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ルネ高の理科の先生の書展に行って来た。
ルネサンス高等学校
ルネ高の理科の先生の書展に行って来た。
2021-10-01
台風16号で、あいにくのお天気の10月1日
神永渓山の雅号をお持ちになるルネ高の理科の神永利一先生の書展が今日からということで伺ってきました。
開催期間と会場は、こちらの9/15日のブログを。
まずは1作目
「風」
...剽軽というか軽妙洒脱というか
「肩肘張らずに楽な気持ちで観てくださいねっ」とおっしゃっているかのような
なんとも味わい深い作品がお出迎えです。
(書については当方はド素人ですので、以下の解釈等の失礼につきましては何卒ご勘弁を (^^; )
...先生と奥様がいらっしゃったので、挨拶をして、早速拝観。
次は、エントランス脇の「美」という作品。
この茜色?の台紙は奥様が選ばれたとのこと。
...素敵です。
!!!
おっといきなり、谷川俊太郎さんのデビュー作「二十億光年の孤独」!!
二十億光年の孤独 谷川俊太郎
人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする
火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或いは ネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ
万有引力とは
ひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である
二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした
* * * * * * *
好きな詩人なので暫く鑑賞してたら、
先生がいらして後ろからぼそりと、
「谷川さんのデビュー当時は宇宙は20億光年しかなかったのかなぁ... 」と。
...さすが理科の先生ww
左から「玄風」「五風十雨」「谷神」
真ん中の作品が
(きっと)奥深い言葉なのだろうけど
カワイイ。
「満員バス乗ってしまえばもう押すな」
むむっ、
先生が所属なされている仮説実験授業研究会
その創設者の板倉聖宣先生のお言葉ではありませんか !
「化学が好きになる!仮説実験授業「たべものとイオン」前半」、「化学が好きになる!仮説実験授業「たべものとイオン」後半」
「どっちに転んでもしめた」
...またまた板倉先生の『発想法かるた』の言葉
書にするとまたいいものです。
「玄中玄」...真実は目に見えないところにある。
...サンテグジュペリを思い出しました。
素敵な作品。気に入りました。
「雲遊」...一瞬で好きになった作品。
「衣食足れば他人の笑顔」...
...
「笑顔」
大変お世話になった、先生と同じ仮説実験授業研究会の
「花舞」「守破離」
「子」 ...漢字の原点を想う。
「創造 まねの限界が独自性」 ...まさにこれも守破離やな。
先生が来館者に説明なさっています。
...こちらも板倉先生のユーモラスなお言葉。
素敵な言葉です。
左から「馬鹿の大足 間抜けの小足 丁度いいのは俺のあし」「玄風」
...神永渓山先生は「玄」がお好きなのかも。
奥手は「聞くは一生の恥 きかぬは永遠の謎 こっそり知ろう常識は」
もぉ板倉ワールド炸裂です。ww
「ビリっかす 向きを変えれば先頭に」 ...実に深いお言葉。
「生生流転」「三春群卉盛」「淡如雲」
淡きこと雲の如し ...いいなぁ。
「原子地球 原子は小さすぎて見えず 地球は大きすぎて見えません」
...これを作品にするなんて、いかにも仮説の先生らしいなぁ。
"芸に遊ぶ"(奥様談)渓山先生をパチリ。
「二十億光年の孤独」をもう一度鑑賞して、帰る。
※今回の作品の一覧はこちらです。


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