かれています。
また,著者の板倉さんは,次のように書かれています。
「たまごなんか立つはずがない」と思うこと,それをひっくり返すことが一つの大きな発見を生みだします。
そういう発見をするのはどういう人でしょうか。
「自分はどうもものわかりが悪くて」と思っている人の方が,向いているのではないか。
「みんなが何と思おうと,自分で納得しないと,どうも先へすすめない」というような人のほうが,こういう新発見には適しているというわけです。
新しいことを思いついたらそれをやってみる。
しかもすぐにはあきらめないだけのねばりが必要だ,ということになります。
この本は,ルネサンス大阪高校の図書室にも入っています。
興味のあるひとは,一度手に取ってみてください。


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