チリメンモンスターで背骨のある動物、ない動物
ルネサンス高等学校
チリメンモンスターで背骨のある動物、ない動物
2016-06-29
前々回の授業で、煮干しの解剖をやったとき、「もっと色々やってみたい」という生徒からの声があり、
以前から気になっていた「チリメンモンスター」の授業を行うことにしました。
チリメンモンスターについては、チリメンに混じる様々な海の生き物のことで、きしわだ自然友の会の方がはじめた学習案です。
今回は仮説実験授業ということで、「背骨のある動物とない動物の」の授業を先にやって、背骨があるもの、ないもの、つまり脊椎動物について学んでもらって実施しました。
チリメンに混じる海の生き物は、ふつう出荷するときに選り分けられて出荷時にはいなくなってしまうそうですが、
株式会社カネ上 http://www.kanejo.com/ のHPより、そうした選り分けされていないチリメンモンスターを売ってくれます。
半分生のような状態で届くので、ギリギリ昨日の夜に届けてもらい、今日の実施となりました。
さっそく生徒たちがシラス(カタクチイワシの幼生)以外のチリモンを見つけてくれました。
これは魚類ではありますが、何かは結局不明...
次のチリモンは、タツノオトシゴ。とてもきれいでした。
小さなカニもいて、顕微鏡でのぞいてみました。
たくさんのチリモンを集めて、図鑑のようにまとめてみました。
(もともとは、たくさん中央に置いて分けてもらっていたのですが、最後に代表的な1つだけのチリモンを配置してみました)
自分が想像していたよりも、ずっと多くの生き物が混ざっていました。
それぞれの生き物は、脊椎動物と無脊椎動物に分けることができ、無脊椎動物は軟体動物や甲殻類に分けることができました。
Web上の図鑑やパンフレットをみながら、名前のわかった生き物が増えたことが面白い授業でした。
デジタルパンフレット
学校案内パンフレットを今すぐWebでチェック!