心も「小春日和」 / 犬塚名誉校長より
ルネサンス高等学校
心も「小春日和」 / 犬塚名誉校長より
2015-11-05
「こはるびより」――ふわっとやさしい味のお菓子の名前のような,今日はあたたかな日でした。
こんなときは,山口百恵の「秋桜」(さだまさし/作詞・作曲)を口ずさみたくなります。
――「♪うす紅の秋桜(コスモス)が秋の日の/何気ない陽だまりに揺れている/縁側でアルバムを開いては/私の幼い日の思い出を/何度も同じ話くり返す/独り言みたいに小さな声で/こんな小春日和の穏やかな日は貴方の優しさがしみてくる/明日嫁ぐ私に苦労はしても/笑い話に時が変えるよ/心配いらないと笑った」
4年前の秋,開校記念に植えた「四季桜」は,たちも大きくなって今,満開です。
秋のやわらかな陽ざしの中で,念願だった学校の運動場の整備をしました。子どもたちが走り回っていれば,運動場は自然に茶色の土の状態で維持されるけれども,ほとんど使わないので土の表面がカビなどの菌類でおおわれて,運動場一面が黒ずんでいます。
そんな運動場の状態を何とかしたいと思いながらも,そのままでした。「忙しさにまぎれて」というのは言い訳になりますが,大きな理由の一つが,校庭と運動場が「階段」でつながっていて自動車が入れないことでした。
でも,気になります。急な階段でも,耕運機ならなんとか運動場に入れるだろう。家から耕運機を運んで,実験です。使わなくなったスチールの本棚の板を外して,その上にコンクリートのブロックを乗せて重しを加え,それを耕運機で引っ張ることにしました。
バッチリ,成功です!
運動場が「土色」によみがえりました。心も「小春日和」です。
2015.11.4 ルネサンス豊田高等学校


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