通信制高校ルネサンス高等学校

教員向け「エピペン講習」行いました!

ルネサンス高等学校

教員向け「エピペン講習」行いました!


養護教諭の高津戸先生のはからいで

前年度の「応急手当講習」に引き続き

JAEA(ジャイア)日本災害救護推進協議会の石津先生をお招きして

先日 先生たちのための「エピペン講習」が実施されました。

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エピペンとは、ハチに刺されたときや食物アレルギーによって、アナフィラキシー(全身的なアレルギー反応)を引き起こしたときに、

医師の治療を受けるまでの間、アナフィラキシーの症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤です。

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エピペンの針の長さは、小児用が1.3㎝・大人用が1.5cm

針の太さは、服の上からも注射ができるようにしているからでしょうか、22G(外径約0.72mm)でかなり太いとのことです。


因みに、エピペンという名称は、エピネフリン液の入った筆記具のペンの形の自動注射器の意味だそうです。

※ エピネフリンとは、アドレナリンとも呼ばれ、副腎髄質(ふくじんずいしつ)という器官から分泌されるホルモンで、分泌されると心拍数や血圧が上がり、血糖値が上昇し、瞳孔が拡大します。これらの作用は、身体を戦闘や逃走に備えるためのもので、スポーツ競技の際に摂取するとドーピングとされる物質でもあるとのことです。


先生がお手本を見せてくれています。

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アナフィラキシーの徴候や症状がみられたら、直ちにエピペン注射です。

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1. エピペンを太ももの前外側に垂直になるようにします。

 注射時に投与部位が動くと注射部位を損傷したり、針が曲がって抜けなくなったりするおそれがあるので、

 投与部位と手ををしっかり押さえるなど注意しなければならないとのことです。

2. オレンジ色のニードルカバーの先端を「カチッ」と音がするまで強く押し続けます。

3. 太ももに押し付けたまま5秒間待った後、エピペンを抜き取り10秒ほど軽く注射したところをマッサージします。

4. 注射を完了した時刻を記録し、すぐに医師のところに搬送です。

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講習ですので針のない練習用のエピペンで。

もちろん針は入っていないのですが、ちょっとヒビってしまったのは私だけだったのでしょうか。(^^ゞ

でもでも、

「命をつなぐための」とても大切な緊急時の講習でした。



食物アレルギー緊急時対応マニュアル(pdf.)

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