通信制高校ルネサンス高等学校

新任教師の爽やかさ ― 卒業生訪問 (犬塚清和校長)

ルネサンス豊田高等学校

新任教師の爽やかさ ― 卒業生訪問 (犬塚清和校長)


小学校も中学校も,そして高校でも途中から不登校に陥ってしまい,ルネ豊田高校に編入。「小学校の教師になりたい」と学校推薦で大学に入学して4年。教員採用試験に合格して,今年4月から下関市の小学校で3年生の担任をしている福田真也君。

 2年前,大学3年生のときに「たのしい授業講座」で彼と再会。〈自分はこれがしたい〉と決めて,その目的のために動いている彼の姿がうれしかった。「先生になったら,ぼくの教室に校長先生を呼びたい」といった彼だが,世の中は思うようになるものでもないと期待しないでいた。ところが,彼の知り合いで同じ山口県で中学校の教師をしている池田基博さんが,「犬塚先生を呼んで福田君の授業を見る会をやろう」ということになり,数日前の金曜日にそれが実現したのです。

 閉鎖的な学校が多い中,〈新任の先生の教室によその学校の先生たちが見に来る〉という企画をよしとする校長先生ほかこの学校の先生たちの度量の大きさに感心したぼくです。この会には山口県内外から40人ほどの先生たちが参加しました。3年生の福田学級の元気な子どもたちに四苦八苦しているでしょうが,その雰囲気は微塵も感じさせない爽やかな姿で理科の授業をする福田君でした。

 彼とその教室の子どもたちが醸し出すみずみずしい空気に包まれ,参観している先生たちの笑顔が,またしっとりとした美しさをぼくに感じさせてくれました。こういう青年がいれば,こういう子どもたちがいれば日本は大丈夫! 

小田和正の「♪自信なくさないで 少し戻るだけ 君をなくさないで きっと大丈夫...」と口ずさみながら小学校を後にました。(2017.12.12


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