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モルゲンロート
ルネサンス大阪高等学校
モルゲンロート
2016-10-18
先週,北アルプスの北穂高岳に登りました。
午前6時ごろ,写真のような朝焼けの穂高連峰を見ることができました。
これは「モルゲンロート」と言います。
とても神秘的な現象です。
モルゲンロートとは,モルゲン(Morgen)が「朝」,ロート(rot)が「赤い」というそれぞれの意味を持ちます。
その二つの意味を掛け合わせてモルゲンロート=「朝焼け」という意味になります。
さて,この現象は,『望遠鏡で見た星空の大発見』(ガリレオ・ガリレイ 原著(1610年) 板倉聖宣 訳)の18ペにも書かれています。
次のような文章です。
(ここから引用)
地球のうえでも,日の出のときにこれと同じような光景が見られます。
日の出どきには,「谷をとり囲んでいる山々の,太陽にむかいあった斜面」には,
まぶしいほど明るく陽が射すのに,それらの山にかこまれた谷間には,なかなか陽が射しません。
そして,「地球の上の谷あいの影」は,太陽がのぼるにつれて,その大きさがだんだんと小さくなってゆきます。
これと同じように,月の上のあばたも,太陽にてらされる部分がだんだんと広くなっていくにつれて,その暗さを失っていくのです」
(ここまで引用)
ガリレオは,この地球上の現象から月の表面も地球と同じように凹凸があることを証拠としてあげています。


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