SDGsの授業を始めました【ルネサンス高校通学コース】
ルネサンス高等学校
SDGsの授業を始めました【ルネサンス高校通学コース】
2021-05-10
新宿代々木キャンパスもずいぶん暑くなってきました。
通学スタンダードコースの2021年度は、SDGsについて学ぶ授業を実施しています。
通学では継続的に生徒が通ってきてくれるため、5月からは
「世界一大きな授業」の後継である「SDGs4教育キャンペーン2021」
を連続的に実施することにしました。
世界一大きな授業は、毎年教材を提供していて教育に関する権利や意見を日本政府に届けることができるという、興味深い内容です。
授業を通じて政府に間接的に意見を伝えることの大切さと、投票の大事さなども学ぶことができると考えています。
今年から、ルネ高でも通学コースでこの教材を取り寄せて授業を実施することにしました。
新型コロナウイルスの感染症予防もあり、授業実施回数もそれほどたくさんはとれないのが残念ですが、生徒たちがそれぞれの意見の違う部分をすりあわせながら議論をしてくれました。
SDGs4「教育」を最初に取り扱う事にしたものの以下のようなことを考えていました。
『質の高い教育をみんなに』という目標がある、といった知識を教える授業にはしたくないということ。
これは理想ではなく、それこそ「持続可能な状態で2030年までに実現できなければいけない」というものです。
今日は、2021年キャンペーンの前に準備として「違いの違い」という活動に取り組んでもらいました。今日の生徒の感想は、「理想的には教育は平等であるべきだけれど、現実的には難しいのではないか」「個人ではなく国の問題(戦争など)で教育を受けられない状態なのは仕方がないのではないか」といった意見も相次ぎました。
こうした生徒たちに、識字率が低く、経済的にも困難な国で学んでいった人たちについて伝えていったとき、彼らの意見がどう変わるか楽しみです。


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