グランドで地鎮祭
ルネサンス高等学校
グランドで地鎮祭
2018-09-13
今日はルネ高のグランドで地鎮祭がありました。
ルネ高のある茨城県大子町浅川というところには、
「浅川のささら」という、あの水戸黄門さまもご覧になって大変喜んだという伝統芸能の獅子舞があります。
浅川にある熊野神社と真弓神社の祭礼のときにに奉納される舞で、20年毎に行われるというとても珍しいものです。
2年前の2016年3月にその披露があったばかりでしたので、今度行われるのは2036年...18年後です。
で、
そのような両神社の祭礼用の山車(だし)をしまっておく格納庫用の場所を、
地域への協力・貢献の一環として、グランドの一部ですが提供したというわけです。
↑ 準備が整いました。
↑ は、「鍬(くわ)入れの儀」に使うものですね。
これで、右手前の盛り砂したところを
「えいっ、えいっ、えいっ!」
といって、最後の掛け声とともに、軽く掘り返すような格好をします。
これは気合のための掛け声ではなく
「栄 、栄、 栄」の意味があるそうです。
神主さんも正装して、いよいよスタートです。
式次第は以下の通り。
0、 開式の辞・・・地鎮祭の開始を告げます。
1、 修跋の儀(しゅばつのぎ)・・・お祓いをして参列者やお供え物を清めます。
2、 降神の儀(こうしんのぎ)・・・神様をお迎えします。神主が「オオオ~」と言います。
3、 献饌 (けんせん)・・・お酒と水の器の蓋を取り、神様にお供え物を差し上げます。
4、 祝詞奏上(のりとそうじょう)・・・神様に奉告、工事の安全・家の繁栄の祈願をします。
5、 清祓い(きよはらい)・・・四方祓い、切麻散米(きりぬささんまい)とも。
四隅と中央に切麻をまき土地を清めます。
6、 地鎮の儀(じちんのぎ)・・・刈初めの儀(設計者が鎌で忌み砂の草を刈る)、
穿初めの儀(施主が鍬で砂を起こす)、土均し(施工者が鋤で砂を均す)、
鎮物埋納の儀(鎮め物を納める)
7、 玉串奉奠(たまぐしほうてん)・・・神様に玉串を奉り拝礼、祈願。
8、 撤饌(てっせん)・・・お酒と水の器の蓋をして、神様へのお供え物をお下げします。
9、 昇神の儀(しょうじんのぎ)・・・神様にお帰りいただきます。神主が「オオオ~」
10、閉式の辞(へいしきのじ)・・・地鎮祭の終了を告げます。
11、神酒拝戴(しんしゅはいたい)=直会・・・神様にお供えした神酒等の御下がりを食します。
以上です。
1時間弱で盛りだくさん。
↑ は、5の「清祓い」の切麻散米されたところです。
<切麻散米>は、<キリヌササンマイ> と読み、<切麻>とは麻や紙を細かく切ったもの。
その切麻に塩と米を混ぜたものをを四方に撒いて清めるというもの。
...とのことです。
ルネサンス高校もお祝いの品を奉献しました。
無事終了。
着工まではしばらく時間がかかるとのことで、
その間は、
忌竹(いみたけ)を立てて注連縄(しめなわ)を張り巡らした「ゆにわ(斎庭)」と
その結界(けっかい)の中に置かれている神籬(ひもろぎ:榊に紙垂を付けたもの)はそのままにしておくとのことです。
9月~10月にスクーリングで来られる生徒さんは見られるかもです。
...注連縄 ...心惹かれるのは私だけでしょうか。w


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